建具(引き戸)に使用する、シナランバーコア合板が届きました。サイズが厚さ30mm*巾1220mm*長さ2430mmと大きく、重さも結構なもので運ぶのが大変でした(^^;;。開口部は出来るだけ引き戸にしようと思っています。1階トイレ、1階洗面・脱衣所、2階寝室の扉は引き戸です。1階の分は、天井ギリギリまでの高さを維持した扉にしようと思っているので、この2430mmの合板が必要になりました。取り付けは上吊り戸にします。合板の加工は、上側に吊り車を、下側にガイドピン用の溝を掘るだけで、あとは引手用に溝を掘って「コ」の字アングルでも埋め込もうかと思っています。出来るだけ楽をして、見栄えの良いものをと(^^;;。材の残りを使って、2階吹き抜けの手摺り代わりともなる本棚も作ります。とは言っても、取り掛かるのはまだまだ先のようですから、こういう大きな材料に床を占められると、作業場所が段々と無くなってまいります・・・。
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器季家さんで「書」のワークショップ
器季家さんで開かれている、稲田春逕先生の「書」のワークショップに参加してきました。書道なんて、中学校以来?何十年ぶりに筆を握り、硯で墨を擦ったでしょうか?当時は、字も下手だし書道は大嫌いだったので、今日も本当を言うとあまり乗り気ではなかったのですが・・・楽しかった。人間歳を取ると、内面を見つめる作業に惹かれていくのかもしれません。黙々と同じ作業を繰り返し繰り返し、少しでも良い文字を書けるように集中していたら、時間が経つのも忘れてしまいました。稲田先生の指導が簡潔明瞭なので、気持ちよく集中できたのだと思います。稲田先生、ankumiさん、どうもありがとうございました。
階段作り再開
昨日からは、階段作りを再開しました。3枚目のささら桁を作り、今までに作った2枚と合わせ微調整をしました。次に、ささら桁が取り付く階段踊り場部分の、壁を平滑に仕上げなければなりません。今ひとつ出来が良くなかった部分に珪藻土の増し塗りをしたりしたため、秘技(笑)サンダーがけをする必要があります。サンダーかけるのはいいのですが、なにしろ凄い白煙が上がります。珪藻土の粉が部屋中を舞うわけです。これには参りました・・・。やはり珪藻土はサンダーで仕上げるのではなく、鏝で仕上げなければ(当たり前)。
玄関フローリング貼り完了
昨日準備した玄関のフローリングを貼りました。コンクリート下地に直接貼るため、釘は使わずにボンドだけで接着していきます。接着剤が固まるまではヌルヌル動いたりするため、ずれないように慎重に。乱尺もののため、考えて並べないと接手が隣り合った部分で同じになってしまったりします。それは格好悪いので、接着剤を塗布する前に必ず並べて、色味と接手位置の確認をします。慎重にやっていたので、思っていたよりは時間がかかります。午前中にはここまで。午後にはペースも上がって、全てを貼ることが出来ました。どうでしょう?なかなかいい感じ?無塗装のものなので、今はまだ色が薄いです。今後バトンフロアーで塗装します。とはいっても、しばらくは養生して使用することとして、塗装はずいぶん先になるでしょう(^^;;。その後の時間は、今後の進め方や仕上げの方法を話し合いました。和室を作る予定でしたが、とりあえずフローリングを貼った洋室にして置き畳にするか?とか、ずいぶん長くなってしまっている工期を出来るだけ短縮できないかと、色々検討してみました(^^;;。セルフビルドは、自分の思うように出来るという点では素晴らしいことなのですが、プロ並みの技術やスピードがある人ならばともかく、普通の素人がやった場合は、時間をかけないようにすればそれなりの(素人臭い)仕上がりになりますし、時間をかけて(プロのような)良いものを作ろうとすれば、膨大な時間がかかります。ウチの場合、すでに1年半かかっていますが、まだまだ完成には程遠いです。技術がないのも理由の一つですし、根気が続かなくてサボる日もあったり、思わず楽な方に走って酒を飲んでしまったりと(笑)色々あるために、プロのように3ヶ月で建ったりすることは、まずあり得ません。最近セルフビルドする方も増えているようですし、キットハウスの販売なども盛んなようですが、挑戦する方はどうぞ『時間も金もかかる』と考えて下さい。ウチは確かに大工さんに支払う費用はほとんどかかっておりませんし、建材も割と安く(中間マージンを省いて)仕入れられていますが、無収入でかかり切っている1年半の生活費を考えたら、大工さんに頼んだのとトントンかもしれません(苦笑)。週末だけを使って仕事は普通どおりしながらのセルフビルドでしたら、私たちのような問題はないかもしれませんが、膨大な期間がかかるか、簡単なものしか作れないのではないでしょうか。期間がかかると言えば、梅雨がある日本ですから、期間が長くなれば建設期間が梅雨にかかることもあり得ます。梅雨に建設途中の状態で遭遇すれば、余程しっかり雨養生をしていても、材にカビが生えたりします。ええ、します。気を遣っていても、します。ショック大きいです。でも仕方ないです、日本ですから。そのカビが生えたところを施主が見てしまったせいで、契約解消になった物件があるそうです。いい建物なのに。一度生まれてしまった疑念は消せないのかもしれませんが、日本で梅雨時にカビが生えない建材は、逆に怖いですよ。木材に雨がかかれば、そりゃ生えますからね、一晩で。生えないのは、新建材ですよ。そうでないちゃんとした材料を使っていたのに、カビが生えたくらいで契約解消していたら、もう新建材だらけのプレハブ住宅しか購入できませんねぇ。余談でした。(もちろん、完成後にカビが生えるのはマズイっすよ^^;;)
玄関フローリング貼り準備
2階のフローリングをと言ってましたが、先に玄関のフローリングを貼ることにしました。玄関にフローリング・・・、実は我が家の玄関土足部分は、コンクリートやタイルや三和土(たたき)ではなくて、フローリングを貼ります。カフェやブティックなどで、土足場所なのにフローリングが貼ってある、しかも深い赤色の床、あんなイメージです。このフローリングを先に貼らないと、上に乗る玄関枠の取り付けが面倒臭そうだったので。使用するのは、直貼り用のカリンフローリング乱尺ものです。直貼り用というのは、コンクリ仕上げの床に直接貼ってもガタガタしないように、裏に発砲スポンジのような素材が接着してあるタイプです。カリンだし裏打ちもしてあるしで、家に使っているどのフローリング・羽目板よりも高くなってしまいました(笑)。カリンらしい赤っぽいものと、やや黄色がかったものがあるので、一応分けます。乱尺ものなので、接手の位置と色味を考えながらバランス良く配置できるように準備です。午前中ウダウダしてしまったので、この時点で薪拾いタイムの午後3時。ちょっとダルダルモードの日でした。