全体の胴ぶち貼り作業、細かいチェックも入れてすべて終わりました(はず)。外壁材の板には3種類の長さがあり、東西南北の面でそれぞれ使用する長さも違っていたりして、長さを継ぐ位置も違ってきます。ということは、その継ぐ位置に合わせてそれぞれに「受け」材を入れてあげないといけない。それを外壁材を当ててみながら考え、施工していきます。他にもアンテナのポールを取付ける位置や、庇を取付ける位置に受けを入れたりと、想像力を働かせながらの作業となりました。東側は換気扇、ガス給湯器やアンテナなどが多く、一番頭を働かせます。北側。ここは1・2階ともに一枚板で貼れるはず。よって途中の受けはありません。西側ですが、2カ所に水平方向に長い受けが入っているのと、さらに2カ所窓の上の庇用受けが分かるでしょうか。南側の受けは1カ所。さて、これからタイベックをもう一度貼って防水を完璧にし、外壁材を貼ることになります。木の外壁ですと、雨水が外壁材を通過して壁内に浸透するのは避けられませんから、2層目のタイベックで受け止めるようにしなければなりません。そのため、今度は3メートル幅のタイベックも併用します。施工は簡単になるのか、大変になるのか?(^^;;窓枠部分からの雨水浸入が一番の問題になるでしょうが、外壁と窓枠の間にコーキングをしても木は「動き」ますから、コーキングが外れる場合がある。ということで、2層目タイベックと窓枠部分に防水テープを使って、しっかりと防水してやる必要があります。