グリーンピア事業廃止に伴う、5月末でのグリーンピア南阿蘇閉鎖のニュースに以前ふれましたが、久木野村は施設の土地・建物すべての購入に踏み切る方針を固めたそうです。これで山猫軒の隣に、広大なゴーストタウンが出現することは避けられそうです(^-^)。財政も楽ではなく、また町村合併もあって大変なこの時期における久木野村の英断には、心から拍手を送りたいと思います。パチパチパチ!
仮設電気打ち合わせ
練習用のミニドーム計画、パネルの設計・基礎の設計ともに大体目処は立ち、あとはいつ着工するかなのですが、やはり作業を行うためには電動工具に依存するところが大きく、やはり電力の供給は必須のようです。ところが山猫軒は山の中。電柱すら建っていませんので、まずは電気工事店を通じて、九州電力に仮設電力の申請をせねばなりません。ということでタウンページやインターネットを使って電気店を物色。中にアウトドア好きで波長の合いそうな社長さんがやっているお店を見つけました。ピンと来るものがありましたんで電話してみますと、想像通りの御仁でしたんで、まずは現地で落ち合うことに。お会いしてみると、やはりなかなかユニークな社長さん。現在の事務所は、自分で鉄骨を溶接して組上げたものだとか。アウトドア、スキューバダイビング、キャンピングカーと趣味も多彩で、山猫軒作りにも役立つことを教えてもらえそうです。一番ありがたかったのは、電気工事配線などは電気工事士の資格を持った人以外やってはいけないのですが、実のところ電柱からの引き込みをのぞけばそう難しいことはなく、気を付ければ素人でも出来ることが多いのです(だからホームセンターなどでも配線材などが堂々と売ってありますよね)。しかし一切を外注すれば高コストは必至。素人には無理なところだけやってくれて、あとの簡単なところは勝手にやらせて目をつぶっていてくれる・・・そんな虫の良い(笑)願いを聞いてくれる業者さんを捜していたんですが、「あ、かまいませんよ」と二つ返事v(^-^)。私もなかなか鼻が効くようになったと言うことでしょうか(笑)。p.s.タラの木は、日陰になるところに植えてしまった一本をのぞけば、大体根付いてくれたようです。来年が楽しみ。
タラの木移植
演奏会も27日に終わり、ようやくゆっくりとしたペースが戻ってきました。春と言えば芽吹きの季節。今年は敷地内とその周辺に生えた「タラの芽」を採取し楽しませてもらいました。さてそのタラの木ですが、実は敷地内にはほとんど無い。というのは、造成時や草刈り時にタラの木とは知らず、伐採してしまったからなのです。いや無知だった。だがまだ隣の土地(同じ地主さんで、現在販売中)には沢山自生しているので、恩恵に預かることが出来ました。でもこの隣の土地に生えている分も、買い手が決まって造成に入れば刈られる運命。それはもったいないし可愛そうと言うことで(勝手な理由ですが)、移植をすることにしました(^^;;。スコップで根の周りを掘り返してみると、タラの木の根は以外と立派なものなんですね。太くて横方向に大きく広がり、なかなか掘り返しにくい。しかもご存じのようにトゲトゲのある木ですから、結構苦労しながら8本ほど移植しました。自分の土地の境界線沿いに、植え込み代わりのように植えておきました。さて、ちゃんと根付いてくれるでしょうか?さて翌朝の話。藪の中で格闘したせいか、起きたら左目の下が大きく腫れ上がってました。何かに被れたよう。タラの棘が刺さった左手の甲も痛いし、やはり山仕事はなめてかかってはいけませんね・・・。そうそう。話題の「白装束の集団」とか報道されている団体、ドームハウスを教団の建物として使用しているんだよね。いやだよな~、こんな時期にドームハウス建てたら、教団と勘違いされそう・・・。
井戸の業者と打ち合わせ
今日で年男になりました、たまさんです(^^;; あー白髪も目立つ年頃だ。さて、いよいよ一つの大きな作業であります、井戸工事の見積もりに入りました。3件ほどの業者さんを当たって、各々見積もりを出して頂く予定。まずは2件の業者さんに現地を見てもらい、お話を伺いました。井戸の話はまあそこそこの時間で終わるんですが、その後「ここの地形はこんな風に使うと面白い」「あそこに池を作ったらどうか」「この巨石は庭石に最適」とか、山菜の話「昔はタラの木は芽を食べると言うより皮を煎じて薬にしていた」「あそこに見える山に野草を摘みに行った」などと盛り上がりまくり。みなさんこんな田舎の広い土地を見ると、いろんな空想や思い出話が広がるようで。そうそう、またけしからんヤツが入ってきた模様で、(いちおう) 保管してある杉の切り株や伐採した材などを(まあ確かに捨ててあるようにしか見えないのだが)勝手に取っていったみたい。ご丁寧にチェーンソーまで持ち込んで、玉切りにして木の中の状態まで確認しているし。おいおい、泥棒やぞ!と頭に来たものの、まあ入りやすい状態にしていた自分も悪いので、「関係者以外立ち入り禁止」の札をぶら下げてきました。
ペーパーモデル
正二十面体ドームのペーパーモデルを作ってみました。立体物を手にしてみると、なかなか面白い空間であることが、より一層実感できますね。また上からぐいぐい押さえてみてもかなりの強度を持っており(ケント紙を使用して作成)、三角形から成るジオデシックドームの、構造的優位さも感じることが出来ます。