「山猫軒日誌」カテゴリーアーカイブ

日々の雑感。戯れ言の垂れ流し。

地震

すでに皆様も報道などでご存じのとおり、本日午前11時前頃、九州北部地方で地震がありました。福岡市などでは震度6弱。玄界島はもっと凄そうな様子でした。被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。私の住んでいる熊本市は、震度4。それでも結構怖いモノがありました。30秒間くらい揺れていたし。夫婦共々楽器(ホルン)を吹いているので、防音室を設置しているのですが、防音室は練習時しか使用しないため、通常は楽器を出しっぱなしにしてあります。その楽器の横にはCDラックがあって、中にはCD1000枚ほどが収納されています。これが倒れてきた日には高価な(合計約250万円!)楽器がお釈迦!と恐怖感が襲いましたが、なんとか崩れてくることもなく、楽器もCDも、もちろん我々人間も無事でした。ひとまず安心でしたが、九州でこんな大きな地震が起きることは稀(回数は結構あったりするけど、震度は2程度が殆ど)なことですので、最近の異常気象と合わせて不安になりますね。阿蘇山は噴火しないやろうなぁ・・・。ちなみに、阪神大震災を経験した(震源からは結構離れた堺で遭遇しているので、それほどの被害はなかったもよう)嫁さんは、震度4程度には動じなかったようです・・・。

住宅展示場

うちのすぐそばに、最近開発された「光の森」という新興住宅地があります。大型ショッピングモールや飲食店、シネコンなど多数進出しており、『いかにも』な住宅地ですが、便利なことはこの上なく、我々も買い物や映画鑑賞などによく利用しております。住もうという気は全然起こりませんけどね。さて、そこに設置されている住宅展示場。普通よくある展示場と違い、実際に分譲する建物を事前公開する形で行われている展示場です。展示期間終了後には、施主に引き渡されるわけ。身の丈に合った程良いクラスの建物は、ゴージャスな『展示のための展示場』よりも参考になります。その展示場の第三期オープンだったので、記念品目当てに新居建設の参考にと行ってまいりました。実際の施主さんが発注した建物ですから、広さも作りも建材のグレードも、とんでもないモノはありません。ごく普通でした。そこで感じたこと。最近『木の家』が流行で、雑誌なんかもそれ一色ですが、実際はやはりコストの関係からか、いわゆる『新建材』を使った家が多いと言うこと。地場メーカー。床は黒いPタイル、壁は真っ白なビニールクロス。モダンなコントラストの家も、歩いていると足は痛くなるし(そのせいか、執拗にスリッパ履くことを勧められた)、冷たい印象です。高級感を求めた結果なのでしょうが、でもやっぱり大理石や御影石とは質感も違うし、塗り壁に比べるとシックハウスが心配。確かに格好良いモダンなおうちでしたけどね・・・。2800万円だとか。大手メーカー。スキップフロアが素敵で、床暖房で暖かい家。だけれど、なんか落ち着かない・・・。合板の床、収納の中も合板。これもまた、暖かみを感じさせる素材が少ない。作りは格好良かったんですけれど。いつも見ていたこのメーカーの別の展示場とは、素材感が全く違ってしまった。1軒だけ、地場工務店でなかなか良いなと思える家がありましたが、そこはやはり割り切った建材の選び方が低コストに繋がっているようでした。フローリングは無垢のメープルでしたが、これがCグレードあたりの木目がそろっていないモノ。でも質感は全く問題はなく、逆に見た目の変化があって面白い。Aグレードの下手したら『のっぺり』としたメープルよりも面白くて、かつ大幅に安く上がりそう。塗装も自然素材のワックス使用。階段はラワン合板で安価に作ってあり、でも建具には良い物を使用。断熱もアイシネン。これで建物の価格は、42坪で2100万円だとか。なかなかまじめで、かつ良い作りでした。これらに比べて我が家ですが、上棟までの外注費とその後の材料費だけで、すでに1500万はかかりそう。単純に坪数で割って、35万くらいとなってます。ハーフビルドだから、かなりの部分の大工さんへの賃金をカットした状態でですよ。ちょっと良い材料を採用すると、これくらいに跳ね上がっちゃいます。最近テレビCMなどでよく言っている、「坪23万円から」とかいうの、いったいどうなってるんでしょうね?一体どんな材料を使ってるんだろ?どんな構造材なんだろ?もちろん、実際に坪23万円では建たないらしいけど。いや、家というモノは実に不思議な商品ですね。

グリーンピア南阿蘇の今後

グリーンピア事業廃止に伴う、5月末でのグリーンピア南阿蘇閉鎖のニュースに以前ふれましたが、久木野村は施設の土地・建物すべての購入に踏み切る方針を固めたそうです。これで山猫軒の隣に、広大なゴーストタウンが出現することは避けられそうです(^-^)。財政も楽ではなく、また町村合併もあって大変なこの時期における久木野村の英断には、心から拍手を送りたいと思います。パチパチパチ!

タラの木移植

演奏会も27日に終わり、ようやくゆっくりとしたペースが戻ってきました。春と言えば芽吹きの季節。今年は敷地内とその周辺に生えた「タラの芽」を採取し楽しませてもらいました。さてそのタラの木ですが、実は敷地内にはほとんど無い。というのは、造成時や草刈り時にタラの木とは知らず、伐採してしまったからなのです。いや無知だった。だがまだ隣の土地(同じ地主さんで、現在販売中)には沢山自生しているので、恩恵に預かることが出来ました。でもこの隣の土地に生えている分も、買い手が決まって造成に入れば刈られる運命。それはもったいないし可愛そうと言うことで(勝手な理由ですが)、移植をすることにしました(^^;;。スコップで根の周りを掘り返してみると、タラの木の根は以外と立派なものなんですね。太くて横方向に大きく広がり、なかなか掘り返しにくい。しかもご存じのようにトゲトゲのある木ですから、結構苦労しながら8本ほど移植しました。自分の土地の境界線沿いに、植え込み代わりのように植えておきました。さて、ちゃんと根付いてくれるでしょうか?さて翌朝の話。藪の中で格闘したせいか、起きたら左目の下が大きく腫れ上がってました。何かに被れたよう。タラの棘が刺さった左手の甲も痛いし、やはり山仕事はなめてかかってはいけませんね・・・。そうそう。話題の「白装束の集団」とか報道されている団体、ドームハウスを教団の建物として使用しているんだよね。いやだよな~、こんな時期にドームハウス建てたら、教団と勘違いされそう・・・。