薪ストーブ個人輸入

新居には、暖房器具として薪ストーブを導入する予定。薪ストーブ、結構高い代物ですし、さらに煙突が高価。ウチのワンルーム+ロフトのようなだだっ広い住居にマッチするまっとうな商品を、日本の業者から導入・設置しようと思うと、ストーブ40万+煙突20~30万+施工費で、総額70~80万位はかかりそうな感じです。でもストーブや煙突のグレードは落としたくないし・・・と考えながら色々と検索していたところ、個人輸入した方々の情報をまとめてあるサイトを発見。カナダの業者から輸入すると、どうも日本で買う金額の半額くらいで何とかなりそう。ということで見積もりをとってみました。導入予定の機種はこれ。日本名での商品名はEnlight。Dutchwest Non-Catalytic Wood Stove Medium(2478) です。触媒が要らないので、結果ランニングコストも抑えられるかなと考えています。本当はこっちが欲しかったんだけど、こいつには外気導入キットが無いために残念ながら見送り。一応高断熱・高気密になる予定(自分の施工精度による)なので。さて肝心の金額ですが、日本の定価は399,000円(税込)、カナダの業者からの見積もりは、おそらく定価ですがそれでも$1,692(カナダドル≒85 円)なので、14万5千円ほど。煙突・カナダ国内送料・梱包費も含めた見積金額が、$2,950(約25万円)となりました。これに船便代と通関手数料・消費税・日本国内送料などが10万ちょっとかかるでしょう。結局のところ、日本でのストーブ本体定価くらいで買えそうな感じです。もちろん取り付けは自分でやることになるわけで、それなりのリスクが発生します。しかしそれを考えても、この価格差というものには考えさせられますね。ところで、個人輸入といえば英語は付き物ですが、私の場合どうしているかというと・・・この会社には日本人のスタッフさんがいます。ということで日本語OK(笑)。http://www.wngp.com/index_j.html

いろいろ検討中

本日二本目。いろいろと設備や建材について考え中です。しかし、これが随分と値段に差があって悩ましい。予算との兼ね合いを第一に考えねばならないので、頭が痛い、でも楽しいところです。ネットの普及により、いろんな住宅資材販売サイトがあり、卸価格で買えます。定価とか2割引とかで買ってちゃ馬鹿みたいですよ!たとえばトイレ。そりゃぁ最新の一流メーカー品、サティスやらネオレストやらを買えれば全く文句はないんですが、もちろん高い。それに直結型は井戸を水源とする我が家じゃ使えなさそう。候補はTOTOのピュアレスト+アプリコットなんですけど、新製品のこれだとさすがに一番安いところでも11万くらいする。ところが、若干マイナーなメーカーの、それも処分品となると、洗浄便座付きが38,000円・送料無料だったりします。その差7万円。ユニットバスは、定価はどこも高いものの、掛率はめちゃ安です。4掛け(60%Off!)なんていうメーカーもあり、だいたい半値以下で買えそうです。50万以下に抑えたいところ。キッチンは前述の通りオーダーなので、これは結構高くなる予定です。でも食洗器やレンジフード、コンロ、水栓などを施主支給して、出来るだけ安くあげたいと考えてます。内装壁の仕上げ、ビニールクロスは安いんですが使いたくありません。そこで無垢の羽目板貼りか塗り壁。羽目板は坪2万くらいするものもあれば、坪5,000 円以下のものも存在します。塗り壁材料も、平米あたりの単価が数倍の差になるのはザラ。今のところ、600円/平米のホタテ貝粉末塗料にしようかと思ってます。ローラー塗りだから施工も楽。床フローリングは、地元の業者から、杉本実加工のものを見つけようと思ってます。根太レスで考えていたときは 32mmで坪10,000というのが良いなと思っていましたが、やはり捨て貼りをした方が作業効率が上がると建築士さんに言われたので、19mmくらいでも良いかな?坪5~6千円以下でないでしょうかねぇ?先週行ってみた某ホームセンターでは、18mm厚だったかのパイン無垢フローリングが、坪7,500 円くらいでした。う~む、あなどれん。他にも色んな建材のことを考えていると、頭がグルグル~って感じです(笑)。

信頼関係

設計をお願いしている「空楽」の担当K氏と設計W氏なんだが、腕は大変よろしいし人間的にも大好きなのだが、前述の通りいかんせん仕事が遅い。いや、他の施主さんの仕事は早いのかもしれないが・・・。なにしろ、メールで質問を書いても一週間以上梨の礫。たまりかねて電話をしても、「いやー、コンピューターは疎いもので」。うーん、そういう問題じゃなくて、一言「了解」と書いて送り返してくれれば、忙しいのはこちらもわかっているんだから、質問に対するお返事は余裕を見て待つ心づもりはあるのである。それにしても返答遅いけどね(^^;。どうにも「8月31日に泣きながら宿題をする」小学生とダブって見えてしまう。まぁ、自分もそういう子供だったので、やいのやいの言う気もないんだけど。以上独り言。そういえば、先日新築お披露目なった友人宅をお邪魔したんですが、出来は悪くないと思うし、良い家だと思うのに、友人はイマイチ不満顔(のように私には見えた)。どうも、細部の養生のいい加減さや、細かい寸法に対する考えなさが、かなり引っかかっている模様でした。細かいことでも、積み重なって行くにつれて、「実は手抜き工事しているんじゃ?」などという想像に繋がってしまいかねません。私がセルフビルドを選んだのも、「他人のことは信用できない(爆)」という私の性格から来る面が大きいです(苦笑)。本当に、信頼関係というものを築くのは難しく、壊すのは容易いものですね。

打ち合わせも順調に

建築士さんと打ち合わせをしてきました。ウチに関しては結構ゆっくりとした仕事ぶりに思える(まぁ、他に抱えている仕事も多くてお忙しいせいもあるが)建築士さんも、今回はしっかりと図面を引いてくれていた。設計監理料の半金を振り込んだのだから、もちろんばっちりと働いていただかないと困りますけど (^^;;。前回、色々と図面を載せましたが、今日は立面図を載せておきましょう。ほとんどこのままの外観になると思われます。西側は西日を避けるため、窓は少なめに。東側は林になっており、午前中の光もあまり入らないので、窓もこの程度で。キッチンには勝手口がつきます。北側の外観は、お客様が最初に目にする側のために、少し見た目の変化を持たせるための下屋をつけ、阿蘇を望む大きめの窓も設けます。南側は広大な庭との一体感を持たせるよう、 W1800×H2400の掃き出し窓を4連設けます。2階吹き抜け部分まで窓ですので、合わせると約4m高の窓になります。冬は暖かい日差しが奥まで差し込むことでしょう。軒の出を大きくしているため、夏の日差しはカットできます。屋根は単純な片流れ屋根。ガルバリウム鋼板です。西側2階にちょっとしたバルコニーと、南側に大きなウッドデッキも作ります。結局、延べ床面積は42~3坪と言ったところです。

家の図面 大公開!

明けましておめでとうございます(遅いって)。さて今年の目標は、当然家を完成する!です。3月には基礎工事に取りかかる予定。そろそろ建築士さんとの打ち合わせも密にして行かねば。で、とりあえずラフスケッチの状態ですが、間取り図やその他の図面を公開したいと思います。まずは間取り図。左が1階、右が2階。セルフ(ハーフ)ビルドと言うことで、至ってシンプルなデザインとなっております。総二階建てと言うよりは、ロフト付きの平屋と言った風情。玄関は北側、入るとすぐに、20畳のリビングとなります。リビングの上は大きな吹き抜け。この吹き抜けを作りたくて、ツーバイフォーは諦めました。リビングとつながったキッチンはオープンな感じで、I型のキッチンと、アイランド部分となる食器収納機能満載のテーブルが向かい合います。ここで蕎麦打ちなどもするつもり。北側に来客用の和室も設けてあります。トイレとバスルームはコンパクトにまとめ、2階はロフト風の仕事スペースと、寝室・クローゼットのみです。2階にもトイレをつけるかも。かなり贅沢な広さですが、その分、細々とした仕切りはありません。次は外観のイメージ。これは北西側から見たところですね。至ってシンプルな箱形ですが、北側の私道から登ってきたときに見える部分には、少し変化があった方が良いだろうと言うことで、2階部分を少し後退させて、その部分に下屋があります。2階の仕事スペース部分にはバルコニーも作り、気分転換に阿蘇の山を見渡せるはず。外壁は杉板を縦張りにするつもり。色はかなり濃いめの茶色(ビターチョコレート色)で。窓と窓枠部分は白になり、そのコントラストが特徴です。屋根はガルバリウム鋼板。素の色を出すつもりですが、国立公園内のため、ひょっとするとグレーなどに塗装しないといけないかもしれません。断面図。屋根は片流れ屋根で、勾配は2寸。屋根材料はガルバリウム必須となります。南側(図面右側)の2階部分の天井高は、実は1400mmくらいしかありません。吹き抜けとクローゼットにしか使わないため、材料費を低く抑えるためにも、天井高を低くしました。その南側はほとんど全面開口で、1階は掃き出し窓、2階はFIX窓で、陽射しの差し込む明るい家です。軒の突き出しで、夏は日射を遮り、冬は光を取り込みます。天井も傾斜しているため、その高低差を利用して、自然と換気が行われるようにします。和室は一段高くし、床下部分に収納スペースを設けます。室内から南側を見たイメージ。どうです、結構窓が大きいでしょ?右手側にスピーカーとスクリーンを設置、今は書いてありませんが、シーリングファンのあたりにもう一本南北に梁を渡し、そこにプロジェクターを天吊りします。1階窓の外側には、スライドできる格子状の雨戸を設置。夏場の夜も安全に換気できる予定。何しろ周りに民家の無いところですから、安全対策には気を遣って。静岡のともさん母の家も、周りに人気がないところで、しっかりセコムに入っているそうです。いかがでしたでしょうか?まだまだどんどん変わっていく部分が多いと思いますが、基本はこんな感じ。良かったら感想などお聞かせ下さい。

南阿蘇に自分たちで建てた家で、カフェを始めました。