キッチン部分ホタテ塗料塗り

土日は仕事の都合でお休み。今日は、ホタテ貝原料の塗料、エコドマスウォールを施工しました。エコクィーンよりも梱包重量が軽く、要は薄塗りで仕上げるために練りの粘度も低く、施工もローラーで行います。珪藻土に比べれば、攪拌はずいぶん楽です。インパクトドライバにアタッチメントのなんちゃって攪拌機でも大丈夫。攪拌後15分練り置いてから塗り始めたのですが、やはり塗り厚が薄いために下地処理が透けて見えます。ムキになってちょっと贅沢に塗って、一度目の塗りは終了。4時間ほど時間を開けて乾くのを待ったあと、2度目の仕上げ塗り(2度塗りが標準の指定となっています)。2度塗ると透けて見えることはないのですが、思ったよりも大量に材料を消費してしまいました。3平米分の材料を作っていたのですが、1.6平米ほどで使い切ってしまう結果に。本来10kgの梱包量で35平米施工出来るそうですが、1.6平米に1.3kg使ってしまったので、計算すると平米あたり1400円ほどのコストとなってしまいます。これだとエコクィーンの方が安い。ということで、我が家ではメインはエコクィーンで行くことにしました。あくまでこの結果は、私が施工した場合です。プロや熟練者が施工すれば、設計値通りに施工出来、コスト面での問題はないはずです。決してエコドマスウォールの性能が落ちるとか、表示に偽りがあるというわけではありませんので、ご注意下さい。私が施工した場合の、仕上がりの様子。ちなみにコテもローラーも、持ったのは今回が初めてです。本当です。左がエコドマスウォール、右がエコクィーン。エコドマスはローラーのケバ状の模様が付いていますね。良い味を出していますが、私はエコクィーンの漆喰風仕上げ(コテで押さえた仕上げ)が好みです。施工性は、断然ローラーが簡単ですが、思ったよりも材料が周りに飛び散るのと、ローラーに大量の材料が吸われるため無駄が多いこと、ローラーの掃除が面倒などが感想です。コテは不器用な方には難しいかもしれませんが、普通程度に器用な私はコテの方が気持ちいいです。材料の無駄も出ませんし、施工厚み(3mm)がある分、大胆に塗れます。ただコーナー部分や狭い部分の施工には、工夫が必要です。写真をご覧になると分かるように、養生テープの貼り方と剥ぎ方により、ずいぶん仕上がりに差が出ます。コテの使い方よりも重要かもしれません。あとの時間は寒さ対策ということもあり、玄関に仮の扉を取付けて隙間風を塞ぎ、1階の壁に断熱材を入れました。早くストーブを取付けたいです・・・。