たまさん@山猫軒店主 のすべての投稿

カフェ山猫軒の店主です。セルフビルドした家で、手作りの南インドカレーを楽しんで頂けると嬉しいです。

1階トイレ完成しました

やっとこさで1階トイレが完成しました。まずは壁に埋め込んだタイルの写真を。一昨年にチェコのプラハに行ったとき、コースターとして売られていたタイルを見つけて買い込んで来ました。裏打ちされていたゴム状の滑り止めを剥がして、石膏ボードにエポキシ接着剤で接着後、珪藻土で周りを塗って仕上げました。写真のような4枚が、トイレの壁に埋め込まれております。完成したトイレの写真を。まずは入り口側から1枚。天井は杉の源平材羽目板。塗装されている材でしたので、とても綺麗な仕上がりです。窓枠には米松集成材を奮発し、オスモで仕上げました。トイレ自体が入り口引戸を開けた状態でも目に入らないよう、収納ボックス兼用の仕切り棚を作りつけました。壁は珪藻土塗りです。まだ完全に乾いていないので少し色が濃いのですが、乾くともう少し白っぽくなります。窓側から1枚。間仕切り棚にはトイレとペーパーホルダーをビルトインし、予備ペーパーやトイレブラシなども内蔵出来ます。ウォシュレットのリモコンも、ちょうど良い位置に固定出来ました。棚の向こう側には洗面化粧台が設置されます。1坪の広さがあり、またなかなか思い通りに作ることが出来た、立派な力作トイレとなっています。トイレ以外の作業ですが、発注していた材料が届いたのでちょっとだけ作業しました。西側オーディオスペースのベーパーバリアは、三菱樹脂製シャオンスターという遮音シートを採用しています。1mm厚の軟質シートで、重量も結構あって割と良く遮音してくれそうな感じです。私としては、それ以上に壁や間柱が共振することを防いでくれるように期待しています。オーディオは、振動する部分としない部分をはっきり分けて管理することが重要です。

あーちゃんハウス基礎造り

着工した「あーちゃんハウス」。GW前にはフーチングの割栗石入れ→ランマー作業まで終わっていましたが、その後私が休んでいる間に鉄筋組み→フーチング生コン打ちが終わり、今日は型枠組みから生コン入れまで終わりました。プロは早いですね~。まずはフーチングの上に型枠を組んでいきます。アンカーボルトも鉄筋に番線で固定してあります。丁寧な仕事です。あっという間に基礎の型枠が出来ました。その間3時間程。4人がかりとは言え、効率良い作業には感心します。ウチもこれくらい効率が良ければ、もう建っているんだろうけどなぁ(^^;;お昼過ぎにはクレーン車と生コン車が来て、コンクリートホッパーを使って生コンを流し込み始めました。ホッパーの操作をする人、バイブレーターで気泡を消す人、そして天端を均す人と分かれて作業をして、見る見る仕上がっていきました。後日、型枠を外したあとに防湿コンクリートを打って、基礎造りは完了です。15日に詳しい打ち合わせをしたのち、24日には建て方に入るそうです。

GWの成果いろいろ

ゴールデンウィーク、皆さまはいかが過ごされましたか?私は家作ってました(^^;;。さてGW中の成果をまとめて報告。まずは、我が山猫軒敷地隣りに、通称「あーちゃんハウス」が着工!あーちゃんとは、ウチの母のこと。姪っ子が、「ばーちゃん」ではなくて「あーちゃん」と呼ぶため、その名前になりました。「あーちゃんハウス」は、母が家族みんなで集まることが出来るようにと出資して、別荘を建てることになったのです。今回はちゃんとプロに依頼します(笑)。お願いするのは、山猫軒と同じ「空楽」グループの円ホームさん。大きくはありませんし、コストにも制約がありますので豪華ではありませんが、開放的で素敵な空間が出来ると思います。ただひとつ問題が・・・山猫軒よりも早く出来てしまうことです(苦笑)。さて山猫軒の方ですが。まずは懸案だった西側部分の壁に着工。今まではツーバイ材が積み上げ保管されており、足を踏み入れることが出来なかったのですが、やっとこさでちょっとだけ場所を移動し、断熱材を張りました。オレンジ色の文字が入った分が、今回張ったものです。今までは入っていなかった部分がこんなにあったのに、冬の間は問題なく過ごせました。断熱が完璧になれば、なお一層暖かい家になるのでしょう(^^)。ともさんは、石膏ボード張りに集中してくれました。窓枠周りのチマチマした施工、私は実はキライで敬遠していたのですが、ともさんは実に性に合うらしく、とても丁寧にチマチマとやっていました。尊敬します(^^;;。おかげさんで、寝室を除く2階の壁は全てボードが張れましたので、あとはじゃんじゃんと壁塗りをしていくだけです。残る工程もあともう少し!(ってホントか?^^;;)1階トイレの壁塗りですが、やっぱりGW中に材料は届かず、今日になって届いたため、完成には至っていません。今日届いた材料を練って、早速塗ってみました。今までは真っ白な珪藻土だったのですが、今回はかなり着色されたもの。塗り途中の写真を見ると、下地材の白色とずいぶん違うのが分かりますね。塗りやすさは変わらないのですが、メーカーさんによると色ムラが出やすいとのことでしたので、施工時の温度湿度を確認しながら施工しました。推薦温度は18℃以上です。今日は20℃ちょっとでした。さてどうなるでしょうか。今日は2ブロックほど塗り終えました。左側がNSR-1(もっとも真っ白なもの)で既に塗った壁、右は下塗り材NGUを塗った状態、真ん中が、今回塗ったNSR-11Sです。今まで骨材無しのNSRを塗る場合は、しっくい風仕上げにしていたのですが、今回はチリボウキで刷毛目を付けた仕上げにしています。写真ではちょっと分かりにくいのですけれどね。今までとはひと味違う質感で、乾いたらどんな感じになるのかが楽しみです。壁の真ん中には、チェコのプラハに行ったときに買ってきた、タイルをはめ込みました。完成したら、拡大写真をアップしましょう(^^)。

1階トイレを完成させる その3

引き続いては、手洗いとトイレとの間の仕切り壁を作ります。手洗いの水跳ねがトイレ側にかかるのを防止し、さらにウォシュレットのリモコンやペーパーホルダー・掃除ブラシを収納するように設計してみました。まずは2×4材を使って枠を作り、リモコンなどの取付け位置を検討しています。後ろに写っている部屋が散らかり放題なのは見逃して下さい(苦笑)。実際の取付け位置に仮置きしてみました。幅木や壁と当たる部分があるので、適宜カットしてピッタリ収まるようにします。シナ合板が張ってある部分は、向こう側から見るとパイン材で作ったボックスが埋め込んであります。ペーパーホルダーや予備のトイレットペーパー、トイレブラシが収まるようなサイズに作ったボックスを二つ、取り付けてあります。便器側の表面に、天井で使った杉羽目板を張り付けていきます。固定にはスマートビスとカリクギを併用。羽目板よりも出っ張っているボックスがあるため、なかなかはめ込んでいくのが難しい。特に今回は、ボックスと羽目板が接する部分には、溝を刻んで差し込むように細工しているため、一筋縄でははまってくれません。突き付け(ただピッタリと付き合わせるだけ)だとラクなんですが、乾燥時に隙間が透いて見えてきたりするので・・・。トイレは座ってジッと見つめている時間が長い場所なので、突っ込まれることがないように丁寧な仕事を心がけております。便器側の面が完成しました。側板や天板も仮置きしてみて、一応は完成状態の雰囲気です。綺麗に源平に分かれている板をセレクトして使ったので、意外と可愛いらしい出来となりました。次は実際の設置場所に固定をして、手洗い側の羽目板を張っていきます。実際の設置場所に固定をし、手洗い(洗面化粧台)を仮置きしてみました。サイズはバッチリです。この後、残りの羽目板を張り終え、側板と天板を張って形作りは完成しました!あとは羽目板以外の無塗装部分をオスモエキストラクリアーで塗装をしたら完成なのですが、接着剤が乾くまではカリクギやハタ金で固定してある状態なので、今日はそこまで至らず。トイレの作業も、残すは壁の珪藻土塗りのみとなりました。前述のように今までとは違う濃い色の珪藻土を使用するので、新たに発注して到着するまで待たねばなりません。上手く到着すれば、GW中には完成できるかな?

1階トイレを完成させる その2

続きまして、トイレの内壁の石膏ボード張りへ進みました。ここまで来ると、稼働していたトイレを移動しないことには作業がやりにくい。ということで、水抜き作業をして取り外しました。2階のトイレを設置した経験があったから出来ましたけど、初めての方はとまどうでしょうね。止水栓を閉めてからタンクの水を全て流して後、少量残った便器内の水は掻き出してバケツに受け、ウォシュレットも水抜きします。あまり床を汚すことなく、取り外しできました。トイレ取り外し後に残った配管からは臭気が上がってくるので、とりあえずビニールで蓋をしています。石膏ボード張りを終えた様子。写真手前側は配管が通っている(2階トレイの給排水管)ため、防音用にロックウールを充填してあります。天井に見えるロックウールも、外気に接する部分のためにベーパーバリアを貼ってあります。長い間断熱材剥き出し状態で、それでもトイレを使えるようにしていたのはとても便利でした。でもいつまで経っても完成まで程遠く感じていたのも事実でしたので、このように室内らしくなってきてちょっとホッとしています(^^)。続いては天井張り。他の居室や勾配天井部分は、すべて無塗装スプルース材の羽目板を張っていました。スプルースは節は多かったものの、色味は白っぽくて均質な感じで、おとなしい印象でした。保護のために塗った蜜蝋ワックスも過度なツヤはなく、次第に日光で色濃く変化していく様も好ましいものです。対してトイレに使用したのは、源平(赤身白身混じり)の杉羽目板で表面は塗装されているもの。随分と印象が違うもんです。トイレは少し暗い色合いにしようと思っている(壁の珪藻土も、少し暗い色にします)ので、なかなか良い感じだと思いました。