北側2階軒天あと少し

午後からは天気も良くなったし、板金屋さんを帰らせてしまった判断ミスをガックリしていても仕方ないので(笑)、北側2階部分の軒天を張りました。南側と違って、軒天換気口は壁側ではなく軒先に付くので、若干収め方も違います。写真のように、最後から1列前の軒天板に換気口をはめ込み、最後に細い板で押さえる感じ。その最後の押さえ板以外は出来ました。この軒天に使った杉板はサイズの精度が低く、時々幅の狭い板が混じっていたりして苦労するのですが、それでも南側の時よりは上達した感じです。離れてみると、もうすっかり完成してしまったように見えますね。今週は悪天候が続くので、なかなか外作業は出来そうにないですけど、早く足場を外したいなぁ。

煙突&雨樋工事のはずが・・・

まだ連休のダラダラから抜け出ていないのですが(汗)、今日は朝から板金屋さんが来て、煙突取り付けのための屋根工事と、雨樋の取り付け工事をやる・・・はずでした。ところが・・・。8時半に私たちが到着すると、すでに板金屋さん達は到着していました。早い!早速屋根に登って打ち合わせ。まずは、事前に決めておいた煙突位置の中心に合わせて、屋根にドリルで穴を空けました。う~ん、雨から家を守ってくれている屋根に穴を空けるとは、複雑な気分・・・(^^;;。煙突は、屋根垂木を1本カットして取付けます。煙突を支えるために、「スクウェアサポート」という長方体の金属パーツが屋根部分を貫通しますので、穴開けはそれに合わせて10inch(254mm)の正方形に(細かく言うと、屋根勾配があるためにやや長方形になりますけど)。雨の流れを考慮すると、現在の2枚のガルバリウム鋼板を繋いだ形では、煙突より下の部分で雨が浸入しやすくなるため、煙突より下の側だけ幅広の板1枚に変更するそうです。そのため、瓦棒葺きのキャップ部分を外しています。私は室内側から、スクウェアサポートが通る部分の垂木をカットしています。電動丸ノコではやり難いので、手ノコです。と、ここまでの作業を9時半くらいまでやっていたところ、雨が降り出しました!予報では今日の夜まではなんとかもちそうな感じだったのに・・・。雨脚が強くなり始め、西側の空が真っ黒になってきたために作業を中断。とりあえず屋根の開口した部分に雨養生をしてから、しばらくお茶を飲みながら待っていたものの、どうも止む気配がないと思われたし、熊本市では晴れていると言うことで、ボーっとここで待っているよりも市内の他現場での作業をしていただいた方が良いかなと考えて、今日は作業を中止することに決めました。ところがっ!11時過ぎからは晴れ始めて、午後は快晴!!オーマイガッ!もうちょっと待てば良かった・・・。板金屋さんに帰っていただいたあと、午前中には垂木部分の補強加工が出来ました。写真を拡大して見ると、開口部分は記してあるのが分かると思います。断熱二重煙突が通っているときのスクウェアサポートと可燃材との間には、1inch(2.54cm)の間隔を開けるように指示されているので、大体3cmほど開くように作ってあります。スクウェアサポート内で断熱二重煙突とサポートとは50mmの間隔が開くよう設計されているので、実際は煙突と可燃材との間隔は80mm以上です。間隔を開けても、可燃材と直ぐに隣り合うのは気持ち悪いので、仕様書には明記されていませんが、ケイカル板を張り付けます。この仕様書というのはカナダの仕様なのですが、日本での仕様(建築基準法)はもっと厳しいらしく、可燃材との間隔は150mm開けることとなっています。カナダの仕様で問題ないようなので、日本の法律は無視しちゃってます(^^;;。