先日電気屋さんが来てくれて配線の変更が完了したので、いよいよダイニングキッチン部分の残りの壁を仕上げています。写真はDKと洗面所の間仕切り壁。ここの部分のアンテナ線引き回しが必要だったため、取りかかれなかったんです。テレビやミニコンポ、はたまた電子レンジや炊飯ジャーのコンセントが来るため、たくさん穴開け加工が必要です。そういうケーブルが沢山出ているところは鏝塗りしにくくて、あまり好きではないのですが・・・。先日器季屋さんで体験した塗り壁講習会で、講師のMさんから色々教わったせいか、以前よりはかなり上手く塗れるようになった気がしました(ムラに見えるのは乾く途中なためです)。塗りの厚みをより感じられるようになったんです。指導されたのは鏝の持ち方と、鏝と壁の面との角度だったんですけど・・・凄く参考になりました。日曜日には仕上げ塗りするつもり。でないと、置けないので見られないんです!テレビ!(笑)。キッチン周りの壁で残っていたところも仕上げました。下地にケイカル板を張ってから、仕上げとしてキッチンボードを貼りました。このキッチンボード、とてもマットな表面仕上げで、周りの珪藻土しっくい風仕上げと違和感なく収まってくれました。サイズも3×6で使いやすく購入しやすい。他社のキッチンボードは、やたらサイズが大きかったりデザインが派手だったりしますので。あとはコーキングして完了です。ただ、出窓となっているため、柱の奥側にも一部貼ったのですが、これはイマイチだったかなぁ・・・。
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写真撮影
キッチン屋さんから申し出があり、キッチンの撮影をすることになりました。本来でしたら納品時に撮影するのでしょうが、なんせセルフビルドのこちらとしては周りも完成していないし撮影はちょっと・・・と先送りにしておりました。でもやはりどうしても実績として紹介したいらしく、「壁はやっぱりまだ完成してないですよ・・・」とお断りをしてから撮影と相成りました(^^;;。プロのカメラマンさんがやってきて、1時間程撮影。写真のように、陽が差し込むとコントラストつきすぎるため、適宜曇り待ちを入れながらの撮影でした。おかげさんで、いつも散らかっているキッチン周りが綺麗になる良い機会となりました(笑)が、どういう風に撮れたのでしょうねぇ。見てみたいなあ。あ、もちろん施工できていない壁はPhotoshopで珪藻土仕上げのように加工よろwww。ちなみにカメラマンさん、いたく薪ストーブに興味を持たれたようで、撮影してるとき以外はずっと質問攻めでした(^^)。
キッチン・外壁取付けつづき
キッチンは朝から再度業者さんが来訪して、取り付けの続きです。私は外壁取り付けの続き、嫁さんはキッチンの施工を見守る(監視するとも言う・・・)。キッチン、今日こそはスムーズに行くと思っていたのですが、とんでもありませんでした。結局6時前までかかりましたorz。やはりその間、福岡県の大川から来た、キッチンを製作した職人さん達は、働いた時間が30分程度。あとはK社長の独壇場です。つまりK社長、段取り&手際悪すぎ。せっかくデザイン力はある方なのに(事実、キッチンは素晴らしい出来です。細部の詰めが今ひとつ甘いところはあるけど・・・)、こんな施工をしていたら信用無くしますよ(^^;;。実際ウチの嫁さん、キレてました。お願いだからデザインだけに注力して、施工は人を雇って下さい。床に物はドカドカ落とすし・・・そういう人は現場に入っちゃいけないでしょう。床に凹み付きまくりですよ!(怒)。まったくもう、普通だったら返品 or 交換要求食らっても仕方ないと思うけどな~。写真は、その珍しく職人さんが施工している場面。竹の天板ピカピカです。キッチンの縁には立ち上がりがつけられましたが、これが良い質感です。立ち上がりなんて、そんな物よそでは見たこと無いなぁ?と思っていましたが、これは良いアイデアですね。6時までかかって終わったと書きましたが、結局、食器洗い機や水栓、ガスコンロ、外部フードなどは取付けてありません。K社長が取付けると言い張ったところを、時間はかかるだろうし取付け技術に不安いっぱいだったので、「各業者に任せましょう」と言ってストップをかけました。あー、疲れた。キッチンが難航している間、私は外壁を取付けていました。でもあまりの不安に、途中で作業をやめてキッチンを監視していましたが・・・。なので、出来たのはこの程度。外壁材の色にバラツキがあったので、どうなるかと思っていましたが、あまり問題はないようです。しかし・・・大きな問題発生。この部分は、上下に長さ2430の材と1820の材を継いであるのですが、この長さの違う材は、実は幅も微妙に違うことが判明。大体3mmくらいずつ違います。ということは、当然上と下で幅方向にずれが出てしまいます。写真では分かりにくいですが、窓の上の部分で1cm以上ずれてしまっています。いったいどういう品質管理じゃ~~!(怒)。やっぱり安い中国産の材料は、品質もそれなりなのか・・・orz。でも長さの違う材を継ぐ必要はどうしても出てくるので、これからは実の入れ込み具合で吸収するように、上下セットで取付けて行かないといけません。めんどくさ~・・・。
キッチン設置 その1
とうとうオーダーキッチンの設置です。家の方はまだキッチンを入れるのには早い!といった程度の進行状況なのですが、もともとの搬入予定は9月末でしたので、キッチン屋さんも支払いをいつまで遅らされると辛いだろうし、ということで。私たちは9時頃到着して、先に断熱材や防湿シートを準備。10時頃にキッチン部隊が到着しました。続いて、ガス屋さん、電気屋さん、水道屋さんと勢揃いです。久しぶりににぎやかな現場です。写真に写っているのは、キッチンの竹の天板。ピカピカの仕上がりですね。なんかチタン入りの塗装だとか。キッチンを設置する前に、まずはコンロの正面と右側の壁を施工せねばなりません。ここには不燃の下地をつけたあとに、ランダム仕上げを施したステンレス板を貼付けます。施工をするのは、K社長自身です。実はこれが大変時間がかかりました・・・当初は、今日壁を施工して明日キッチンの搬入を、と提案していたのですが、今日にひとまとめ。大丈夫かな~、時間かかるんじゃないかな~、来てくれている業者さんが暇なんじゃないかなあ~、と思っていたら、案の定。10時から始めて、壁が終わったのは午後4時でした。午前で終わると思っていたガス屋さんは、何も仕事をしないうちに午後の用事で帰らねばならないし、電気屋さんは他の仕事もちょこちょこしながら待っていたものの、水道屋さんは車でぼーっとしてました。時間(と日当)がもったいないって・・・。キッチン屋のK社長、どうも粗忽者です(^^;;。さらに粗忽だったのは、フードの取付け位置決め後に現物を合わせないままに金具の穴を開け、取付けてみたらその位置ではダメだった・・・必要のない穴が6つも空いてしまいました(T_T)。結局ちゃんとした位置に取付けたら1つしか穴は見えなくなったものの、ちゃんと確認してから進めればいいのに・・・(^_^;;。まあいいけどね。というのも、この壁については社長側のミスで随分と安く納入してもらっているので。これ以上文句を言うと可愛そうかなと(^^;;;。壁の仕上がりとしては、なかなかに魅力的です。ランダム仕上げは渋い上がりで、鏡面仕上げのようにピカピカではないので落ち着いた感じ。格好良いです。ステンレスにして良かったと思います。掃除も楽そうだしね。タイルの目地掃除は大変だから・・・。やっとキッチンの搬入です(汗)。K社長以外の皆さん、力が有り余ってました(笑)。まずは位置決めをし、配管の穴開けをします。というのも、このように下の空間がオープンな設計になっているからです。手前の足2本は加重を支えるためのものですが、奥に見える数本は加重を支えるとともに、水道やガスの配管を通すスペースとなっています。20cmほど空いているのですが、ちょうどネコたちが好んでくつろぎそうな高さとなっています(笑)。
キッチン設置 その2
真っ暗となって寒くなってきました。キッチンに引き出しが入っていきます。まな板収納やスパイス収納が両サイドに付いていますよ。金具はハーフェレ製のスライド金具ですので、途中まで閉めればスーッと自動で閉まります(^^)。扉の表面は、フィンランドバーチ材をほとんど素地のままで、クリアー塗装のみしてあるナチュラルな感じです。真ん中のスペースには、食器洗い機が入ります。引き続きこちらはアイランド部分。とはいっても、シンクもコンロも付かない、言ったらただのテーブル兼作業台ですけれど。下の引き出しには食器を入れる予定です。こちらのスライド金具は1つグレードが落ちるので、自動でスーッとは閉まりません(^^;;う~ん、ケチらなければ良かったかな。でもこれでも予算オーバーなので。これに天板が乗りますが、右側はオープンになっているので、椅子を置いて食卓テーブルとして使えます。全体はこんな感じ。今日は天板の設置まで行かなかったので、完成したらもっと違う感じになります。あとは天板の設置と、I型キッチン部分は水切りとして壁側に10cmの立ち上がり(これもステンレスランダム仕上げ)を取付け、コンロやシンク、水栓を取付けて完成となります。みなさん、遅くまでご苦労さまでした~。