「建築日誌:床・フローリング」カテゴリーアーカイブ

フローリング貼り 3日目

予定通りに合板1枚の短辺の長さ、約90cm分を貼って、今日も終了。写真を見ても、随分とフローリングらしくなってきたと思いますが、いかがでしょう。結局昨日よりも少し多い9列分、54枚を貼りました。午後2時くらいまでは調子も良く、快調に貼れていたのですが、その後急に集中力を失い、最後は青息吐息でした(苦笑)。貼れた部分を養生して、作業は終了。しかし、接着剤の減りが早いです。もうすでに10kg缶1缶を使い切り、2缶目に入ってます。この調子だと、少なくとも60kgは必要な感じです。そういえば、手のベトベトがイヤになって、今日からはビニール手袋をして作業しました。やはりこれが正解。多少手先の感覚が鈍くなりますが、それ以上にベトベトしないためのイライラ感の無さが重要でした。また手袋を着けてふやけたために、剥がれかけていた手の皮がすべて綺麗に剥けまして、まるでピーリングでもしたかのように綺麗な皮膚になりました。怪我の功名?(笑)

フローリング貼り 2日目

ひたすらフローリング貼り。まず気付いたことを何点か。前日施工した最後の部分、接着剤ははみ出さないようにすること。さもないと、はみ出した部分が硬化して、翌日の最初の作業は接着剤をこそげ落とすことから始まってしまいます。←今日の私たち(^^;;。接着剤の取り扱いは、出来るだけ素手では避けること。使用したエポキシ系の接着剤は強力で、手に付くともの凄くベタベタしますし、石けんで洗ったくらいでは取れません。またいずれは、手の皮が剥けてきます(*_*)。ちゃんとしたF☆☆☆☆の商品なのですが、手荒れするのはエポキシ系の特徴のようです。無垢フローリングの場合、フローリングの間には名刺2枚分ほどの隙間を空けるとなっています。昨日は正直に名刺を使っていましたが(笑)、名刺だときつく挟み込んだ場合に破れてしまい、フローリングの間に紙片が残ってしまったり・・・。ということで、VHSテープのケース(プラスティック製)をはさみで切って使うと具合が良かったです。1ケースで丁度8枚くらいは使いやすいサイズのスペーサーが取れますし、厚みもグッド。随分と仕上がり具合が良くなりました。ということでなかなか苦労しております。だいぶペースは上がってきたのですが、写真のように、施工出来たのは8列ほど。1列につき6枚貼りますから、二人で1日に施工出来たのは約50枚といったところでしょうか。幅にして90cm(合板約1枚分)ほども進みません。この分ですと、室内足場が設置される部分を貼るだけでも、あと4日間はかかることになりそうです。前述のように手がボロボロ。握手なんか出来ませんね、この手では。また、立ったりしゃがんだりを繰り返しているので、ヒンズースクワットをやり続けているようなもの。下半身の筋肉痛が辛いです。しばらく辛抱の日々が続きそう。

フローリング貼り開始

フローリング用の接着剤が届いたので、ようやくフローリング貼りに着手しました。

まず最初に、収まり具合などを考えることが重要です。

例えば最後の一枚が、幅8mmなんてことになったら、切るのも大変だし見てくれも悪いですよね。部屋の奥行きや幅と、フローリングの幅などとを考え合わせて、プランを練ります。

また写真のように南側から貼っていますが、柱部分にきっちり収まるためには、正確に採寸・切断しないといけません。
新兵器のスライド丸ノコを組み立て、説明書を読みながら理解するのに、まず1時間ほどかかりました。でもスライド丸ノコ、安全で正確に切断が出来るんで、やっぱり大助かりです。便利だけあって高いんですけどね。レーザー光線でカットする部分を教えてくれる、レーザーマーカーが便利です。

切断も終わり、貼り始めましたが・・・これがなかなか上手く行きません。

まずはフローリングの間隔。名刺1~2枚程度の厚み分程度の隙間を空けなければならないのですが、これがぴっちり隙間無くくっついてしまったり、逆に開きすぎたり。
接着剤とフロアーネイルを併用して貼っていくのですが、フロアーネイルが合板を打った釘とぶつかったり、接着剤が手にくっついて気持ち悪かったり。

とにかく四苦八苦してなかなか進まず、1日で写真のように3列程度しか終わりませんでした。前途多難。先が思いやられます。

フローリング選別

結婚記念日の旅行も終え、気分も新たに作業再開ですが、やっぱり旅の疲れも残っていたためボチボチと。フローリングを貼る前に、木目の綺麗なものや色味の合うものを選別しました。購入したメープル材フローリングは、Cグレードのアウトレット品。普通イメージするメープルのように、真っ白で均一な木目ではありません。そこで、出来るだけ木目も色目も綺麗なものを1階リビングなどの目立つところに配置し、あまり綺麗でないものはクローゼットや洗面室に配置しようと思いまして、面倒臭いながらも選別しました。その数86ケース860枚!(^_^;;。こちらが跳ねた方の品。全体に緑がかった感じで、白い部分が少ないです。木目もはっきりと見えます。もちろん、製材品質などには何の問題もありません。スベスベとしたプレーナー仕上げで、実も四方ざねでしっかりとしています。こちらが選別した品。普通のメープルフローリングといった感じですね。多少シミのように見える木目があったりしますが、この写真の分はまだ良い方です。選別した方にも、全体には白い材ながらも、結構暗い木目が入ったりしています。Cグレードなので、そこは仕方がないですね。上手いこと配置しながら、綺麗な印象になるようにフローリングを貼らねばなりません。フローリング貼り用には、オーシカのUR-145というエポキシ系の接着剤を発注しました。フロアネイルと併用して、合板下地に貼っていきます。

浄化槽届く・1階床増し貼り完成・気密テープ施工

浄化槽工事、今日は穴の中にセメントを流し込んでいました。浄化槽本体の基礎となる部分ですね。午後には、その浄化槽本体が届きました。7人漕、デカイです。大人の背丈くらいの高さがあります。明日には本体を設置するそうです。金曜日頃までには終わるらしい。あと残り1枚となっていた増し貼り、着いて早々に終わらせてしまいました。なかなか順調に施工出来たのではないでしょうか。というか、最初の15mm合板の施工がひどかったですから・・・。実が付いていたということもあり、はめるためには少し大きめに切り欠いたりしていたので、柱のところは隙間だらけ。最初に慎重に平行を確かめなかったため、終わる頃には大きな誤差が出たり。でも今回は、フローリング施工の予行演習のつもりだったので、ずいぶん慎重にやりましたよ。フローリング施工に対して、少し自信が持てました。合板と合板の継ぎ目部分と、壁と合板の取り合う部分には、気密テープを貼って目止めをしました。隙間風が入ってきたり、湿気が上がってこないようにするためです。使用したのは、エースクロス031。サッシと柱と、複雑に床合板が入り込んでいる部分も、丁寧に目止めしています。柱の部分には幅木などが来ないため、テープを貼る部分を正確に15mm以内(フローリングの厚み以内)に限定しないと、フローリングを貼ったときにテープの黒色が見えてしまいます(^^;;。真壁作りは、こういうところに気を遣います。大壁だったら、全部石膏ボードに隠れてしまうから楽なんだけどねぇ。気密テープの施工も出来たので、長い間屋外にて養生し保管していた、フローリング材を搬入しました。梅雨の間中、屋外にて保管というのは、いくら厳重に養生していたとはいえ大変不安でしたが、一部の材のみ確認したところ、幸いカビが生えたり大幅に変形(反り・割れ)したりもせず、初期状態を保っていてくれたようです。しかしこのメープルのフローリング。メープルは比重が高くて堅い材で、床材としては傷も付きにくく(ボーリング場のレーンにも使われる)見た目も綺麗で気に入っているのですが、いかんせん重い!。南洋材の重さに比べればマシでしょうが、運ぶのにはえらい体力を使います。嫁さんと二人で、えっちらおっちら86ケースを運びました・・・。明日は筋肉痛かなぁ(苦笑)。