なぜにこんな山の中?

そもそも、なぜ田舎暮らしを始めようと思ったのか?そのあたりからボチボチ説明してまいりましょう・・・。2001 年6月某日 たまさんは妻のともさんと一緒に、ともさんのお母さん(以下「おかん」)のお宅へとお邪魔しました。ともさんの出身は静岡県の藤枝市。おかんは藤枝に住んでますが、最近引越しをしたばかり。それではと新居にお邪魔したわけです。その新居というのが、夏になれば蛍が飛び、沢蟹や魚が住んでいるという清流沿いにあったのです!しかも藤枝の中心部から、車で15分ほど!なんて理想的な環境なんだ!と、たまさんとともさんは感動しました。近くには農園が借りてあり、自家製野菜が採れます。またミニ牧場まであり、豚や鶏、果てはボニーまでいるんです!こんな自然に囲まれた暮らしがしたい・・・漠然と二人は考えました・・・。2001年8月某日 この年のインターハイは熊本で行われ、サッカー競技にはともさんの母校、藤枝東高校が出場。これは応援に行かねばと会場に駆けつける毎日(おかげさまで準優勝でした)。たまたまバスケ漫画「スラムダンク」にはまっていた時でもあり、ついでにバスケット競技も見に行ったんですね。この会場の近くに湧水公園があり、暑さをしのぐつもりで行ったところ、そのこんこんと湧き出でる水の美味しさにノックアウト!いや、なんて美味しいんだろう、水だけで幸せな気持ちになれるだなんて・・・。この日から、二人の湧水めぐりの週末がスタートしました。熊本は名水が多く、全国名水百選に選ばれるような美味しい水源が多いんですよ。

山猫軒日誌スタート!

こんにちは、たまさんです。これから、山猫軒完成までの日誌を書きたいと思ってます。連載期間は2年になるか?3年になるか?(^^;; 山猫軒って何?宮沢賢治の「注文の多い料理店」に出てくるあれですが(^^)。私たちの「山猫軒」とは、私たち夫婦が阿蘇郡久木野村に山林を購入し、土地の整地から建物の建築まで極力自分たちの手で行い、喫茶店を経営する夢を描いた、そのお店の名前を「山猫軒」と名付けたのです。猫好きで猫を飼っている事、山林を切り開いた山奥にぽつんと出来る予定なことなどから、この名前にしました。ではでは、期待せずに気長にご覧下さい・・・(^^;;

南阿蘇に自分たちで建てた家で、カフェを始めました。