1階収納部に押し入れを作りました。材料は105mm角の杉柱材で、ノミとトリマーを使ってホゾを差し込むように加工していきます。ただビス留めしても良いのですけれど、やはり習得してきた技術を駆使せねば(笑)。加工が終わったら、各々の材料を組み合わせていきます。もともとの柱と今回追加した柱の接合部は、やはり105mm角の杉材で繋ぎ、正面に見える部分は、あーちゃんハウスで余った杉材を使用。他の見えにくいところはSPF(2×4材)です。ホゾを組んで差し込んでからビス留めしたので、ガッチリと出来ました。杉の相じゃくり板を張って完成です。早速、そこら中に散乱していた材料や道具を収納しました。随分と収納力があるので、結構部屋が片付きそうです(笑)。石膏ボードの処分も出来たので、本当に部屋が広くなりました。この押し入れ部分の天井や建具を作れば、室内で残るのは左官だけとなります。左官は集中してやった方が進みが早いので、大工仕事を早く終わらせて、8月中に左官も終わらせたいと思っているのですが。
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あーちゃんハウス引き渡し
あーちゃんハウスの引き渡しも終わりました。室内のワックス掛けもしたし、周囲の草刈りもしました。もう少し手を加えるところはあるのですが、ひとまず引き渡しが済んだのでホッとしました。円ホームの皆さま、特に現場監督のHくん、お世話になりました。
2階トイレ扉完成
昨日扉の吊り込みまで出来ましたので、今日はハンドル取り付けのための加工からスタート。まずはケース錠を取り付けるための加工をします。図面の指示や建具屋さんの作業を見ていて気付きました。深く彫り込みを入れる場合、トリマーなどでは深くまで彫り込めないため、ドリルを使って必要深さまで穴を掘って行きます。今回は、22ミリ径のドリルを16mm間隔で8個、深さは72mmの穴を空けました。何しろ30mmしか板厚がないところに22ミリ径のドリルですから、中心に穴を空けても左右のマージンは4mmしかありません。斜めに掘っちゃったりしたら、もうそこでお仕舞いです(笑)。慎重な作業となりましたが、なんとか横っ面に穴を空けることはなく、終わりました。ドリルで削れていない部分は、ノミを使って四角く仕上げます。その後、ケース錠の厚み分埋め込むため、トリマーとノミで5mmの深さに四角く掘ります。う~ん、ちょっと汚く削れてしまったところもあります。木口はシナロールテープを貼っているだけなので弱く、削れてしまったりするようです。ケース錠本体、ハンドル、表示錠の順で取り付けていきますと、こうなります。ケース錠・表示錠はなかなか立派なものでした。MIWAの商品ですが、玄関扉にも使えそうな感じの強度。ユニオンのハンドルに付属してきたものですが、チョイスしたハンドルは可愛い感じで、組み合わせた感じとしてはちとアンバランスというか、負けてますなぁ(^^;;。表示錠部分の穴開けは、サークルジグを取り付けたトリマーを使用。こちらは枠側に付くキャッチです。実はキャッチの取り付けに関する詳しい説明書が付いておらず、とりあえず現物合わせでやっつけました。これも52mmほどの深さで彫り込む必要がありましたが、こちらはノミでやってみました。大工さんや建具屋さんのノミ使いが見事だったので、ちっとだけ影響を受けてノミ使いにチャレンジ中です(笑)。このキャッチは調整が効くタイプです。調整が効くと言うことは、多少の失敗なら吸収してくれるので気は楽です。見えている戸当たりは、とりあえず仮に付けたものなので、頭からネジ留めしております・・・。ハンドルと表示錠を正面から。前にもちょっと書きましたが、グリーンのハンドルって可愛いなと思って注文しましたが、米松の柱や塗装したシナの色と比べると、ちょっと地味ですね。もうちょっと濃いグリーンなら良かったのかな。表示錠のステンレスヘアライン仕上げも、妙に高級感のあるたたずまいでミスマッチ(^^;;。ハンドルの素材は樹脂なので、質感は多少安っぽいのですが、触ったときにパチパチくん(静電気)が発生しにくいのでチョイスしました。全体写真です。結局ケース錠・ハンドルの取り付けには、4時間半ほどかかりました。意外と時間食いましたね。建具屋さんは当然簡単そうにやられていましたんで、もうちょっと早くできるかと思ってました(^^;;。残る建具は、押し入れの上吊り戸と、玄関入ってすぐの部分に付ける開き戸の2個所。開き戸は冬の寒さ対策なので、まあゆっくりと付けます。次は上吊り戸作りですかねー。出来てしまえば、場所を取るシナ合板も無くなってしまいます。
2階トイレ扉作り
2階トイレの扉(開き戸)を作っています。まずは枠の大きさに合わせて扉となる材料をカット。今回は、丁番の付く側のチリが2.5mm、取っ手側のすき間が3mm、上のすき間が3mm、下のすき間はトイレということで通風を考えて10mm、それぞれ枠より小さくカットしております。材料は、毎度のシナランバーコア30mm厚。今回は、木口のテープ貼りとOSMOエキストラクリアーによる塗装を先に行いました。使用している丁番は、アトムリビングテックのワンタッチ式調整丁番です。丁番の説明書どおり、まずは扉の丁番を取り付ける部分を切り欠きます。あ、この丁番には左右勝手の違いがありますので気を付けて。切り欠きが出来たら丁番を取り付けます。ちなみに今回使用した丁番は2つ、芯の位置はそれぞれ上から200mmと下から260mmの位置としております。扉側丁番の取付け位置に合わせて、枠側に作図をしてから左右調整プレートを取り付けます。要彫り込み。トリマーで指定通りに彫り込みます。調整プレートが付いたら、その上に丁番を取り付け、いよいよ扉を吊り込みます。この丁番は心棒が引っ込められるので、吊り込みも楽でした。吊り込みの結果、慎重に作図したおかげかバッチリでした。当たったりすることもなかったのですが、せっかくなので調整丁番の機能を確かめてみました。かなり自由に左右上下に移動するので(このタイプでは、扉を前後に移動は出来ません)、多少取付け位置が狂っても大丈夫かもしれません。しかし、玄関を作ってもらった建具屋さんは、なんの調整機構もない丁番を一発で取り付けていましたからね、あのようになりたいものです(^^)。写真のように、まだドアノブは付けてませんので、明日取り付けします。建具屋さんも、ノブの取り付けは吊り込み後にやられていました。
手すり作り
昨日に続き、今度は2階の残るオーディオ上部分の手すり作りです。まずは半端で終わっていたフローリング端の処理のため、見切りを取り付けました。見切り材は余っていた40mm厚の米松集成材。1本で渡せるような長さがなかったので、4本も継ぎました(^^;;。接着剤とビスで留めていますが、ビスはこの後取り付ける柱で隠れる位置にのみ打っています。手すりの材料は、38mm径のステンレス巻きパイプ(ヘアライン仕上げ)です。1820の長さのものが10本セットで@500円/本程度でしたので、強度的にはアレなんですが(^^;;チマチマと継いでみました。長さに合わせてパイプカッターでクルクルと切断します。38mmのパイプだと、切るのも容易です。ジョイントの金具(ダイキャストクロームメッキ)は割とガッチリしたものです。こちらの単価は400~1000円程度。パイプを入れ込んだあと、六角レンチでネジ留めするので、クルクル回ったりはしません。金具はメッキ仕上げなので、パイプのヘアラインに対してちょっとピカピカしすぎるのはイマイチですね。塗装しようかとも考えましたが、組み立ててしまったらもう外すのが面倒になったので止めました(笑)。しかし、破れジーンズはみっともないですね(汗)もうちっとこぎれいな格好しようっと・・・。完成しました。これまた1日で出来ました。金額的にも、2万円程度です。強度は・・・真ん中の、柱から遠くなっているあたりはグラグラします(^^;;。体重をかけて寄りかかると危ないかも。まあ、作った本人たちは分かっている(からやらない)ので良いんですけれどね。スパンが4.5mもあるところを1820のパイプを継ぎまくって作ったために、強度的には怪しくなりましたが、出来るだけ長いパイプを継がずに使えば、もともとパイプや金具ははしっかりしたものなので強度問題はないと思います。理想を言えば、本当はアイアンのオーダーメイド品にしたかったのですが、そうなると2万ではとても出来ませんから。とりあえずあまり利用しないであろうこのスペースは、コストダウンを優先しております。