先月以降、家のプランニングは進んでません。基本は決まったんでゴーサインは出したんだけど、設計事務所からは何も出てこない・・・(^^;;まぁ、急いでもいないし、忙しい事務所だから長い目で見てますが。急ピッチで進んでいるのは、実はキッチン。嫁さんがはまってまして、かなり細かいところまで図面ができています。でも不思議なもので、キッチンといういわばミクロの部分の目鼻がついてくると、全体の様子も何となく見えてくるものなのですね。地元の業者さんへのフルオーダーキッチンなんで、全くオリジナルの使いやすいものができあがってくることでしょう。まず、天板が『竹』というところから珍しいでしょう?!
ははは(^^;;
またまた大変にお久しぶりです。いや、約11ヶ月振りの更新ですか(^^;;実はこの間、大幅な(ほとんどすべて?)の計画変更がありました。とりあえずはそのご報告。まず、ドームハウスはやめました。広い空間とその形は魅力的ですが、1)作りにくい。2)屋根裏や通気層がない(設けにくい)ため、夏が暑い。3)パ○ ウェーブ(白装束の集団)がドームを使っていたため、山中のこんな場所にドームハウスを造ると、絶対に勘違いされる!。などなどの理由で断念しました。五角形の水盛遣り方ですら出来なかったため、自信を無くしたというのが大きい(^^;;次に、ツーバイフォーで作る計画を立てました。パネルキットと基礎工事を外注し、パネルの立ち上げから自分でやろうという計画でした。パネルは中国で生産しているものでかなり安く、これは良いぞと思っていたのですが、大きな吹き抜けを持った開放的なプランをツーバイフォーで作るのはかなりの構造的無理があることが分かってきたため、これまた頓挫しました。最終的に採用予定となったのは、KES工法という、集成材の柱や梁をスチールコネクタで結合して基本構造を作り、壁はツーバイフォーと同じくパネルを使用するもので、この工法だと大きな吹き抜けや開口部を広くとれ、理想のプランが実現出来ます。地元の『空楽』(くうがく)という設計・建築集団にプランの作成と躯体までの建築をお願いし、あとは自分で作っていく「ハーフビルド」に切り替えることにする予定です。今、見積もりを出してもらっていますが、なかなか素敵な設計になっています。いずれご報告いたします。
うぅむ
大変お久しぶりです(汗)さて、全然更新がなかったということは、全然進んでいないと言うことです(苦笑)。水盛遣り方ですが、報告しているように途中まではやりました。ですが、挫折しました。何故か?やはり五角形を正確に出すのが大変難しいのです。私の技術レベルの問題でしょうが、全然思ったように行きません。とかいっているうちに、嫁さんの里帰りをしたり、梅雨が来て作業できなかったり(なんと言っても8月まで梅雨のようなもんでしたから)、かと思うと異常な暑さだったり・・・。で、暇とやる気を失っていたのもあります(^^;;。また、9月には引けるはずだった仮設電気の方も、現在でもとんと音沙汰がありません。ということで、期待して見ている方にはごめんなさい。まだ全然進んでませんm(_ _)m。それと、ドームハウスの予定も変更するかもしれません。土地の形と合わせた間取りを色々と考えていると、ドームハウスは凄く無駄が多いことに気付きました。L字またはT字形の普通のツーバーフォー住宅(平屋)を建てる方が、うちの土地の形や暮らし方には合っているようです。もう一度検討し直すことが必要のようです・・・。
水盛遣り方
まずは基礎を作るためには、正確な寸法と水平を測らねばなりません。この作業全般を「水盛遣り方」といいます。まず五角形部分の寸法・水平を出します。どうやって正確な五角形を描くか?色々頭を悩ませましたが、二本立てで行くことにしました。最初に五角形の各頂点が外接する円を描きます。中心点を設定し、ネジを打ち込み、そこに水糸を結びつけてからコンパスの要領で円を描きました。次に108°の角度を持った、特製特大定規を作ります。材木を108°の角度に重ね合わせ、木ねじで留めていきます。五角形各辺の実寸の長さを持った定規を外接円に合わせ、一気に五つの頂点と各辺を描きました。この角度を正確に出すときに重宝するのが、BOSCH製のデジタル角度計。なぜか日本では販売されていないため輸入に頼るしかありませんが、複雑な角度の三角形を組み合わせるドームハウスでは、大きな戦力となってくれそうです。五角形が書けたら、各頂点や各辺に水杭をを打ち込みます。この水杭に、水平を測定してマーキングします。その水平を測定する作業を「水盛」といいます。水盛は、水を入れた透明のビニールホース(水盛管)を使います。気泡が入らないように注意して水を入れたビニールホースを用意し、五角形の中心部に基準杭を立て、そこにホースの一方を固定、基準高さとなるラインを基準杭に描きます。ホースのもう一方を水杭に合わせ、水面の高さが基準杭のラインと合ったときに、水位を各水杭に写していきます。文字通り「水平」を保つ水の性質を利用して、各水杭に同じ基準高さのラインを描き写すことが出来ました。念のため水準器で各マーキングが本当に水平かを確認して、水盛終了です。各水杭の水平ラインを、水抜で結びます。水抜は、基礎の上面(上端=うわば)の印となる板を水杭に直角に打ち付けていくことです。金槌で釘を打ち付けていくのはしんどいので、電動インパクトドライバでネジ止めしていくのが早くて楽です。インパクトドライバ、こんなに便利なものだとは思っていませんでした。かなり高価な商品を買ったのですが、こんなに便利なら元は取れそうな気がします。五角形の形に、ぐるりと水抜を打ち終えました。水準器で水平を確かめ完了です。雨が降りそうな雲行きと、もう時間も遅くなってきたので、今日はこれで上がりです。
小屋建設開始
本番ドームの練習を兼ねた、正二十面体(実際は床面を一枚の板にするために、十五面体プラス床)小屋の建設を始めます。これで練習し技術を磨き、自信を付けた暁に本番へ望むことになります。本番ドーム建設時の、寝泊まりや工具保管場所にもなります。また、本宅ドームが完成し引っ越してきたときには、ホームシアターとして活用するつもりです。まずは基礎の図面から。基礎も自分でやっつけるつもりなので、簡単な独立基礎を採用します。ただ強度は欲しいので、土台を支えるメインの基礎は直径200mmのボイド管。配筋・コンクリート打ちします。大引の支えや補助的な基礎は、市販の羽子板つき束石を使います。図面はCADソフトではなくアドビイラストレーターで書いたんでイマイチですが(^^;;、まあ雰囲気はわかるでしょう。束石の向きがいい加減だったりしますが。