「建築日誌:造作家具」カテゴリーアーカイブ

靴収納棚作り

ここのところは制作活動よりも、まずは草刈り!!の毎日でした。とうとう本日梅雨入りしまして、これからはちまちまと室内をいじるつもり。まずは靴収納スペースとして、玄関横の収納に棚を取り付けました。我が家は結構靴持ちなので、かなりの収納量が必要です。靴箱を作ると大きくなるし、湿気も気になる(というよりも、まず作るのが面倒くさい^^;;)んで、オープンな収納スペースに棚のみ取り付けました。CD収納と同じ金属製のロイヤル社AAシステムサポートの、角度調整ができるタイプを取り付け、斜めに棚板を傾けることにしました。滑り落ちないように、端にはストッパーとして角材を取り付けます。靴用には6段の棚を取り付けました。その上部には2段の水平棚を取り付け、靴以外のものの収納に使います。今持ってきている靴だけで、3段が埋まりました。実はまだ持っているので(汗)、ほとんど埋まるのでは・・・。多めに作れるようにしておいて正解でした。今まで玄関の床に出しっぱなしにしておいた靴が片付いたので、とても広い玄関になりました(笑)。あぁすっきり。

パソコンテーブル製作

ここのところ非常に秋らしく涼しくなっていたため、珪藻土塗りも順調に進んでおりました。2階は残すところオーディオ上あたりの4面を残すのみ。1階は玄関の3面と、ウォークイン収納内の3面、廊下の3面のみです。3日もあれば出来るなぁ!と思っていたところ、台風11号が東シナ海を通過したため、いきなり暑さが蒸し返し。汗だくで集中力を失うような状態となってしまい、壁塗りする意欲が萎えてしまいました。集中していない場合の壁塗りは、やっている最中は上手く行っているような気がするものの、終わってから冷静になってみてみると、とても出来が雑だったりするのです。ということで、急遽久しぶりの大工作業へと予定変更。2階のパソコンスペースに、作りつけのパソコンテーブルを取り付けることにしました。材料はいつもの米松集成材(30mm厚)。横方向の長さは3540mm、奥行きは500mmあります。まずは、同じ米松集成材で受けを作ります。壁にぐるりと、455ピッチで間柱にビスで留めていきます。本来は埋木でビス頭が見えなくなるようにするところなのですが、なぜか埋め木用座掘りドリルが行方不明だったため(T_T)、とりあえずビスは見えたままとなってます・・・。天板の高さは、床から700mmです。米松を加工します。まずは横方向の長さ3540mmに合わせて、丸ノコでカット。次に柱と当たる部分を加工して、きっちりと壁に当たるようにします。つづいて、パソコンの電源ケーブルなどは、テーブル状を引き回すのではなく、テーブルの下に回したいので、4つほどケーブルを通すための穴を空けました。ホールソーを使用。うちのドリルはパワーが無く、穴開けしている間にモーターから煙が出てきました(苦笑)。なんとか騙し騙し完了。柱側も、テーブル板と当たる部分をノミで加工。さて、加工完了したので取り付けです。壁側には受けがあるのですが、反対側は家具用の脚を取付けて支えます。この脚もIKEAで1本300円で売っていたもの(安っ!)。真っ赤な色がアクセントです(^-^)。最後にOSMOエキストラクリアーで塗装をして完成です。この感じで、写真左側の空いているスペースにも、スキャナやファックスを置くための棚を付けたいなと考えてます。

押し入れ内部完成

押し入れの内部天井まで張れました。先日も書いた収納力は、こんな感じ。結構入ります。それでもまだ、全ての材料や工具を収納は出来てませんけれど。建具の製作は、シナランバーの木口テープが無くなってしまったため、ひとまず先送りです。内部天井と上吊り戸用のレールの拡大写真はこんな感じ。鴨居には、レールを埋め込むためと天井材を差し込むための、溝加工がしてあります。他に柱などにも、差し込むための溝加工をしました。一部にまたも白く着色された材が使用されています(苦笑)。材が足らなくなったんです(^^;;。レールは既に取り付けてありますが、戸車を先に入れなければならないのを忘れておりました(爆)。一度外して入れてやらなくては・・・。

押し入れ製作

1階収納部に押し入れを作りました。材料は105mm角の杉柱材で、ノミとトリマーを使ってホゾを差し込むように加工していきます。ただビス留めしても良いのですけれど、やはり習得してきた技術を駆使せねば(笑)。加工が終わったら、各々の材料を組み合わせていきます。もともとの柱と今回追加した柱の接合部は、やはり105mm角の杉材で繋ぎ、正面に見える部分は、あーちゃんハウスで余った杉材を使用。他の見えにくいところはSPF(2×4材)です。ホゾを組んで差し込んでからビス留めしたので、ガッチリと出来ました。杉の相じゃくり板を張って完成です。早速、そこら中に散乱していた材料や道具を収納しました。随分と収納力があるので、結構部屋が片付きそうです(笑)。石膏ボードの処分も出来たので、本当に部屋が広くなりました。この押し入れ部分の天井や建具を作れば、室内で残るのは左官だけとなります。左官は集中してやった方が進みが早いので、大工仕事を早く終わらせて、8月中に左官も終わらせたいと思っているのですが。

本棚作り

2階の手すりの役目も果たす、本棚作りを行いました。まずは天板の取り付け。天板は、お隣のHさんに譲って頂いた杉の厚板。一枚物の立派なものを、タダでわけて頂きました。感謝!この杉板、あーちゃんハウスを作って頂いた大工さんに加工して頂きました。仕事の合間にちょちょいのちょいと加工して頂いたので、早く本棚に取りかかれました。これまた感謝。両端の柱に切り欠きを入れて、天板をはめ込んでいます。真ん中の板は仮に支えるために置いたもの。途中の過程は省略し(笑)、完成しました(爆)。いや、夢中でやっていたので途中の写真は取り忘れました。棚板はすべてシナランバーコア30mm厚で、木口にはシナロールテープを貼って化粧しています。縦の棚板は910mmピッチで立てました。ちょっとスパンが広いので、18mm厚パイン板を棚板に使うのですが、真ん中あたりが下がってくるかもしれませんね(^^;;。30mmピッチで上下の高さを調整出来るよう、棚ダボ金具を埋め込んであります。金具はまず専用下穴錐で穴を空けてから、総数で400近くを埋め込みました。ともさんご苦労様でした(^^;;。1階から本棚を見上げてみました。今までは2階が丸見えでしたので、随分と印象が変わりました。少し暗くなったような気もしますが、真っ白の珪藻土を塗ればまた明るくなるでしょう。懸案だった本棚作りですが、天板を加工してもらっていたこともあり、意外なことに2日間で出来上がってしまいました。まあ7時過ぎまで頑張りましたからね、自分たちを褒めてやりましょう(^^)。