洗面所ボード張り

電気屋さんに続いては、設備屋さん(水まわり配管)に来てもらうように手配しました。2階のトイレ用配管と、洗面台(2個所)の配管をやってもらうためです。設備屋さんの仕事は、以上で終わりのはずですから。さて、洗面台を取付けるには、壁が仕上がっていた方が良さそうです。ということで、何とかいらっしゃる前に洗面所の壁を珪藻土塗りまで仕上げたい。まずは断熱材をしっかりと入れます。間柱のサイズに合わせて、必要な場合はカットします。余分をギュウギュウと押し込むと、たるみが生じてどうしても断熱効果は落ちますから。ピッタリサイズをピンと張って、後に張る石膏ボードと断熱材の間に隙間が出ないようにすることが肝心です。断熱材は、しっかりとタッカーを使って固定します。タッカーの針はきちんと奥まで刺さっているか、触ってみて確認します。針の頭が凸凹していると、ボードを張ったあとに分かってしまいます。ベーパーバリア(防湿層)には、0.2mm厚のポリシートを貼ります。ベーパーバリアとは、断熱材、特にグラスウール・ロックウールの類を使っている場合に、断熱材が湿気を吸い込みその重さで垂れ下がったり、壁内で結露を起こしたりすることを防ぐために、断熱材へ湿気が移っていかないよう空気の移動を抑制するために施工します。気密両面テープを間柱に貼ったあと、たるみが出ないようにシートを貼っていきます。空気の移動がないように、慎重に目張りをしていきます。九州などの暖地では必要ないと言われることも多いベーパーバリアですが、我が家ではロックウールを断熱材として採用していますし、阿蘇は九州にしては冷え込みの厳しいところですから、時間はかかりますが施工しています。気密性を上げた方が、隙間風で寒い思いをすることもないですしね。材料費としては大したこと無いし、施工費用は自分でやればタダですから。でも、大工さんに依頼をすれば、かなりのコストアップだと思います。ベーパーバリアの施工後は、窓の下に窓台を取付けます。材料は、柱などと同じ米松集成材30mm厚を、窓の幅に合わせてカットし取付けます。間柱と材の間に隙間が空きますが、通常はスペーサーとして合板などを挟むことが多いです。ですが今回は便利な金具があったので使用してみました。「内装化粧枠止め金具」というもので、これを使用すればスペーサーは要りませんし、簡単に微調整が効きます。強度も充分で、窓台に乗ったりしなければ問題はないでしょう。何しろ、作業が楽なのがイイです(^^;;。取付けてみた感じはこんな様子。右側のスライド部分に釘を仮打ちしてから、真ん中上部の穴にビスを打って枠に固定します。ツバ部分が枠に食い込むので、ガッチリと保持されます。枠の水平を確認したら左側の固定穴に釘を打ち込み、最終的に2本の釘を打ち込めば固定されます。コイツは便利です(^^)。石膏ボード張りまでは終わりませんでしたが、水曜日の設備屋さん来訪までに、洗面所の壁は仕上がるでしょうか。土日は作業に行けないんだけどなぁ(^^;;;。