大津磨き壁完成

しばらく家に帰らずに作業を続けていたので、久しぶりの更新です。着々と作業を続けていましたが、27日に電気配線が完了。全ての照明やコンセントが稼働しました。これで夜でも足下安心(笑)。でも、最初にキッチン換気扇部分の照明が点いたときほど感動しないのは、なぜでしょう(笑)。2年間もの間付き合ってくれた、電気屋のMさん!ありがとうございました!左官作業もあとわずか。プロ左官のMさんが、休み返上でやってきてくれまして、大津磨き壁を施工してくれました。私も、プロの隣で左官作業(恥知らず)。この大津磨きという塗り壁、詳しいことは分かりませんが、鏡のようにピカピカな表面になります。今回はやや簡略化したやり方だそうですが、それでも結構手間がかかってます。写真は、中塗りとなる赤土を施工しているところ。ここでしっかりやっておかないと上手く行かないそうです。念入りに作業しています。中塗り表面が乾いたあと、仕上げとして、ウチの庭の土を塗りました。黄土色の表面の土がそれです。左官という作業からすれば、当たり前といえば当たり前のことらしいのですが、庭の土で壁が塗れるとは、実はあまり考えてませんでした(^^;;。庭の土にベンガラを混ぜて、さらに仕上げ塗りです。ベンガラの朱色が鮮烈です。全て赤く塗り潰してしまっては面白くないので、適度にムラを残しながら仕上げていきます。この頃には、外はすっかり暗くなってきてます。真剣な眼差し。何度も何度もコテを走らせ、むら無く艶やかな表面を作り上げていきます。実は、中塗りが乾くのを待つ間、他の部分の壁も施工してもらいました。いつも私が使っている材料を塗って頂いたのですが、スピードといい仕上がりといい、やっぱりプロは全然違いました(当たり前)。私の塗った壁とMさんが塗った壁が隣り合っている部分があるのですが、いらしたお客さんにクイズとして「どちらが私で、どちらがプロでしょうか?」と質問してみよう(笑)。Mさんが作業を終えたのは、9時近くでした。どうも遅くまでありがとうございました!