「建築日誌:玄関」カテゴリーアーカイブ

玄関大工工事ほぼ終了

まずは洗面所の珪藻土塗りが終わりました。塗り自体は上手くできたのですが、実は材料の在庫が足らなくて、あぶなく塗れなくなるところでした。以前2階のトイレを塗ったときにやはり在庫が不足してしまい、途中から塗り足して仕上がりが汚くなったことがありましたので、今回はなんとか塗れるように頭を絞りました。まずは写真をよく見ると分かるように、洗面台の裏側を塗るのは止めました。いつもだったら見えなくなってしまう裏側も律儀に塗るのですが、今回は非常事態につきまして・・・。あとは塗り厚をコントロールして出来るだけケチケチと塗って、なんとかギリギリ塗ることが出来ました。ふぅ。続きまして玄関。大工仕事はほぼ終えることが出来ました。あとは珪藻土塗りを残すのみと言うことです。天井はいつものように、スプルースの無垢材を張っております。段々と大工仕事も上達してきたので、柱と天井が当たる部分は柱を切り欠いて収めるようにしています。玄関内部の照明は、人感センサーでコントロール出来るようにセンサーを取り付けます。左上にセンサー接続用の配線がちょこっと見えてますね。先程の写真とは反対側から。残る室内大工仕事は、洗面所と収納部分とオーディオ上の天井張り、一部石膏ボード張り、一部壁羽目板張り、そして手すり工事くらいです。先に大工仕事を終わらせてから左官工事を終わらせ、造作家具・建具作りと考えています。でもまだ外部大工工事はたくさん残っているんですけどね、ウッドデッキ・バルコニー・雨戸・外部収納などなど(^^;;。とりあえずは室内を完成させてしまいたいです。

玄関を仕上げるぞ!

ちょっとご無沙汰しておりましたが、その間も黙々と作業を続けておりましたよ。やっていた作業といえば、ダイニングのボード張り、洗面所のボード張りと左官、2階寝室の左官、廊下の天井張り、そして2階本棚用天板の加工・・・ってこれはあーちゃんハウスの大工さんがやってくれましたけど(^^;;。ここ数日は、玄関を仕上げてしまおうと黙々とやってます。玄関が終わると、残された室内大工仕事は、収納内部、手すり、洗面所天井、オーディオスペース天井くらいになります。そう!大工仕事はもう終わりが見えてきてるんです!あ、でもまだ外部の大工仕事は、ウッドデッキや玄関ポーチなどがありますけど(汗)。それに、左官仕事と造作家具作りはまるまる残っておりますけれど・・・(^^;;。ということで玄関。まず床のカリンフローリングの塗装をやりましたが、写真ではまずまずの感じとは言え、かなり仕上がりには不満があるので、いずれ塗り直します・・・。塗装にばかりこだわっていては進まないので、玄関の大工仕事を続けました。写真に写っている白(ピンク)っぽいのは、米松集成材を使って加工した見切り材です。先日も説明しましたが、山猫軒は全体には真壁です。玄関も土台を仕上げとするならば問題なかったのですが、今回の場合は土台の米ヒバ集成材を現わしとするには少し問題があったので、床に使用したカリンフローリング材を使って、土台の上に幅木として張り付けました。そうなると柱に対して幅木の厚みの方が出てしまうため、見切りとして米松をまわしたわけです。見切りがついたので、やっと玄関周りの間柱を立てられるようになりました。玄関からアクセス出来るウォークインの収納スペースをつくって、靴やコート・帽子類を収納しようと思い、写真では入り口部分を加工しています。本当は居室フロアーと同じ高さではなくて玄関(カリンフローリングの高さ)と同じ床レベルにしたかったのですが、指示が悪くて玄関から飛んで渡る感じになってます(^^;;。ウォークイン内には、先日オーディオスペースに取り付けたロイヤルのサポートで靴収納棚を作ります。角度を調節出来るアームがあるので、棚板を斜めにして靴屋さんのような感じに陳列するつもり(^^)。玄関扉周りのボードが張れました。やっと玄関らしくなってきましたよ。壁のボードは他と同じように白い珪藻土を使ってしっくい風仕上げ。天井はスプルース無垢板を張ります。玄関の明りはセンサーを取り付けて自動で点くようにします。あ、玄関外ポーチも同様に人感センサーです。明日にはボードを張り終えて、天井の板張りに取り掛かりたいです。とにかく早く大工仕事だけでも終わらせたい!何か一つ区切りがつくと、とにかくホッとするような気がしています。

ダイニング塗り壁仕上げ・玄関幅木

ダイニングキッチンの塗り壁、日曜日に仕上げ塗りをしました。Mさんに教えてもらった鏝の角度を守り、厚みに気を付けて塗っていったところ・・・いつもよりも厚く塗れたようで、材料が足らなくなっちゃいました(汗)。いつもだったら規定量で練ったらやや余るくらいだったのが、ちょっと(だいぶ?)足らないくらいに。途中で練り増しする羽目になりました(^^;;。う~ん、まだ塗り厚が一定ではないんですな。とりあえず無難にやり過ごしたものの、まだまだ修練が必要のようです。月曜日は洗面所のボード張り。あと少しで塗りに移れそうな所まで行きました。火曜日は、洗面所の続きをともさんが。私は玄関の作業をしました。玄関もほぼ真壁(一部大壁)なのですが、土台の扱いをどうするかでやり方が変わってきます。土台をそのまま仕上げとして現わしにするやり方、土台を切り欠いて素直に真壁にするやり方、そして今回採用した土台の上から幅木を張って、真壁は見切り材を回して見切るやり方です。土台を切り欠くのは忍びないし、現わしにするにはちょっと質感が・・・ということで今回のやり方。今日は土台側面の上から幅木を張りました。材料は床面と同じカリンのフローリング材。この状態では柱よりも幅木が出てしまい、真壁にはなりませんので、見切り材を入れて真壁と土台+幅木部分を見切ります。あとは柱を切り欠いてから見切り材(30mm厚米松集成材)を取り付れば完了です。先日友人に「納戸?」と聞かれた玄関ですが、荷物をどかして掃除をすれば、ほら立派な広いスペース!3畳ほどもあるんですよ(笑)。今は白っぽい色ですが、ウレタン塗装をすれば真っ赤な床になります。柱の切り欠きを終えたら、バトンフロアーによるウレタン塗装です。

上り框付く・給湯器リモコン設置完了

昨日仮置きした上り框、今日は設置することが出来ました。各部サイズの微調整と、左右の幅木が収まるように溝を切ったりしてから、高さ調節のためにレッドシーダー材で袴を取り付けました。袴部分の表面は、幅木や床材と同じカリン材で化粧しています。失敗が許されない作業は緊張しますが、ほぼミスもなく完成させることが出来ました。次は幅木を取り付け、その上に真壁と幅木を見切るための幕板を取り付けます。ちょっと面倒な作業が続きます。ガス屋さんが来てくれて、今まで仮に取り付けていた給湯器のリモコンを、浴室に関しては完成させてくれました。今まではと言うと、浴室用のリモコンを仮にキッチンに取り付けていたというものでして(^^;;、まあそれでお風呂のコントロールは出来るし、給湯器のオン・オフも出来るので問題はなかったのです。でもちゃんと浴室内にリモコンを設置しない限り、浴室周りの石膏ボードが張れないので、お願いして来てもらいました。写真は、2年間お目にかかることの無かった(笑)キッチン側のリモコン。おぉ、時刻の設定やお風呂の給湯予約が出来るのですね(@_@;;)。今のところ、こっちはまだ仮取り付けなのですけれど(苦笑)。正規の浴室の位置に付きました、浴室用リモコンです(笑)。おぉ、キッチン側のリモコンと連動して、時刻が表示されている!(@_@;;)取り付けてある面は、ピッタリとユニットバスと外壁がくっついていて、数cmの隙間しかありません。どうやってそこに配線をまわして引き出すのだろうと思っていましたが、まずは取り出し用の穴を開け、次にリモコンの線の先にチェーンを取り付けて、その重量でコントロールしながら穴の近くの位置に線を移動させてから、針金で引っ張り出していました。名人芸です。あーちゃんハウスの作業で来てくれた電気屋さんが、再度こちらの配線作業をやってくれました。電気屋のMさんには、足を向けては寝られません(^^;;。複雑な配線が7本も出ていた壁を整理してくれて、これでボードが張れるようになりました。玄関外ポーチと玄関ホール内の照明は、人感センサーを付けることになりましたので、その配線変更やポーチの照明の取り付けなどもやってもらいました。いやぁ、業者さんが来るとはかどる(^^;;<自分が頑張れ

ドア塗装完了・トイレもついた

ドアの錠前は交換してもらいました。シルバー色なので、より雰囲気はマッチしたと思います。この錠前も以前のものと同じMIWAの商品ですが、実際はKABAのシリンダー錠でした。KABAは定評のあるメーカーですし、ピッキング対策は問題ないでしょう。でも木製ドアですから、ドリルで穴を空けられたらおしまいですけどね(苦笑)。枠と同じ塗料(In Wood)で塗装をし、明り取り窓の中に山猫軒のマークを象った板を入れ込みました。取っ手は艶消しクリアーのニスを塗って完成です。イメージどおりのドアになりました。イイ感じです。断熱材が入っているわけでもないですし、高気密・高断熱向けではなく隙間風も多少入ってきますが、既製品の味気ない(最近は素敵な商品も増えてきましたが・・・)ものに比べて、思い通りのデザインに作ってもらえる造作建具は素敵です。山猫軒マークのアップです。同じ塗料で塗装をした後、前面のクリアーポリカと背面のスモークポリカの間に挟み込みました。背面からネジと接着剤で留めたのですが、やはり少し仕上がりが不満ですので(ネジが見えるし、どうしても接着剤の跡が透けて見える)裏面にも同じ形に加工した板を貼ろうかとおもいます。背面から見た場合の汚さは置いておいて、表から見ると凄く綺麗な感じです。でも、「ナンやこのマークは?!」と思われそう?(^^;;室内のボード張りも進んでいます。ともさんが頑張ってここまで仕上げてくれました。ボードはカッターで切るのですが、ノコを使うよりラクとは言え、綺麗にバリを落とさないと上手くはまらなかったり割れたりします。石膏ボードっちゅうヤツは、扱いが悪いと角が欠けたり割れたりしますし、何しろ重い(12.5mm厚2430mm*910mmサイズを使用しているせいが大きい)ので大変です。ビス打ちも、当たり前なのですが教科書どおりに端部100mm間隔、中心部150mm間隔で打っていきますので、相当な本数を打つことになります。楽そうでいて意外としんどいのがボード張りと言えるでしょうか。ともさんがボードを張っている間、私は2階トイレの天井を張り、トイレを取り付けました。ツーバイ材で作った天井の枠に、まずは上側に床板となる杉板を取り付けました。いわゆる屋根裏のような感じになりますが、ここは収納スペースとして活用します。上側の板が張れたら、下側から石膏ボードを張り、さらに重ねてスプルース材を張り付けました。天井の端部は米松集成材を切り出した周り縁を取付けて完成です。トイレはすでに2年近く前には購入してあったものですが、ようやく陽の目を見ました(苦笑)。取り付けは、排水給水管を設備屋さんにすでに取り付けてもらっていたため、とっても簡単でした。2個所目のトイレが確保できたので、1階トイレ周りの仕上げをするために、一旦1階のトイレは取り外して壁塗りなどの作業することになります。