いよいよ、1年ちょっと前には個人輸入してカナダから届いていた薪ストーブ、日本名はエンライト(Enlight)といわれる、"DUTCHWEST Cast Iron – Medium 0002478"エヴァーバーンストーブを設置する日が来ました。いつものように何人かに声をかけて、200kgある薪ストーブを動かします。その後はバーベキューというお馴染みのコースでした。まずはストーブが動かしやすいように、通路を確保します。2階本棚になる杉天板は2階へ移動して、他に石膏ボードの置き位置をずらしたり、養生用OSBを動かしたり。通路が確保できたら、みんなでえっちらおっちらと200kgのストーブを動かしました。男性5名だと、こんな重さでも大丈夫でしたね。その後、写真のようにストーブに足を取付けます。「よっこらしょ」。炉台の上に乗せ、下げ振りを使って煙突位置を決めます。また水平を取るために、足についているネジの高さを調整して、ぐらつかないようにしました。次は煙突の取り付けです。以前に取付けていた煙突の先に、4本を延長して取付けました。そのうち1本はスライド煙突で、これで細かい長さの調節ができます。また1本は、長さは短いのですがダンパー(煙突の開口面積を可変して、ドラフト=上昇気流の引き具合を調節する)付きになっており、これでさらなる燃費の向上を目指します。付属していたはずのタッピングビスが見つからず、とりあえず他のビスで留めました(汗)。煙突の取付けも完了し、すでに薪ストーブのベテランであるお隣のHさんに着火方法をレクチャーしてもらい、記念すべき初着火です。Hさんには、鯛の活け作りまで差し入れして頂きました。何から何まで、お世話になりっぱなしですm(_ _)m。着火できました~!いい感じで燃えています。最初はなかなかドラフトが起きず(なんといっても気温が25℃近くありましたから、そりゃあちょっと温度差が少なくてツライ^^;;)、本体の煙突ダンパーを閉じると火が消えそうになり、しばらくの間は灰受け皿の扉を開けて空気を取り入れて燃やしました。そのうち火勢が強くなってきて、後はエアーコントロールや本体煙突ダンパーと煙突部分のダンパーを全て絞っても、しっかりとしかしゆっくりと燃えてくれました。初焚きの慣らし運転にしては調子に乗ってしまい、5時間ほど燃やしてしまいましたが(^^;;、その間、樫を2本とクヌギを2本、それと最初に焚き付け用のヒノキを3~4本程使用しただけでした。まあ暖かい日だったとは言え、これなら燃費も期待できそうな感じです。
よかったっすね。綺麗に燃えて。やっぱ、煙突でしょう。本体が良いのはわかりきっているのですが、煙突の引きが悪いとどうにもならんですからね。でも、あれですね。高級ストーブは違うなーとか思いました。特に、燃焼室の密閉度が全然違う。それと、燃焼部が見える窓もいいですね。揺れる炎をみながら、静かに暮れる夕日を見ながら――なんて日がまもなくやってくるのですね。楽しみじゃないですか。あと、鯛は、めでたいからというのと、たまたま鮮魚売り場に、絶対ウマイ、と思える鯛がいたからなんすよー。食材と語り合えるというか、あいつはうまそうな顔をしておりました。いやー、美味しいといってもらえてよかったっす。あっしの眼もまだ曇ってないようですね。
いや、本当に美味かったです(^o^)。ご馳走様でした。日が暮れた後は、暖かさといい仄かな炎といい、何とも言えない充実感でした。参加していたみんなも、口々にいいなぁ~といってくれました。煙突は確かに重要だと思いましたね。煙突ダンパーを開けることを忘れて扉を開けると、モロに煙が逆流します。でもダンパーさえ開けておけば、見事に煙が引き上げられていくのが見え、しごく感心しましたね。しかし、今日くらいの気温だと、ストーブの近くは暑くて大変でした。ず~っと焚いていたいのですが、汗かきかき半袖でいるのも変ですしね(笑)。