建築士W氏との、電気配線についての打ち合わせも出来ましたので、電気屋さんが配線にいらっしゃいました。うちのような真壁作り(柱が壁に隠れずに現わしになっている)で、しかも根太がそのまま仕上げになっているような家の場合、連なった壁や天井裏がほとんど無い訳ですから、電気配線を通すのは大変難しくなる訳です。結局、現在貼ってある床下地15mmの構造用合板の上に配線し、配線部分のみ避けて構造用合板9mmを貼ってから、その上にフローリングを貼ることで解決しました。配線は、15mm合板とフローリングにサンドイッチされる形で、9mm合板の厚みの間に収まる訳です。写真は、シーリングファン用の配線をするために、梁に穴を開けているところ。私にはこんな足場の悪い高所作業、真似出来ません。TJMダイネットに注文したトステムのユニットバスPCX。今日が施工の日です。トステムの関連会社から、お二人でいらっしゃいました。このPCX。一般に市販されている商品ではなく(どうも大手住宅メーカーなど向けのようで、施主がカタログや店頭で見つけてきて、『これにしましょう』という類の商品ではないようだ)、ですから普通はカタログなども手に入らないでしょう。私は、pdfファイルのみ持っています。ということで、話によるとどうも熊本での施工第一号だったようです。パチパチ~(笑)。初めてだったせいか、マニュアル首っ引きで、午前9時から午後7時頃までかかっていました。仕様としては、寒冷地仕様をチョイスし、さらにサーモバス・サーモフロアのオプションを採用して、お湯が冷めにくく、浴室内もあまり寒くならないのではと期待しています。高須産業製の浴室乾燥暖房機も取付けますから、寒い久木野の冬でも快適に乗り越えられるはず。断熱材などの建材がどっと届いて、ただでさえゴチャゴチャとしている現場が、さらにゴチャゴチャになっております(汗)。床パネルを配置し、束(足)高を調節して水平を出しています。しかし作業員さん、凄い体勢ですね・・・。床はサーモフロア、かつ水切れの良い加工がしてあります。壁パネルを設置するための、骨組みが立っています。結構ヤワな感じですね。壁パネルも、石膏ボードの表面に耐水のコーティングがされているだけで、薄っぺらいものです。ちなみに、定価だと100万円近くしますよ、このモデルでも。仕切り値が安かったので、施工料を含めても40万ちょっとで購入しておりますが。
「建築日誌:水周り工事」カテゴリーアーカイブ
ユニットバス施工 その2
壁パネルがつきました。窓枠にも、専用の窓額縁ユニットを取付け、防水のためにコーキングしていきます。コーキングはさすがプロの技、丁寧かつ早く、見栄えも素晴らしかったです。写真の真ん中あたりに見える四角い穴に、前述の乾燥暖房換気扇がつきます。浴槽の追い炊きユニットと、基礎内の配管をつないでいます。ギリギリのサイズで作られていますので、施工もなかなか大変そうです。さて、もう一息。仕上げ段階です。蛇口や洗面器テーブルなどが取付けられていきます。完成しました。窓も2カ所あり、さわやかなお風呂の時間が楽しめそうです。一坪用1717サイズですから、あまり大きくはありませんが、ゆったりとお湯に浸かりたければ、車で5分の天然温泉まで行くことにします。お風呂は便利だけれどもローコストに!という当初目標からすると、まずまず納得出来るものとなりました。
1階床合板釘打ち・接着/設備屋さん配管
床合板の施工は、2階から1階へと移りました。2階に比べると楽に作業出来ています。理由としては、1)現わし仕上げではないため、ネダボンドのはみ出しに気を遣う必要がない 2)同様に、合板の切り欠きを厳密に綺麗に行う必要がないため、電動丸ノコでカット出来る(2階は手鋸で切った) 3)2階での作業時のように、階下へ落ちる心配がない 4)広いので、実の打ち込みなどでのびのびと作業が出来る といったところでしょうか。一番は、慣れが大きいかもしれませんけど(笑)。それと今日は、設備屋さんとユニットバスの施工業者が両方やってきて、配管などの打ち合わせをしてくれました。まずユニットバス。トステムのPCXにしましたので、トステムから技術者が下見に来てくれました。1717サイズという拡張サイズ(通常1坪タイプは1616)ですので、厳密なサイズ納まりを検証しないといけないのですが、何とかなりそうとのこと。窓位置を確認、配管位置も確認。必要サイズの天井高よりも、やや設置場所の天井高が低かったため、通常品の天井設置型の照明を壁設置型に換えて注文していたのですが、これがどうも窓と干渉するらしく、オリジナルの天井設置に戻しました。こういうところは、やっぱり下見に来ておいてもらって良かったと思いましたね。トステムと設備屋さんの話し合いも出来たようでした。設備屋さん、水道配管の施工に来てくれました。ウチの水道配管は、さや管ヘッダー工法というヤツで、1本の給水管で入ってきた水を床下で分岐して、各水栓へ送ります。写真が、「ヘッダー」部分だそうです。黙々と作業されてます。このように、床下で分岐されてます。配管の位置などを確認して、今日の作業は終わり。また後日配管してもらいます。その時は、ガス温水器などへの配管もすることになるでしょう。
合併処理浄化槽説明会
合併処理浄化槽ですが、南阿蘇村では、補助金の形ではなく、村(の指定契約業者)による浄化槽の施工とメンテナンスに対して村民が一部経費を負担する形で、普及促進が行われています。ということで、今日はその説明会に行ってきました。通常、浄化槽を業者に対して設置工事依頼すると、結構な金額がかかります。今回お願いする村による施工では、工事時に一部負担金として150,000円と、月額4,200円(税込)の使用料(以上5人漕の場合)で浄化槽の取り付けが出来ます。これを安いと見るか高いと見るかは色んな判断基準があるでしょうが、ブロアーの故障時などにも費用がかからない(使用料から充当される)し、村の監督責任もありますから、安心感がありますね。説明と質疑応答など、1時間ちょっとで説明会は終わりました。来週月曜日には、測量に来てくれるそうです。大きな金額が出ていくことは出来るだけ避けたいため、私にとっては、この村の政策は有り難いです。
トイレが届いた
カーサナビさんに発注していた、ジャニス工業製のトイレが届きました。エロンゲート(大型)サイズ、防汚コート仕様便器、陶器タンク、温水洗浄便座つきで、送料込42,600円。色はグレー。普通は洗浄便座だけでも2~3万円以上はしますから、セットでこの価格は激安です。メーカーはちょっとマイナーですけどね(INAXの関連会社)。とりあえず、これは2階に取付ける予定です。1階には、前にも書いたけどTOTOピュアレスト+アプリコットの予定。こっちは10万円以上になるんですよね・・・。実はトイレの取り付けはずっと先のことになるのですが、とにかく安かったもので、先行発注してしまいました。あと、フローリング材(メープル無垢15mm厚)も安かったので発注、今週末までには届いてしまいます・・・。しっかり養生しておかないと、カビちゃいそう(^^;;断熱材の施工はこんな感じ。だいぶ慣れては来ましたが、やっぱりあんまり楽しくない作業です(苦笑)。でもここで頑張っておかないと、夏冬の過ごしやすさに影響してきますから。しかしちょっとだけ、もう少し弾力性のある、パーフェクトバリアのような材料にしておけば楽だったかなと、恨めしく思ってます。でも性能がやや落ちるし、値段が少々張るからなぁ・・・。こちら側は大分出来てきました。でもすべて施工終わるまでには、あと二日くらいかかるかなぁ。苦手な断熱材の作業を終えて、早く次の作業に移りたいです(^^;;