今日は友人たちと弟に集まってもらい、外壁材の色塗りをしました。総勢12名。急に来てくれた人もいて賑やかに。でもこれくらい多い方が楽しいです!。来てくれた皆さん、どうもありがとうございました。
作業ですが、先日来防腐処理をして来たマンダリンシーダー材のサイディングに、墨を基本とした色を付けていきます。
まずは一度塗りとして、墨汁を水で1:2に薄めたものを刷毛塗りします。写真のように、真っ黒な仕上がり具合となります。
この墨汁を3倍に薄めるという方法は、喧々山房さんに教えて頂きました。どうもありがとうございました。
一度塗りがある程度出来たので、みんなでBBQの昼食とビール。もちろん、この昼食がメインです(笑)。急に増えた方の分、ちょっと量が少ないような気がしましたが、どうだったでしょうか?
昼食後は、屋根に登って記念撮影。ちょっとへっぴり腰の人もいる?もうちょいアップで記念撮影。
午後は二度塗り。今度は墨と水に、柿渋も加えます。墨:水:柿渋=1:1:1で、ここに着色料として弁柄を加えました。1.5Lに対して50gで、丁度好みの色が得られました。
紫のような、茶色のような、黒のような・・・見る角度によっても色合いが変わる、面白い色に出来たと思います。
弁柄の溶け具合によって、色にバラツキが出たりするのですが、それもまた味かと。
今日1日では、1800mmの材のすべては塗ることが出来ませんでした。まだ2400と3000の長さの材が、200本以上あります。防腐処理もまだだし、外壁材を貼れるまでには、まだ相当の時間がかかりそうですね。
本当に、手伝ってくれる友人たちには感謝しています。またお願いすることもあると思いますが、よろしくお願いします!。



破風のキシラデコール塗装は完了しました。北と東(ウチの場合、林があるのであまり日が当たらない)は3回塗り、日のよく当たる西と南は4回塗りしました。さすがにそれだけ塗り重ねると色も濃くなり、破風という一部分だけを塗装したにもかかわらず、はっきりと全体のイメージが変わったことが写真でも分かって頂けると思います。
2日間で、材料の大体半分近くを防腐処理出来ました。液が染み込むと、材はグレーや褐色に変化していきます(3枚目の写真一番右の板が部分的に塗ってあるので分かりやすいかも)。井桁に組んで乾かして、完全に一度乾燥してしまえば完了です。乾燥後、色づけをしていきます。実は大きな勘違いをしていました。防腐は材の両面をやるのに、私はすっかり片面の面積でのみ計算をしていて、半分を終えた時点でウッドロングエコが切れてしまって大騒ぎ!。よく考えれば、両面塗りだから倍の量必要なんですよね。早速追加注文しましたよ(汗)。それにしても、この材がやたらと吸収がよいらしく、ちょっと余計にウッドロングエコが必要となりそうです。ウッドロングエコ、結構高いんだよね・・・(^^;;。それでも、キシラデコールなんかよりは割安なんだけどねぇ。
色づけですが、こんな感じで色見本を作りました。塗りに使う材料ですが、墨汁(100円ショップダイソーで購入!)、柿渋、弁柄、そして水です。墨汁を柿渋と水で3倍に薄めたものは、思っていたよりも「真っ黒!」という感じだったので、弁柄を混ぜてみました。1.5リットルに対して50g混ぜてみたものが、矢印部分の色。良い感じなんで、これで行こうと思います。日本古来の素材による古色仕上げ、といった風情でしょうか。
