地鎮祭の日取り決定&建材の検討

地鎮祭の日取りが決まりました。3月15日です。その日の内に、サウンディング地盤調査と地縄張りもします。(建築士さん達と酒盛りもする。)

いよいよ現実に着工と言うことです。結構長くかかりました・・・。土地の仮契約から、丸3年です。3月末~4月上旬に基礎工事に入り、4月末からゴールデンウィークには上棟までいける予定です。梅雨までには屋根工事と壁の透湿防水シートの施工も終わり、雨仕舞いも出来るでしょう。夏から秋にかけて、ゆっくり内外装をやるつもりです。

最近は、各コストの計算に追われております。予算という物は厳然として存在しますから、それを超えるわけには行きません。一つ一つのコストを絞り込んで、出来るだけ安くあげなければ。

床材や天井材・外壁材は使用量が多いもので、単価が変わるとモロに価格に響いてきます。すべて無垢の木を材料に使いたいため、ネットを使ってさんざん調べていますが、やはり調べてみれば安い物が出てきますね。コストの関係から、床材は杉を考えていたのですが、檜でも安価に購入できるところがあります。吉田製材株式会社: http://www.yoshidaseizai.com/15mm厚・働き110mm幅・2m一等材で、実質、坪7,500円ですよ。送料も安いし。野地板(乾燥材で坪800円!)も超安いので、天井材もこれにしようかなと考えています。なんといっても、檜は香りが良いですしね。

他にも、ボルドーパインフローリングで坪6,300円というところがありました。価格は魅力的、アウトレットと言いながらも上質。でも材が短めなのが残念。セルフビルドの手間はタダとはいえ、施工性の悪いものをあまり積極的に選ぶ気はしません。株式会社ウッドハート: http://www.woodheart.co.jp/Cグレードメープル無垢フローリング坪8,100円も、Cグレードと言いながら立派なものでしたよ。私はこれで十分。確かに木目は揃っていませんが、少しくらい不揃いな方が変化があって面白い。オーディオ機器類の下に使用する予定なので、少しでもがっちりとした材が望ましいのですが、Aグレード坪約15,000円よりもCグレードの方が、硬度が高そうでした。

株式会社エスコンポ: http://www.escompo.co.jp/外壁材は、色々調べた結果、杉の足場板を使えないかと考えています。35mm厚程度で、長さや幅も十分。それでいて坪当たり5,000円もしないですから。実加工がないために大和張りなどにする分、多めに材料が必要になりますが。外壁の塗装は止め、焼き杉にしようかなとも考えています。塗料のコストより安そうだし。自分の性格上、塗装が色褪せてくるたびに塗り直して、コストがかかり続ける気がするので(苦笑)。焼き杉だと、色褪せてきてもそのまま自然にグレー化していきそうな気がする。

3月のご挨拶

初めてご覧になる方のためにも、『山猫軒日誌』の概要を何となく知っていただけるように、何か一言申し上げなければ(^-^)。ということでご挨拶いたします。たまさんと申します。どうぞよろしく!この『山猫軒日誌』は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石の山林に、ハーフビルドで自宅『山猫軒』を建築中の私が日々お伝えする、建築奮闘日誌です。KES構法という、在来とツーバイフォーの良い所取りをした木骨構造を採用しており、上棟まではプロにお願いします。その後、外壁や内装などの作業は自分たちで行うというハーフビルドで、極力コストを抑えながらマイホーム作りに挑んでいます。計画は2002年からスタートしていますが、なかなか遅々として進んでおりませんでした。しかしようやくプランも固まり、この3月から本格着工となっています。上棟もゴールデンウィーク頃までには済ませる予定。これから忙しくなります。