玄関枠組み上げ

先日来行っている玄関枠の作成。昨日は、三方枠バラバラに取付けてみようとしましたが上手く行かなかったので、今日は三方枠をまず組み上げることにしました。突き付け部分は45°カットし、ビスケットジョイント用の溝をビスケットジョインターで空けます。このビスケットジョインター、やること自体は簡単なのですが(ビスケットのサイズと深さにあった溝を設定し、位置と角度を決めたら始動させ、押し当てると溝の完成。一瞬で出来ます)、意外と高価なもの。Porter Cableの557と言う機種を買ったのですが、性能的には文句無しなものの、なんでこんなに高いのかな?と言う気はします。Lamelloなんかもっと高いし・・・。空けた溝にビスケット(と言っても食べ物ではなく、楕円形状のブナの圧縮材)に木工用ボンドを塗ってから差し込みます。すると圧縮されていたブナ材が水分を含んで膨張し、ガッチリと固定されるというわけ。当然、ビスや釘などを使わなくて済むので、仕上がりが綺麗です。複雑なホゾ組みなどを覚えなくとも、これだったら素人にも簡単に綺麗な組み方が出来ます。45°接合部が綺麗に合わさるように注意して、あとは接着乾燥するまでほっておきます。明日は用事があるので、取り付けは金曜日かな。

階段完成!

ようやく階段が完成しました!随分ダラダラと作ってしまいましたが、出来としてはなかなかのもの。失敗したところも多々あるのですが、まあ小さいことですし。

まずは正面からの写真をどうぞ。
一番下の段は、手前に建材が置いてあるために写っておりません。

3枚ものささら桁を作るため、同じ形に作るのに苦労しました。1枚だけはちょっと形が違っちゃっていたりもするのですが(笑)、まあ大勢に影響はないので使ってあります。

写真で見るのはもちろん実際に見ても、言われない限り失敗個所は分からないと思います。

少し角度を変えて。

90°に折れ曲がってくる階段なので、ストレート階段に比べて違和感があるかと思っていたのですが、下が広くなっているために窮屈さを感じることもなく、手摺りが無くても安心して昇降できました。

なにしろ40mm厚の米松集成材を贅沢に使用した階段ですから、安定感も高級感も抜群です。金をかけただけのことはあります(自画自賛)。まあ、高い材を失敗で無駄にしなくて良かった(^^)。

最後に上から全体像写真を。これは一番下の段まで写っております。脚立を使って登っていた頃に比べたら、そりゃあ楽になりました。

最近では2階で寝ているのですが、もし夜中にトイレに行きたくて目が覚めても、これからは寝ぼけ眼でも落ちることななさそう(笑)。今までは、ちゃんと気合いを入れ、目を覚ましてから降りないと危なかったですから。

完成後は玄関枠に着手しましたが、なかなか思っていたようには行かなかったので、ちょいと方針変更。明日以降やり直します。

階段作りあと少し

なかなか進んでいなかった階段作りですが、あと少しというところまで漕ぎ着けました。やっと・・・(^^;;。まずは、踏み板を受ける左右のささら桁の間隔を決めます。最初踏み板の出来るだけ端の方に取り付けてみたのですが、ちょっと重い雰囲気。そこで写真のように、もう少し内側に寄せてみると良い雰囲気となりましたので、この位置で壁面に取付けるための材の幅を決めます。その壁面取り付け材の両端にささら桁左右をビス留めし、真ん中のささら桁は取り付け材の裏側からビス留めします。ささら桁と一体化した壁面取り付け材を、既設の階段壁面にビス留めします。下地の入っている場所を下地センサーで探し、頭からビス留め。ビスの頭は埋木処理です。壁面への固定が出来ましたので、あとは床面への取り付け。長い210mmのビスを買ってきて、一番下の踏み板を取付ける部分にビスを頭から留めます。踏み板を取付けてしまえば、ビスは見えなくなります。超長いビスを真っ直ぐ留めるのは、なかなか難しいです(^^;;。踏み板を取付けるまでは行かなかったので、とりあえず上に乗せてみました。階段に座って映画を見るというコンセプトでしたので、踏み板の幅は1380mmもあります。見た目では、ちょっと大きすぎる感じです(^^;;。詰めれば1枚に3人は座れます。頑張れば、9人は並べるかも・・・そうなると見た目はお雛様ですな(^^;;。作業も終わりにかかった頃、以前何度か手伝ってもらっていた、叔母夫妻が遊びに来てくれました。去年の10月以来の訪問だったようで、当時とはずいぶん変わった様子を見て楽しんでくれました。伯父さんもDIYがお好きで自宅にBBQプレイスを自作したりしている人なので、見所が違います。その確かな見識と腕で、建設初期に何度か手伝ってもらった時はとても助かりました。今回も、余ってどうしようかと考えていたIn-Woodを引き取ってくれました。お世話になりっぱなしですm(_ _)m。月曜日には踏み板を取付けて、階段は完成の予定。次は玄関枠かな。外も完成させてしまいたいですね、まだ暖かいこの内に。

建具用シナランバーコア合板届く

建具(引き戸)に使用する、シナランバーコア合板が届きました。サイズが厚さ30mm*巾1220mm*長さ2430mmと大きく、重さも結構なもので運ぶのが大変でした(^^;;。開口部は出来るだけ引き戸にしようと思っています。1階トイレ、1階洗面・脱衣所、2階寝室の扉は引き戸です。1階の分は、天井ギリギリまでの高さを維持した扉にしようと思っているので、この2430mmの合板が必要になりました。取り付けは上吊り戸にします。合板の加工は、上側に吊り車を、下側にガイドピン用の溝を掘るだけで、あとは引手用に溝を掘って「コ」の字アングルでも埋め込もうかと思っています。出来るだけ楽をして、見栄えの良いものをと(^^;;。材の残りを使って、2階吹き抜けの手摺り代わりともなる本棚も作ります。とは言っても、取り掛かるのはまだまだ先のようですから、こういう大きな材料に床を占められると、作業場所が段々と無くなってまいります・・・。

器季家さんで「書」のワークショップ

器季家さんで開かれている、稲田春逕先生の「書」のワークショップに参加してきました。書道なんて、中学校以来?何十年ぶりに筆を握り、硯で墨を擦ったでしょうか?当時は、字も下手だし書道は大嫌いだったので、今日も本当を言うとあまり乗り気ではなかったのですが・・・楽しかった。人間歳を取ると、内面を見つめる作業に惹かれていくのかもしれません。黙々と同じ作業を繰り返し繰り返し、少しでも良い文字を書けるように集中していたら、時間が経つのも忘れてしまいました。稲田先生の指導が簡潔明瞭なので、気持ちよく集中できたのだと思います。稲田先生、ankumiさん、どうもありがとうございました。