たまさん@山猫軒店主 のすべての投稿

カフェ山猫軒の店主です。セルフビルドした家で、手作りの南インドカレーを楽しんで頂けると嬉しいです。

本日、山猫軒(一応)完成の日といたします!

9月中には終えるぞと思っていたのですが、ちょっとだけはみ出した本日10/1午前に、全ての左官作業が終わりました。

赤いMさん作の壁の上、2階本棚の裏側が、今日塗り終わった最後の壁です。脚立に乗っての作業は、以前の(いや、今もか?)高所恐怖症の私からすると信じられない、高い位置での作業です。今日は最後だという緊張感と、ともさんがいないために落ちたらちとマズイという恐怖感から(^^;;、かなり冷や汗?かきながら、でも無事にやり遂げました。室内に関しては、これで大きな作業は全て終了です。あとはワックスを掛けたり手直しをしたりといった細かい仕上げのみ。

ということで、本日をもって山猫軒は(一応)完成といたします。

いや、本当は外のデッキやベランダの作業が終わってないんだから、完成じゃないのよ(^^;;。でもそれも終わってからなんて言っていたら、いつまで経っても終わらない気がするので・・・(^^;;。お披露目も、いつまでも先送りにしててもねぇ。セルフビルドを開始してから、すでに2年と4ヶ月ちょっと経ちましたから・・・。ということで(またか)、これからも山猫軒はボチボチと進化(本当の完成を目指すとも言う)を続けるはずですが、完成したゾ!いちおー。と宣言してみる。

でも、完成したと宣言しているのに、室内外の足場が取れた日ほど感動しないと言うのは、どういう事だろう(苦笑)。明日からは、ワックス掛けなど細かい作業を平行して続けながらも、本格的に引っ越しを開始いたします。

大津磨き壁完成

しばらく家に帰らずに作業を続けていたので、久しぶりの更新です。着々と作業を続けていましたが、27日に電気配線が完了。全ての照明やコンセントが稼働しました。これで夜でも足下安心(笑)。でも、最初にキッチン換気扇部分の照明が点いたときほど感動しないのは、なぜでしょう(笑)。2年間もの間付き合ってくれた、電気屋のMさん!ありがとうございました!左官作業もあとわずか。プロ左官のMさんが、休み返上でやってきてくれまして、大津磨き壁を施工してくれました。私も、プロの隣で左官作業(恥知らず)。この大津磨きという塗り壁、詳しいことは分かりませんが、鏡のようにピカピカな表面になります。今回はやや簡略化したやり方だそうですが、それでも結構手間がかかってます。写真は、中塗りとなる赤土を施工しているところ。ここでしっかりやっておかないと上手く行かないそうです。念入りに作業しています。中塗り表面が乾いたあと、仕上げとして、ウチの庭の土を塗りました。黄土色の表面の土がそれです。左官という作業からすれば、当たり前といえば当たり前のことらしいのですが、庭の土で壁が塗れるとは、実はあまり考えてませんでした(^^;;。庭の土にベンガラを混ぜて、さらに仕上げ塗りです。ベンガラの朱色が鮮烈です。全て赤く塗り潰してしまっては面白くないので、適度にムラを残しながら仕上げていきます。この頃には、外はすっかり暗くなってきてます。真剣な眼差し。何度も何度もコテを走らせ、むら無く艶やかな表面を作り上げていきます。実は、中塗りが乾くのを待つ間、他の部分の壁も施工してもらいました。いつも私が使っている材料を塗って頂いたのですが、スピードといい仕上がりといい、やっぱりプロは全然違いました(当たり前)。私の塗った壁とMさんが塗った壁が隣り合っている部分があるのですが、いらしたお客さんにクイズとして「どちらが私で、どちらがプロでしょうか?」と質問してみよう(笑)。Mさんが作業を終えたのは、9時近くでした。どうも遅くまでありがとうございました!

パソコンテーブル製作

ここのところ非常に秋らしく涼しくなっていたため、珪藻土塗りも順調に進んでおりました。2階は残すところオーディオ上あたりの4面を残すのみ。1階は玄関の3面と、ウォークイン収納内の3面、廊下の3面のみです。3日もあれば出来るなぁ!と思っていたところ、台風11号が東シナ海を通過したため、いきなり暑さが蒸し返し。汗だくで集中力を失うような状態となってしまい、壁塗りする意欲が萎えてしまいました。集中していない場合の壁塗りは、やっている最中は上手く行っているような気がするものの、終わってから冷静になってみてみると、とても出来が雑だったりするのです。ということで、急遽久しぶりの大工作業へと予定変更。2階のパソコンスペースに、作りつけのパソコンテーブルを取り付けることにしました。材料はいつもの米松集成材(30mm厚)。横方向の長さは3540mm、奥行きは500mmあります。まずは、同じ米松集成材で受けを作ります。壁にぐるりと、455ピッチで間柱にビスで留めていきます。本来は埋木でビス頭が見えなくなるようにするところなのですが、なぜか埋め木用座掘りドリルが行方不明だったため(T_T)、とりあえずビスは見えたままとなってます・・・。天板の高さは、床から700mmです。米松を加工します。まずは横方向の長さ3540mmに合わせて、丸ノコでカット。次に柱と当たる部分を加工して、きっちりと壁に当たるようにします。つづいて、パソコンの電源ケーブルなどは、テーブル状を引き回すのではなく、テーブルの下に回したいので、4つほどケーブルを通すための穴を空けました。ホールソーを使用。うちのドリルはパワーが無く、穴開けしている間にモーターから煙が出てきました(苦笑)。なんとか騙し騙し完了。柱側も、テーブル板と当たる部分をノミで加工。さて、加工完了したので取り付けです。壁側には受けがあるのですが、反対側は家具用の脚を取付けて支えます。この脚もIKEAで1本300円で売っていたもの(安っ!)。真っ赤な色がアクセントです(^-^)。最後にOSMOエキストラクリアーで塗装をして完成です。この感じで、写真左側の空いているスペースにも、スキャナやファックスを置くための棚を付けたいなと考えてます。

2階寝室完成!

2階の寝室は壁塗りも終わりましたので、仕上げの床ワックス掛けなどを行いました。1階トイレ、洗面所に続いての完成です。まずはフローリングに軽くサンダーがけ。簡単な養生しかしていなかったため、汚れたり接着剤が付いていたり、珪藻土を落としてシミが付いたりしてます(プロはやらないですね、こんな事)。とりあえず気にならない程度に(^^;;それらを落とし、ワックスを掛けました。フローリングを張ってから、もうすでに1年以上経過しており、よく乾燥した(笑)いや干からびた状態のフローリングは、とても良くワックスを吸収してくれます。写真でも見ても、ご覧のようにまるで色が違うことが分かりますね。それでは完成した寝室を、奥の方から見てまいりましょう。まずは一番奥(南側)のクローゼット部分です。ここは天井高が低いところで1.3mしかないのですが、クローゼットとして使う分には充分な高さです。ただし、頭を打たないように注意。広さは6畳あります。小さな横滑り押し出し窓がふたつと、24時間換気用の吸気口があります。部屋の仕上げは、実は他の居室と全く同じです。クローゼットなのになんと贅沢な(^^;;。床はメープル無垢フローリング15mm厚、天井はスプルース無垢羽目板12mm厚を使用。壁は石膏ボード12.5mm厚の上に、珪藻土を鏝塗りしてあります。これらの吸放湿性のある材料を使った仕上げだったら、クローゼットといえどカビが生えたりということはないでしょう。少し下がって、クローゼットの入り口です。この入り口左右の壁も珪藻土塗り壁なのですが、材料の余り具合から、1階オーディオスペースと同じ材料で塗ってあります。仕上げ方も同じクシ引き仕上げ。少し暗めの色合いといい、大胆なテクスチュアといい、なんか居酒屋の個室入り口といった感じです(笑)。クローゼットにするのは止めて、酒飲みスペースにするかなぁ(^^;;。先程の写真位置から、後ろ(北側)を振り返りました。真ん中やや右側に写っている引き違い窓の下に、ダブルベッドを置きます。枕元には、左右それぞれに読書灯と物置を設置。もちろん、IKEAで買ってきたものです。IKEAの商品は、安価でかつ我々の趣味に合うので、とても多用しました。写真左側の出っ張った部分はトイレです。酔っぱらったときも、1階まで用を足しに行く必要がないようにと、2階にもトイレを作りました。もともとの図面には用意されていなかったので、このような出っ張った形になってます。寝室(前述クローゼット除く)の広さは、トイレを設けた分少し狭くなりましたが、それでも約9畳はあります。最初の写真を撮ったあと、クローゼット内にパイプを加工したハンガーを作りつけました。パイプは2階手すりと同じもの。写真のようにクローゼット内の真ん中をパイプで仕切り、左右同じ面積を平等に二人でシェアして、クローゼットスペースを使えるようにしました。これで自分のスペースとして自由に使えるし、自分のスペースが散らかっていても、とやかく文句は言わせない(爆)。パイプは、長さ(1本1820mm)の関係もあって、2段に高さを変えて取り付けています。コート類は高い方へ、丈の短いものは低い方へと収納出来るよう考えました。

寝室珪藻土塗り完了 ハチ退治

珪藻土塗りですが、サボりサボりながらもなんとか続けております。とりあえず、コンセントやスイッチ類のある壁は塗り終えましたので、これで電気配線を終えることが出来るようになりました。電気屋さんに近々来てもらい、これで晴れて全ての照明やコンセントが稼働するはず!(^^;;。2階の寝室に関しては、全ての壁の珪藻土塗りが終わりました。あとは床や梁をサンダーがけしてからワックスを塗って、寝室の作業は完了です。これでベッドを持ってこられます。写真は撮り損ねたので、また珪藻土が乾いてから。ハチの巣ですが、役場に問い合わせたところ、ハチ退治の名人(?)さんを紹介して頂けたので、退治してもらいました。おじさん二人で登場された名人s(?)、一応顔にはネットを付けた麦わら帽を被って完全防御ですが、身に付けたレインコートはあまりにも普通のもので「刺されたらなんの防御にもならないんじゃ?」と思うほどでした(^^;;。ハシゴをかけて巣に近づき、キンチョールを連続噴射(笑)。はちがひるんだ隙に、巣を鎌のようなものでなぎ払って終了です。ハチが出入りしていた穴には、今後入れないように木の枝でフタをしていました。しばらくはウロウロしているかもしれないが、1~2日すればもういなくなるでしょうとのことでした。所要時間は30分ほど。料金は6000円でした。先日記事にしたあとにも、実はすぐそばにもう一つ巣を作っていました。こちらはいかにもハチの巣らしい、ボール状のもの。写真左の状態で、製作開始から3日ほど経過していましたが・・・見事になぎ払われました。ハチたちもせっせと頑張って作ってたんで、ちと可哀想かも(^^;;。でも話を聞いてみると、やっぱり毒性の強いスズメバチだったようで、駆除して正解です。この季節は、あちこちの別荘などで軒裏や基礎内に巣を作られたとの通報が多く、名人sは結構忙しいようでした。