「建築日誌:建具」カテゴリーアーカイブ

ドアノブ

室内大工仕事は終わりが見えてきていますが、他に急ぎではないものの建具を作る必要があります。また、建具として使用する材料であるシナランバーコアの不要部分を切り出してから2階の本棚を作るため、本棚作りを進めるためには建具にも取り掛からねばなりません。ということで、建具用のドアノブを取り寄せました。今回使用するのはユニオンの製品で、写真左の緑色樹脂製のものが、2階のトイレのノブ。右側奥茶色のものが、1階玄関を入ってすぐのところに風除用として作るドアのノブです。トイレ用のものは思っていたよりは安っぽく感じたのですが、1階用のものはなかなか良い作りです。持ち手部分は金属を木でサンドしてあり、静電気や冷たさを感じないですみます。トイレは表示錠付でお願いしたのですが、この表示錠がえらく立派なもので、ちょっとトイレ用にしては頑丈すぎやしないかと言った感じです(汗)。作業としては、片付けをしました。ここのところの頑張りでかなり材料が減ったので、散らばって置いていたものを一まとめとして広く場所を空けました。これで作業スペースは広く取れるし、見た目も随分と完成が近づいてきたかのように見えます(笑)。

トイレ・洗面所建具完成・個室化成る

昨日今日とかけて、トイレと洗面所の建具が完成し、また石膏ボードも取付けて(一応の)個室化することが出来ました。まずはキッチンダイニングと洗面所間の間仕切り壁。ここは今まで丸見えで、お風呂に入ろうとしてパンツ一つになったところに来客が・・・なんてことが2回程ありました(苦笑)。なんせ南側は窓だらけで、そっちに回ってこられると家中丸見えという家なので・・・。間仕切りが出来たことで、安心して裸になれます(笑)。でも、南側からの陽射しもなくなるので、やはり北側の個室は暗くなることも分かりましたね。完成した、トイレと洗面所の引戸です。ここもちょっと圧迫感のある感じになりましたが、まあ仕方ないです。引戸高さも約2400あるので。その分、開け放したときの開放感は格別です。ちょっと残念だったのは、トイレ側(写真正面)の扉に使用したシナランバーが、思っていたよりも綺麗でなかったこと。サンダーがけしたときには綺麗に見えたのですが、塗装してみると意外と黒ずんでいました。右側洗面所の扉の方が綺麗だったので、こちらをトイレに使えば良かったのですが、扉のサイズが違うので入れ替えるわけにも行きません。ちょっと後悔。引き手と表示錠・ストライクです。引き手はKAWAJUNのもの。良い質感でしっかりとした作りでした。1個1800円の商品で、ちょっと高いかなと思いましたが値段に見合った質感です。買い値は27%引きでした。アトムリビングテックの引戸用表示錠。KAWAJUNよりも質感は劣りますが、まずまずの手触りと開閉動作です。ストライクも綺麗に加工・取り付けできました。個室化できて扉も付いたので、これでお客さんに来て頂いても、まあ不自由を感じないで頂けると思います。あとは早く洗面台を取付けたいですね。

トイレ建具取り付け

昨日塗装まで完了した扉を、トイレ部分に取付けました。以前仮に取付けてみてサイズはバッチリだったので、もちろん問題なく行きました。戸当たりとの隙間もなく、見事にピッタリです(^^)。表示錠も取付けて、あとはストライク(戸当たり側の錠を受ける部分)の加工をしたかったのですが、ここでタイムアップ。午後から久しぶりに映画でも見に行こうと、嫁さんと約束をしていたので、市内に戻ることにしました。ところが市内に帰ったものの、結局映画には間に合いそうもなかったので(汗)、ランチをするのみだったのですが、午後はゆっくりとした休息が取れました。写真では穴が空いたままの引手取り付け部分ですが、ちょうど家に帰り着いたところに引手も届いた(納期3週間とは何だったのだ!!)ので、明日にはストライク取り付けと引手取り付けも出来て完成となりそうですね。

引戸塗装つづき

昨日まで加工していたのはトイレの扉で、今日からは洗面所の扉を作りました。2度目ですからさらに上手く行くかと思いきや・・・工夫したはずが間抜けだったりして、またまた苦労しました。やはり鬼門は木口面の穴開けで、30mm厚のところに24mmの穴を空けるのはなかなかシビアでした。やはり安物の手持ち工具では、精度に限界がありますね。パワーがあって固定された器具だったら、何の苦労もないだろうになぁ・・・。まあ無い物ねだりをしても仕方ないですけどね(^^;;。色々失敗はあるものの、なんとか最小の被害に食い止めながら進んでいるのは幸運なのかもしれません(^^;;。加工が終わってから、今日作った分の片面塗装と昨日作った分の残りの面を塗装しました。これでトイレの扉は、明日には取り付け可能です。塗装が終了した時点で、すでに午後3時。作業の遅さはいかんともしがたいですなぁ・・・。残りの時間で、玄関のちょこちょことした作業の準備をしましたが上手く行かず・・・。解決のために高森まで買出しに行って、一日が終わりました。う~ん、効率が上がりませんね。

引戸塗装

昨日に続いて引戸の金物取り付け部加工をして、木口には化粧テープを貼り、塗装まで行い仕上げをしました。まず加工ですが、表示錠と引手の穴加工をしなければなりません。正確な寸法が要求されるため、新兵器のジグを使いました。トリマーにこのジグを取り付け、正確に穴を空けることが出来ました。でもこのジグの取り付けにも、実は苦労が・・・。元々はルーター用なのか、使用中のマキタのトリマーに合う取り付け穴がなかなか見つからず、散々苦労した挙げ句、なんとかちょっとだけずれた穴に無理矢理取付けて使用できるようになりました(^^;;。でもそれを除けばこのジグはお勧めです。加工の様子はこんな感じ。大小二つの穴が、トリマー+ジグで空けたものです。四角い掘り込みは同じくルーターで、その中心の穴はドリルで空けました。ドリルは安物を買ってしまったので(^^;;、パワーが足りず苦労しました。引戸の厚みが30mmで、金物の対応厚が28mmからだったためか、木口の化粧テープの切り取り部分が多くて端っこが上手く加工できませんでした。カッターの刃が古いのもダメだったなぁ・・・。加工終了後、サンダーがけをしてから塗装をしました。今回は手垢などを防止する目的で、定評のあるオスモカラーエキストラクリアーを使用。刷毛塗りのあと拭き取り仕上げとしました。オスモは高いのですが(^^;;、それだけのことはあって綺麗に塗れました。うす~く伸ばすのがコツのようです。ちゃんと推薦のオスモ用刷毛も買いましたしね。もう片面の塗装が終われば仕上げも完了で、取り付けに移ります。