2002年4月29日より5月7日まで、熊本交響楽団のヨーロッパ公演にて、欧州演奏旅行をしてまいりました。旅行記は、もう嫁のともさんが書いてしまったので、私は、最近凝っている写真を中心に、気ままに文章を書いてみます。凝っているといっても大した機材は持っていないんですが、この旅行記で使った分について紹介。★カメラ:Yashica T4 Super D(京セラ T Proof のアメリカバージョン)・・・35mmF3.5の変哲ないコンパクトカメラ。ただし Carl Zeiss T* Tessar レンズを奢っているのが特徴。ネット上では密かに人気がある。Yahoo!オークションで、中古を17,500円で落札した。★フィルム:フジフィルム Provia 100F・・・言わずと知れた、超微粒子リバーサルフィルム。★フィルムスキャナ:Nikon Super Cool Scan 4000ED・・・カメラよりもずっと高いスキャナ。しかしその分、性能は最高。まず最初の写真は、旅程からすると前後していますが、ウィーンのケルントナー通り近くの広場で撮った、青い空と町並み。この期間、日本はそう良い天気ではなかったようですが、ヨーロッパでは数日間素晴らしい天気に恵まれた日も有りました。その快晴の日のスナップ。しかしウィーンは暑かった。暑さには慣れている熊本人の我々が、口々に「暑い~~~」と連発してましたから。(でもね、やっぱり帰ってきた日本はもっと蒸し暑かったのよ。)まず到着したのは、熊本市と姉妹都市である、ドイツはハイデルベルク市。姉妹都市締結10周年記念での公演な訳です。ハイデルベルクは人口10万ほどの小さな町で、その分、昔ながらのドイツの街並みの面影を色濃く残しているのではないでしょうか(市でもそれを意識してか、景観条例などでそぐわない建造物をうるさく規制している。マクドナルドがマクドナルドに見えない!)。あいにくとやや小雨のぱらつく日でしたが、裏道へ入ると落ち着いた良い雰囲気に出会えました。ヨーロッパでもよく見かけたのが、『落書き』。これは日本と全く同じ。この写真には広告が写っているけど、ドイツは全般的に広告が少ない。また電子音などの騒音が無い。これに対してハンガリーはやや日本的。広告がやたらと多いし、電子音も耳についた。ウィーンの滞在時間は24時間以下!もう駆け足の観光で、しかも夜には国立歌劇場でオペラまで観た(ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」)ものだから、時間切れで行けなくて残念なところがたくさんあった。でもまずはこれ。聖シュテファン寺院を押さえないわけにはいかないでしょう。しかしいやー、デカイ。う~ん、やはり35mmじゃ画角的に辛かったなあ・・・。