プロの技

先日も書いた、プロ左官のMさんが来て下さって、あーちゃんハウスと山猫軒の壁塗りをしてくれました。まずはあーちゃんハウス。ここは、他の壁が全てクロス貼りなので、少し違ったテイストとなるように、ややゴツゴツとした感じの土壁を塗ることになりました。以前の体験会でやった、木ゴテ引きずりの後に軽く表面を均すやり方なんかいいなと。ということで、下塗りをやって頂いています。山猫軒の方は、下塗りと中塗りをやって頂きました。私がいつも使っている珪藻土の塗り厚は3mmほどなのですが、今回の土壁磨き仕上げは塗り厚が10数ミリくらいある?かなり分厚く重厚な下・中塗りで、これだけでも充分な風格があります。下塗りはガラスファイバー入りの石膏塗り。中塗りは石灰入りの土(だったと思う)。下・中塗りとも、最後にクシ目やハケ目を付けて、接着力が上がるようにされていました。下塗りが乾いたら、最後の仕上げ塗りになるそうです。しかし手早い仕事です。さすがはプロ。作ってきて頂いたサンプル。右は我が家の庭先で取れた粘土そのままだそうです。いやぁ、本当にそこらへんの粘土で出来るんですね、土壁って。左は表面に紅殻を使って赤く着色した仕上げ。今回はこの左のサンプルのように仕上げて頂くことにしました。簡易「大津磨き」といった感じらしいです。表面はツルツルツヤツヤです。プロの技で仕上げて頂く、ワンポイントの壁。他の壁は素人の私が珪藻土でセコセコ塗るのですが、一個所だけこのようにプロの方にお願いします。さあどのような仕上がりになるのか楽しみです(^^)。他の作業は、収納部と廊下の天井張り、そして収納部の壁板張りなどを行いました。天井は押し入れの上とオーディオ上を除けば終わりました。壁板張りもあと少しだけ、階段下の収納部を残すのみ。もうちょっとです。