おかげさまで、山猫軒では台風による被害は全くありませんでした!杉の葉っぱなどが壁や窓に張り付いたりはしていましたが、窓ガラスが割れることもなく、薪小屋も全く被害無し。よかった~(^^)。被害無しなので安心したし、珪藻土も届いたので、階段周りの珪藻土塗りを始めました。珪藻土「エコクィーン」のマニュアルでは、石膏ボードの継ぎ目や、コーナーテープ部分にはメッシュテープを貼ることになっています。ひび割れ防止だそうです。私の場合塗る技術が低いため、せめて物量に頼ろうということで、ビスを打った部分やボードの端っこ部分は全てメッシュテープを貼り込むようにしております。効果の程ははっきりとは分かりませんが、とりあえず以前からそうしてひび割れが発生していないので。この後、養生テープやマスカーを貼って、塗る必要がない部分にまで塗ってしまわないよう、マスキングをします。このマスキングが面倒なのですが、ちゃんとやっておかないと仕上がりが悪くなるので、念入りにやります。今回は踏み板周りなどやたらと複雑なので、結構時間がかかりました。「エコクィーン」で今回使用している粉末タイプのNSRですと、下地塗りとして先に下地材NGUを鏝塗りすることになっています。今日塗ったのは、このNGUです。2回も鏝塗りをするのは面倒だと思われるでしょうが、NGUを塗る場合には、ビス頭やボード継ぎ目へのパテ塗りの必要がありません。パテは塗るのも面倒ですが、平滑を出すためにサンダーがけするのが、埃まみれにもなるし大っ嫌いな作業No.1です(^^;;。なんで、NGUを塗るのはあまり苦になりません、あくまで私の場合はですけど。所定量の水を入れておいたバケツに粉末状のNGUを入れ、攪拌機で練ります。よく練れたら、15分程置いたあと、もう一度練ります。これでNGUの準備は完了。鏝で平滑に塗っていきます。1mmの骨材が入っているため、鏝圧をかけながら塗っていくと、ちゃんと所定の1mm厚に塗れます。意外と簡単。養生テープを用心しながら剥がし、剥がすときに荒れてしまった部分を手直ししたら、下地塗りは完了です。あとは乾いてから、仕上げ材のNSR-1(白色)を追っかけ2度塗りします。出来はどうでしょう?だいぶ慣れてきたので、結構平滑になっていますよ。想像通りの階段の感じになってきて、仕上げ塗りも楽しみです。
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階段周り石膏ボード張り完了
階段周りの石膏ボード張りも、順調に終わりました。ご覧のとおりなかなか複雑な石膏ボードの切り欠きが必要で、結構隙間が空いてしまったりしたため、大きな隙間はパテで埋めました。入り隅・出隅は昨日書いたようにコーナーテープで補強。あとはメッシュテープでひび割れ防止をしてから、珪藻土塗りに移ります。しかし例によって例のごとく、手元の珪藻土では足らないんで(苦笑)、商品入荷待ちです。また発注ミスかよ(^^;;。ここまでの時点は、階段は思っていたよりも良く出来ました。技術が上がってきたと言うことなのでしょうね。自画自賛ですが、頑張っているなーと思います(笑)。
階段周り石膏ボード張り1日目
いよいよ、階段周りに石膏ボードを張り始めました。石膏ボードを張るためには、まず幅木を取り付けなければなりません。幅木とは、フロアーと壁の交差部分に取付ける、重なりを隠す役割の部材なのですが、マンションなどでは壁の仕上げをした後に隠し釘などで上から張り付けるやり方も多いようです。しかし、それではなんか安っぽい・・・ということで、今回は壁の石膏ボードを取付ける前に、床にビス留めしてからボードを取付けることにしました。これですと、幅木の表面に隠し釘の痕が見えたりしません。しかも、石膏ボードを落とし込むための溝を掘った幅木を取付けてから、ボードを落とし込んでみましたが・・・これは面倒すぎ(^^;;;。溝を掘るのに手間はかかるし神経は遣うし、なによりも木屑が凄いのでもう止めることにします(^^;;。今度からは、溝掘りしないまま取付けようーっと。25mm厚の米松集成材を、丸ノコで高さ15mmに切りだしてから使っています。角の45°角度合わせもバッチリ。石膏ボードが突き付け合う「入り隅・出隅」には、コーナーテープを取付けることにしました。石膏ボードだけで突き付けると、どうしても脆くなって欠けてしまったりするので。このフクビのエココーナーテープは、ペットボトルを再利用したもので環境にも優しいし、両面テープ付きなので施工も楽です。コーナーテープを貼った出隅はこんな感じ。かなり頑丈になるので、余程酷くぶつけたりしない限りは欠けることもないでしょう。昨日は忘れていた、下半分のささら桁を受ける補強なども施工したため、とりあえず石膏ボードが張れたのはここまで。ボードの張れた踊り場下スペース部分は、前にも書きました食料品庫となるために、「冷暗所」となることを目指して断熱材を入れてあります。ヒンヤリとしたスペースになってくれると良いのですが。
階段周り石膏ボード受け
昨日までで、踊り場より上の階段自体の形は出来たのですが、仕上げは周囲に石膏ボードを張ってから珪藻土を塗ってという形になるため、石膏ボード取り付けのための受けが必要になるところが出てきます。そのこまごまとした受け材の取り付けと、踏み板を取付けた後の方が都合が良いために後回しにしていた、間柱も取付けました。写真を見ても、あんまり違いが分からないのではないかと・・・だって、あまり大したことしてないし(^^;;。先週は愛猫菊千代の突然死があったりして、くじけそうになる心にむち打って作業をしている面もありましたが、今日はちょっとペースダウンしてしまったというところでしょうか。また明日から、ペースを元に戻して頑張ります。
階段踏み板取付け
残りの踏み板を切り出してから、ささら桁に接着剤とビスを使って取付けました。これまた失敗の許されない作業ですから、慎重にやってます。ビス穴は、あとで埋木を出来るように、彫り込んでから締めてあります。今日はまだ埋木はしてありませんので、彫り込んだ痕が見えますね。割とちゃんと出来たような気がしますが、いかがでしょうか。踊り場より下はまだ脚立を使う必要がありますが、とりあえず階段を上り下り出来るのは楽ですね(^^)。明日は階段周りに石膏ボードを取付けるための下準備です。