4月第一週は、来客や誕生日(40台突入!)やなんやかんやで、作業できませんでした。遅れを取り戻そうと、下地まで仕上げた北側の部屋の仕上げをしました。まずは下地材NGUの施工なのですが、ちょうど良いタイミングで、以前から何度かお越し頂いていたIさんから「珪藻土塗りの見学をさせて欲しい」との申し出があり、それでは実際に施工して頂きましょうとなりました。下地材ならば多少いい加減な施工になっても、次の上塗りでカバーできるからという考え。ところがこの考えは甘かったのでした(笑)。Iさんのお宅はもうほぼ完成なのだそうですが、一部珪藻土で仕上げたい部分が出てきたのでとのこと。まずは私が塗りの見本をお見せし、その後Iさんに塗って頂いたのですが・・・Iさん上手!(^^;;;。私の最初の時とは比べものにならないくらい上手で、現在の私と比べてもあんまり変わらない。全然教える必要がありません(^^;;。Iさんが塗り終わった後、見本の時に緊張していてどうもイマイチなところがあったために手直しをしたところ、これがタイミングが遅くなったために表面が乾き始めており、とんでもないグチャグチャに。わたしゃ初心者ですか?といった状態となって、面目は丸つぶれでした(苦笑)。カバーすべきは自分でやった部分で、Iさんのやったところは問題なしorz。その日の夕方にはIさん宅を見せて頂きましたが、ほとんどの部分は完成しており立派な出来!色々設計からの変更はあったそうですが、当初から考えておられたパッシブソーラーの家としては、とてもよい出来だと思いました。熱効率がとてもよさそう。なによりも、完成しているという点においてだけでもうらやましくて、「朝現場を訪れたら、こびとさんが夜の間に勝手に作っていてくれないかな」と思っちゃいました。翌日以降も仕上げを黙々と。楽器置き場スペースは、パインの無垢羽目板を貼りました。アウトレット品で、価格は送料込みでも坪4000円程度と激安でした。節は多いし割れもありましたが、収納内部用としては充分(というか贅沢)。蜜蝋ワックスで表面塗装をして完成です。収納内部は、あとは天井を張って完成です。天井にかかるのはもう少し先になります。最終的に、塗りに3日間かけて珪藻土塗りは終わりました。今回も乾き始めた頃にコテ押さえをして、漆喰風のなめらかな仕上がりにしました。この「乾き始めた頃」の見計り方ですが、前回は2時間程経過時点でコテ押さえをしたところ、ちょっと早い印象でした。テカリが多く出て、またコテの跡が波打ったようになってしまった部分がありました。なので今回は、5時間程経過時点でやってみましたが、ちょっと遅かったかな?という感じもします。4時間くらいが良かったでしょうかねぇ。ま、これは今の時期の環境での目安(室温20℃くらい、湿度40%程度)ですので、環境によって時間は変わる場合もあります。塗り壁表面の様子です。斜めから射す日光に照らされて、表面のデコボコが分かりやすい状態ですが、ほとんど鏝ムラがない(半乾きなので色ムラは出ています)ことがお分かりいただけると思います(^o^)。Iさんの前では面目丸つぶれでしたが、まあこのくらいは、やる気を出してかつ緊張していなければ出来ます(笑)。さて北側居室が終わったので、床を養生してからここに資材を動かして、西側内壁にとりかかれたらなと思ってます。西側はまだ全然手付かずです(^^;;。でも洗面所もしなきゃだし、2階の珪藻土塗りは手付かずだし、1階トイレもしなくちゃ・・・やることはいくらでもありますねぇ。でも15日はタラの芽パーティーで飲んだくれるので、また進まないことでしょう(爆)。