今や下水道の無い田舎では設置が義務づけられている、合併処理浄化槽。結構な金銭負担となるため、設置のための補助金が出たりする地方公共団体も多いです。南阿蘇村の場合は、補助金ではなく、浄化槽の設置工事・維持管理を村が業者に委託して行う形で行われます。つまり設置した浄化槽は村の物。我々使用者は、設置時の分担金と月々の維持管理費を支払う形となります。その申し込みを行ってきました。場所は旧長陽村役場庁舎、現在南阿蘇村役場長陽支所にある、環境対策課。資料を頂き検討しますと、居住人員数からすると5人漕。家の規模からすると7人漕を選択することになるはず。でもゆくゆくのことも考えて、10人漕をチョイス。分担金は 200,000円。月々の支払額は5,250円。初回のみの法定検査料が9,800円とのことでした。とりあえず9月頃の設置をお願いしておきました。金額的なことを空楽K氏に相談してみると、メンテナンス料や検査料その他のランニングコストを月々におしなべて見ると、5人漕においてもやはり3,000円/月以上はかかるので、大きな槽を付ける分には結構お得ではないかと。壊れたときの交換費用や修理代も無償だし。ブロワーなんかは消耗品ですからね。
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井戸の業者と打ち合わせ
今日で年男になりました、たまさんです(^^;; あー白髪も目立つ年頃だ。さて、いよいよ一つの大きな作業であります、井戸工事の見積もりに入りました。3件ほどの業者さんを当たって、各々見積もりを出して頂く予定。まずは2件の業者さんに現地を見てもらい、お話を伺いました。井戸の話はまあそこそこの時間で終わるんですが、その後「ここの地形はこんな風に使うと面白い」「あそこに池を作ったらどうか」「この巨石は庭石に最適」とか、山菜の話「昔はタラの木は芽を食べると言うより皮を煎じて薬にしていた」「あそこに見える山に野草を摘みに行った」などと盛り上がりまくり。みなさんこんな田舎の広い土地を見ると、いろんな空想や思い出話が広がるようで。そうそう、またけしからんヤツが入ってきた模様で、(いちおう) 保管してある杉の切り株や伐採した材などを(まあ確かに捨ててあるようにしか見えないのだが)勝手に取っていったみたい。ご丁寧にチェーンソーまで持ち込んで、玉切りにして木の中の状態まで確認しているし。おいおい、泥棒やぞ!と頭に来たものの、まあ入りやすい状態にしていた自分も悪いので、「関係者以外立ち入り禁止」の札をぶら下げてきました。