「セルフビルドのキモ」カテゴリーアーカイブ

天井断熱材張り完了!

天井のスタイロ張りが終わりました!意外とスムーズに行って、3日間で終わらせることが出来ました。

気密テープが無くなってしまったのと、薪ストーブの煙突が貫通する部分に関しては仮留めと言うことで、ほんの一部気密テープが貼れていませんが、ロックウールがブカブカぶら下がっていたときに比べると、はっきりと天井の断熱性が上がって隙間風も減ったことが分かります。雨音も、今日程度の雨量ではほとんど分かりません。

外の気温は2℃くらいだったのですが、ファンヒーター(8畳程度用)をつけた室内は12℃以上にはなり、以前と比べると断熱性が増して暖かです。12月は外気温との差が3℃とかでしたから(^^;;。未だ一部未施工の、壁や下屋部分の断熱材を全て入れ、防湿層を施工して気密を上げれば、もっともっと暖かい家になると思われます。

明日からは、天気が良ければ外壁を。天気が悪ければ2階の床合板増し張りとフローリング張りをするつもりです。

外壁材取付け開始

今日からは、いよいよ外壁材のマンダリンシーダー材を取付けていきます。平行しながらタイベックの施工もする予定。

西側のタイベックを少し貼ったあと、東側の外壁材から貼り始めました。まずは写真の水切り部分。外壁材の一番下側に来る部分は、壁内通気のために水切りから12mm上げて取付けています。タイベックや胴ぶちは同様に18mm上げてあります。

1層目と2層目のタイベックの間には30mmの空間があり、そのうち縦胴ぶちの厚み分12mmの空間を空気が上昇して行き、湿気を排出します。外壁材は無垢の木材ということで、窯業系サイディングなどと比べて雨水の浸入を完璧に止めることは難しいため、2層目のタイベックでさらに胴ぶちや内部を保護します。外壁材の下端は、水切れを良くするために斜め45°にカットします。こういうカットの場合、スライド丸ノコがあると無いとでは、効率に大きな差が出ますね。

サイズに合わせてカットした外壁材は、木口の部分にウッドロングエコ防腐剤を塗布しなければなりません。

写真のように、カットした材をまとめてウッドロングエコ水溶液の入ったバケツに突っ込んでおくと、非常に楽ですし防腐効果も高まります。

私は切る人、嫁さんが貼る人ですが、午後1時頃から始めてこれくらいの出来(笑)。明日からはもっとペースも上がると思いますけど。

水糸を張って、釘が真っ直ぐに留めていけるようにガイドとしています。それでも結構曲がったりするんですが・・・難しい。

ステンレスのスクリュー釘、丸頭で留めていますが、黒い着色をした材に丸頭の釘は、なんかHG(ハードゲイ)の衣装のようです・・・orz。

東側全体からすると、たったこれだけ。でもすごーく進んだような気になるんですよね(笑)。明日はキッチンの業者が来て天板まで取付け、キッチンは完成しそうです。

みんなで外壁材色塗り

今日は友人たちと弟に集まってもらい、外壁材の色塗りをしました。総勢12名。急に来てくれた人もいて賑やかに。でもこれくらい多い方が楽しいです!。来てくれた皆さん、どうもありがとうございました。

作業ですが、先日来防腐処理をして来たマンダリンシーダー材のサイディングに、墨を基本とした色を付けていきます。

まずは一度塗りとして、墨汁を水で1:2に薄めたものを刷毛塗りします。写真のように、真っ黒な仕上がり具合となります。

この墨汁を3倍に薄めるという方法は、喧々山房さんに教えて頂きました。どうもありがとうございました。

一度塗りがある程度出来たので、みんなでBBQの昼食とビール。もちろん、この昼食がメインです(笑)。急に増えた方の分、ちょっと量が少ないような気がしましたが、どうだったでしょうか?

昼食後は、屋根に登って記念撮影。ちょっとへっぴり腰の人もいる?もうちょいアップで記念撮影。

午後は二度塗り。今度は墨と水に、柿渋も加えます。墨:水:柿渋=1:1:1で、ここに着色料として弁柄を加えました。1.5Lに対して50gで、丁度好みの色が得られました。

紫のような、茶色のような、黒のような・・・見る角度によっても色合いが変わる、面白い色に出来たと思います。

弁柄の溶け具合によって、色にバラツキが出たりするのですが、それもまた味かと。

最後に、塗れた材を前に記念撮影。

今日1日では、1800mmの材のすべては塗ることが出来ませんでした。まだ2400と3000の長さの材が、200本以上あります。防腐処理もまだだし、外壁材を貼れるまでには、まだ相当の時間がかかりそうですね。

本当に、手伝ってくれる友人たちには感謝しています。またお願いすることもあると思いますが、よろしくお願いします!。

フローリング貼り開始

フローリング用の接着剤が届いたので、ようやくフローリング貼りに着手しました。

まず最初に、収まり具合などを考えることが重要です。

例えば最後の一枚が、幅8mmなんてことになったら、切るのも大変だし見てくれも悪いですよね。部屋の奥行きや幅と、フローリングの幅などとを考え合わせて、プランを練ります。

また写真のように南側から貼っていますが、柱部分にきっちり収まるためには、正確に採寸・切断しないといけません。
新兵器のスライド丸ノコを組み立て、説明書を読みながら理解するのに、まず1時間ほどかかりました。でもスライド丸ノコ、安全で正確に切断が出来るんで、やっぱり大助かりです。便利だけあって高いんですけどね。レーザー光線でカットする部分を教えてくれる、レーザーマーカーが便利です。

切断も終わり、貼り始めましたが・・・これがなかなか上手く行きません。

まずはフローリングの間隔。名刺1~2枚程度の厚み分程度の隙間を空けなければならないのですが、これがぴっちり隙間無くくっついてしまったり、逆に開きすぎたり。
接着剤とフロアーネイルを併用して貼っていくのですが、フロアーネイルが合板を打った釘とぶつかったり、接着剤が手にくっついて気持ち悪かったり。

とにかく四苦八苦してなかなか進まず、1日で写真のように3列程度しか終わりませんでした。前途多難。先が思いやられます。

素人大工始動! プラ束接着・大引き釘打ち

いよいよ本日より、素人大工の大工工事が始動しました。

1階床から作っていきますが、やらねばならないことは、作業効率を上げるためと安全のため、ただ仮置きをしてある状態だけだった床合板、大引きと根太を、場所に合った適切な釘を使いながら固定することです。
また、大引きを支えるプラ束も、専用のボンドを使って固定が必要です。

実はこのプラ束で、ちょっとしたトラブルが。空楽さんからの指示で、事前に図面から長さを計算して、適応する長さのプラ束を発注してあったのですが、これがどういう訳か短い(笑)。もう一つ長いモデルが必要になってしまったと。
急遽、KESのプレカット工場から直送して頂いて、難を逃れました。あるんだな、こんなことも(笑)。

まずは金物に乗っかっている大引きを、溶融亜鉛メッキを施された金物用太め釘、ZN65で固定します。

これは結構太いために打ち込みにくく、最初は失敗ばっかりしていました。ご覧のような有様です。釘打ちって難しい。

最初は凹みましたが、「まあ1本や2本ちょっと曲がっても、別に家全体が崩れやしないだろう」と開き直りましたけど。

しかし、何度か試行錯誤している間に、結構上手く打てるようになりました。前の写真とは大違いですね。

使っているハンマーは、アメリカから輸入した2×4フレーミング用のハンマーなのですが、重量は625gほどある大変重いものです。
打ち方のコツは、腕で振り回さないこと。肘を支点にし、スナップを効かせ、ヘッドの重さによる遠心力を利用して打ち込むことです。
だから、グリップ部分も、できるだけ離れたところを持ちます。そうするとなかなかヒットしにくいような気がしますが、慣れてくれば全然大丈夫。

1日に数百から数千回振ることになりますが、思ったほど筋肉痛にはなりませんでした。でも、握力はかなり落ちます。お箸握るのが下手になる・・・。

プラ束は、専用のつかボンドでベースコンクリートに接着します。約1cmほどはみ出すような量を使用するように指示してありますが、意外と適量を載せるのが難しい。

これは専ら嫁さん担当の仕事でした。

さて、今日一日の成果です。
夜7時過ぎまで作業しましたから、結構な進捗具合。1階の3分の2くらいの束と大引きの固定が出来ました。

この時点では、根太は置いてあるだけですし、束と大引きは接合されていません。つかボンドの乾き具合を見て、明日以降、大引きや根太を固定していこうと思っています。