先日は延期になってしまった煙突工事。今日、いよいよ再度工事の日となりました。
板金屋さんが来る前までに、私はケイカル板(不燃板)を張り付けたりして準備。板金屋さんが来られてからは、まずは野地板に穴開け、続いては写真真ん中に見える、黒い長方体状のスクウェアサポートを固定するための、L字アングルの加工などを行いました。アングル1個あたり3本のボルトナットで締め付け、スクウェアサポートの取り付けは完了です。マニュアルの指示ではタッピングビスで留めるのですが、ボルトナットの方がガッチリと取り付け出来たと思います。
さてここからは板金屋さんの独壇場。屋根勾配で煙突開口部より下に当たる部分の、2枚から成り立っていたガルバリウム鋼板は取り外してしまい、1枚の幅広板に交換します。スクウェアサポートは煙突の太さに比べてかなり大きめに開口しているので、屋根板は煙突の太さギリギリに開口し、かつ雨水が回り込んで入って来難いように水切り状にエッジを立てています。あまり板を絶妙に組み合わせてからタッピングで組み立てて、ガッチリと浸入防止。
煙突に付属してきたルーフフラッシングと、前項加工していた屋根板の重なり具合はこんな感じ。上から(画面左下が上で、右上に向かって下り傾斜しています)の水の流れを上手い具合に流しているのが分かるでしょうか。
これからコーキングを施し、キャップを被せて連結していきます。
連結が終わった後、1枚ものになってしまって他と板の幅が異なる今回加工部分に、他と違和感がないようにとダミーの飾りキャップをつけてくれました。これなら、下から見上げても加工の具合が違うことなど分かりません。心遣いがニクイです。
スクウェアサポート取付け、そして屋根板金の作業が終わったので、断熱二重煙突を差し込んでみる。ようやっと煙突らしくなってきました。板金屋さんは、ルーフフラッシングの上にさらに水切りを取付けて、少しでも雨水の浸入の可能性を減らそうとしてくれています。私は煙突を支えるルーフブレースの取付け。まずは煙突に輪っか状のパーツを取付けます。