「建築日誌:内壁」カテゴリーアーカイブ

吹き抜け部分石膏ボード張り

午前中は「空楽」の完成現場見学会に顔を出して、細部の収まりやアイデアなどを勉強。いつも皆さんお世話になります(^^)。午後からは、足場があるうちに珪藻土塗りまで終えてしまいたい、吹き抜け部分の石膏ボード張りを行いました。石膏ボードはカッターナイフで切断。丸ノコでやると石膏の粉塵が凄いですからね。私切る人、嫁さんネジ留めする人で、午後7時までかかってだいたい終わりました。間仕切り壁部分に石膏ボードが入ると、本当に家らしくなってきますよ。明日は、細部の残したところを終えてから、養生とメッシュテープによる補強までやります。ひょっとすると、下地材のコテ塗りまでいけるかな?

寝室飾り窓取付け

昨日から一人で泊まり込みましたが、全然進まず。ちょっと中だるみしてしまったのと、雑用仕事ばかりが多くなってしまい、時間ばかりが過ぎていった感じです。出来たのは、写真の飾り窓くらい。寝室とリビング間で、お互いの存在を感じられるように、灯りがついているかどうかを確認するための小窓です。ポリカーボネート板の「ツインカーボ」クリアフロスト(透明だけど、少しすりガラス状)10mm厚を150mm角に切ってから、ツーバイ材に10mmの溝をトリマーで切ったところにはめ込みます。仕上げは、木枠は見せずに石膏ボードに珪藻土塗りで。他にやった仕事は、石膏ボードとその他建材の発注。ツーバイ材の室内運び込み。養生がいい加減で雨に濡れてしまったツーバイ材を並べて乾かす。石膏ボードを室内に搬入する場合の置き場作り。またまた大量に発生を始めたてんとう虫の追い出し(爆)、などでした・・・。

洗面所・キッチン間仕切り壁作り

朝、目が覚めると、もの凄い風が吹いている、ここ現場。今日は外壁をやるつもりだったのですが、天気が良いとはいえこの強風の中で足場に登るのは危険そう(^^;;。なんで予定を変更して、1階洗面所とキッチンの間仕切り壁を作りました。写真は洗面所側からキッチンを見たもの。このように壁がつきます。右側の空いているところは、鴨居(?)はつきますが、そのまま通路になります。この間仕切り壁ですが、先日の2階のものなどとは違い、洗面所側が大壁となっています。大壁と真壁。真壁は、今まで作ってきたほとんどの部分がそうでしたが、柱を見せた仕上がりとなるため、間仕切り壁(間柱)は柱より引っ込んで取付けます。大壁は柱を隠してしまう仕上げとなるため、間仕切り壁と柱が並んだ状態になっています。実はこの真壁と大壁の取り合いというのが大変で、あーでもないこーでもないと悩みながらやっています・・・。洗面所とユニットバス間の間仕切り壁です。ここも大壁となっています。ここに分電盤がつくんです。そうすれば!家中に灯りが!ガスが!水道が!使えるようになります(^^;;;;。「取り合いが・・・わ、わからん!」と悩みまくって、途中までしかできていません(汗)。洗面所と、隣接するトイレの扉は引き戸となっており、これまた頭を悩ませる要素の一つとなっております、ハイ。夕方には風も凪ぎ、気持ちの良い青空が広がりました。色温度が低めの青空と、外壁の色が良いコントラストではありませんか?(^^)ユンボの支払いのために、銀行へお金を下ろしに行く必要があったので、5時には仕事を終えて高森へ。帰り道、まだ明るいうちに旧白水村の温泉「瑠璃」へ行ってくつろぎました。泊まり込みが続いていて疲れもありましたが、ゆっくり休養出来ました。

寝室間仕切り壁作り

昨日も書いた、寝室の間仕切り壁を作りました。間仕切り壁作りは初めてです。KES構法はツーバイ材を使うことが多いのに、間仕切り壁の施工はあとで構わない、ツーバイフォーとは異なったやり方です。初めてとは言っても、同じような壁は外壁の下地として柱の間に収めてきたので、大して違いはありません。ただ違うのは、真壁作りとなっているために、「ちり」の部分を考えて壁厚を作らねばならないところ。外壁下地では、120mmの柱の間に89mmの2×4材を入れたので、「ちり」は31mm。これに12.5mmの石膏ボードを張ってから、施工厚3mmの珪藻土を塗るので、実際の「ちり」は約15mmとなります。でも間仕切り壁では、両側真壁作りだと、120(柱の厚み)-31(片側の「ちり」)-31(反対側の「ちり」)ということで、壁厚は58mm。89mmある2×4材を、58mmに加工しなければなりません。これが面倒でして、材を切り出す度に大量のおがくずと格闘しなければなりません(^^;;。ま、それさえ耐えればどうといったことのない作業ですけれど・・・。写真中心に見える部分には、真ん中の補強が入っていませんが、ここにはポリカーボネート板で作る飾り窓を取付けるつもりなので、現在はまだ後回しにしてあります。以前に外壁下地として作ったのは、昨年6月頃だったと思います。素人大工が始動して、ほとんど最初期の作業でした。そのころからすると、自分自身で「上手くなったよなぁ」と感心しきりです(^^)。

キッチン部分ホタテ塗料塗り

土日は仕事の都合でお休み。今日は、ホタテ貝原料の塗料、エコドマスウォールを施工しました。エコクィーンよりも梱包重量が軽く、要は薄塗りで仕上げるために練りの粘度も低く、施工もローラーで行います。珪藻土に比べれば、攪拌はずいぶん楽です。インパクトドライバにアタッチメントのなんちゃって攪拌機でも大丈夫。攪拌後15分練り置いてから塗り始めたのですが、やはり塗り厚が薄いために下地処理が透けて見えます。ムキになってちょっと贅沢に塗って、一度目の塗りは終了。4時間ほど時間を開けて乾くのを待ったあと、2度目の仕上げ塗り(2度塗りが標準の指定となっています)。2度塗ると透けて見えることはないのですが、思ったよりも大量に材料を消費してしまいました。3平米分の材料を作っていたのですが、1.6平米ほどで使い切ってしまう結果に。本来10kgの梱包量で35平米施工出来るそうですが、1.6平米に1.3kg使ってしまったので、計算すると平米あたり1400円ほどのコストとなってしまいます。これだとエコクィーンの方が安い。ということで、我が家ではメインはエコクィーンで行くことにしました。あくまでこの結果は、私が施工した場合です。プロや熟練者が施工すれば、設計値通りに施工出来、コスト面での問題はないはずです。決してエコドマスウォールの性能が落ちるとか、表示に偽りがあるというわけではありませんので、ご注意下さい。私が施工した場合の、仕上がりの様子。ちなみにコテもローラーも、持ったのは今回が初めてです。本当です。左がエコドマスウォール、右がエコクィーン。エコドマスはローラーのケバ状の模様が付いていますね。良い味を出していますが、私はエコクィーンの漆喰風仕上げ(コテで押さえた仕上げ)が好みです。施工性は、断然ローラーが簡単ですが、思ったよりも材料が周りに飛び散るのと、ローラーに大量の材料が吸われるため無駄が多いこと、ローラーの掃除が面倒などが感想です。コテは不器用な方には難しいかもしれませんが、普通程度に器用な私はコテの方が気持ちいいです。材料の無駄も出ませんし、施工厚み(3mm)がある分、大胆に塗れます。ただコーナー部分や狭い部分の施工には、工夫が必要です。写真をご覧になると分かるように、養生テープの貼り方と剥ぎ方により、ずいぶん仕上がりに差が出ます。コテの使い方よりも重要かもしれません。あとの時間は寒さ対策ということもあり、玄関に仮の扉を取付けて隙間風を塞ぎ、1階の壁に断熱材を入れました。早くストーブを取付けたいです・・・。