玄関扉取り付け その2

続いては錠前(ケース錠)の取り付け。実はこれに一番興味がありました。写真のように、木口側から規定の深さ分彫り込んでいかなければならないのですが、トリマーを使うと彫り込み深さが足らないのです。ですのでどうやって彫り込むのだろうと思っていたのですが、私も以前引戸でやったように、ドリルで彫り込んでました。ただプロの違うところは、実際に掘り始めるまでの準備。スコヤを使って彫り込み部分をしっかりとケガキし、ドリルで掘る部分にもガイド穴を空けてズレが出ないようにしていました。私ゃいつもいきなりドリルを当てていたので、どうしてもズレていたんですね。テクニックと言うよりも、用意周到さが重要のようです。ドリルで掘った後は、さらにノミを使って綺麗に加工していきます。やはりノミの扱いもさすがプロ。見事なものでした。私も100円ショップのノミから卒業すべきかな(爆)。同じ作業を何度もこなしているため、目分量で彫り込み深さも分かるらしいです。これまたさすがです。加工が終わってケース錠を取り付けましたが、ピッタリでした。錠前が収まるストライクを、枠側に取り付けます。これまたドリルのノミを使って加工。周囲に傷を付けたりしないように、養生も万全です。さあ、ここまで来たらあと一息。錠前がストライクにしっかりと収まることを確認したら、ドアクローザーを取り付けて完了です。お疲れ様でした。枠との隙間の空き方も均等に、見事綺麗に収まりました。塗装がまだ出来ていないので、明日には枠と同じ塗料で塗装します。山猫軒マークがまだ斜めです(笑)。これまた取り外して塗装をした後に、しっかりと中心に収めます。あと、実は錠前がお願いしていたものと違ったため、後日取り替えになる予定です。黒色からステンレスの銀色へ変更、鍵もさらに対ピッキング性が高いシリンダー錠のものになるとのこと。北側全景写真。これで外観は一応の完成です。細かい塗装やコーキングがまだなところはありますが、基本的には外観は終わり。いや時間がかかりました(苦笑)。玄関から出入りが出来るようになると、とても良い気分です(笑)。また本物の玄関扉が付くと、さらに室内が暖かくなりました。今日のように寒い日にはありがたかったです。あとは内装だけだ!早く完成させたい~!

アブね~~~!

前回、南阿蘇村での山火事のことを書きましたが、まあこの時期に山に火を放つのは「野焼き」という阿蘇恒例の行事で慣れていることもあり(「日本の自然の状態では酷寒地を除き、草原は森林へと遷移する。野焼きを行うことで、この遷移が止まり、草地のままに維持される。また、有機物の蓄積を減らし、無機塩類とすることで新たに出る若草のための肥料とする効果がある。また、害虫を焼き殺す効果もあるものと考えられてきた。古くから、日本人は、野山を草地として継続的に利用するために、野焼きを行ってきた。」Wikipediaより引用)、「まあプレ野焼きだし(笑)」と冗談で誤魔化してきましたが(イヤ、本当は冗談じゃすまないです)、今日は本当の野焼きの日。朝からそこかしこで煙が上がっておりましたが、ウチのすぐ近くでも野焼きが始まりました。ところがなんか雲行きがアヤシイ?空が赤く染まってきて、「ん?もう夕方か?」と思って外を見たところ、当たりは凄い煙。ウチから林ひとつ隔てた向こう側はキャンプ場なのですが、そこで野焼きしているようなのです。距離としては100m無いくらい。2階から見ると、炎が上がっているのも見えます。音も凄い。パチパチくらいじゃなく、ゴーゴー言ってます(^^;;。煙の後は凄い量の灰と化した雑草が舞ってきて、屋根も真っ黒。ちょっと、ちょっとちょっと(笑)。今日は乾燥注意報が出ている上に風が強く、ちょっとヤバイんじゃ?という雰囲気でしたが、ボランティアの方に頼っている野焼き(地元農業従事者の方だけでは人手が足らない)は、やはり日曜日から動かしては成り立たないようで、どうも強行されてしまったような感じでした。消防車のサイレン音やヘリコプターの飛来音も多く聞こえ、「大変そうだなあ」とは感じていたのですが、後でニュースや新聞を見てびっくり!やっぱりいろんな場所に飛び火・炎上していたらしく、このウチの隣のキャンプ場でもキャンプ場の施設が燃えたりしたらしいのです(汗)。オイオイ、マヂでヤバかったんじゃねぇか!!いや、完成前に炎上しないでヨカッタ(^^;;

上手くなりました

しかし暖かいですね。室内での作業はもちろん、屋外での作業時も、陽が射している間は半袖で充分です。まだ3月初旬なのに(笑)。前回報告につづき、ずいぶん頑張って玉切りや薪割りをこなし、薪小屋も追加で建てたので、駐車場はほぼ確保できました(^^)。さて室内作業は壁塗りが中心です。何カ所か仕上げ塗りを行いました。材料切れで止まっていた2階トイレの塗りも、材料が届いたので完成させました。こうやって集中的に左官作業に慣れてくると、さすがに素人でも随分と上達してくるものです。写真はキッチン横の壁ですが、とっても平滑に塗ることが出来ました。鏝跡を残しながらざっくり仕上げると楽なのですが、私は平滑な漆喰風刺上げにこだわっております。ご覧のように鏝跡ムラはほとんど無いので、この仕上がりならばもうサンダーがけする必要はないです(笑)。IKEAで購入しておいた木製の棚を取り付け、さらにステンレスパイプを買ってきてフックをかけられるように追加加工したので、とても使いやすいキッチンユーティリティーになりましたよ。アメリカ製のコンセントとスイッチも、真っ白な珪藻土壁に映えます。この部分に関しては、想像通りの仕上げが出来て大満足です。こちらは上手く行かなかったお話。全国報道されていましたのでご存じの方もいらっしゃると思いますが、南阿蘇村で山火事が発生しました。同じ村内とは言っても、三村合併にて出来た南阿蘇村は広く、ウチからは10km以上離れています。ウチは南外輪山に位置していますが、火事は外輪山の中心部、中岳で発生しました。写真はウチから私道を50mほど下ったあたり、お隣Hさん宅の横で撮りました。望遠レンズで拡大して、さらにトリミングしてこれですから、充分遠いのがお分かりいただけると思います(^^;;。この火事、観光客がコンロでお湯を沸かそうとして枯れ草に引火したそうです。引火するようなところで火を付けるのもナンですが(^^;;、まあここまで広範囲に燃えてしまうとは、夢にも思わなかったでしょうね。乾燥しているこの季節、火の取り扱いには注意しないといけませんね。階段下スペースを有効に使った、キッチンルームの収納庫。食品庫になる予定ですが(今は単なるガラクタ置き場ですな)、そこに四方枠を取付けました。物品の取り出しを考えると、通常は下の枠は取付けないと思うのですが、実は本来、スイッチ類が写真の上部に来ることになっていたため、床下からの配線立ち上げがこの下枠の部分に出てしまっているんです。ということで、下枠に溝を掘って配線はその中を通して隠したため、四方枠となりました。スイッチの位置は右側に変更したのですが、足りなくなったケーブル長を延長した痕跡が、写真上部に無惨に記されております(笑)。米松集成材30mm厚の大判板から120mm幅に材を切り出し、ビスケットジョイントを使って四方枠を組み上げました。壁への固定は、以前も使った化粧枠止め金具で取付けました。その後石膏ボードも取り付け。右半分は使用中のスイッチ類があって、一旦配線を外さないとボードが取付けられないので、今日は間に合いませんでした。この部分の仕上げが出来ると、またグッと完成に近くなります。キッチン「だけ」はですけど・・・。写真を見ていますと、まだ玄関扉も付いていないのに(笑)、インタホンだけは取付けてあったりしますね。玄関扉は、いよいよ来週中には取り付けに来て頂けるようです。そういえば、切れていた石膏ボード12.5mm厚3×8版の追加分を持ってきて頂きました。その枚数90枚。最初に持ってきて頂いたのは60枚でしたから、計150枚ですね。これは多いんでしょうか少ないんでしょうか?意外といっぱい要ったなあと言う印象なんですが、実は数え間違っていたりして。いつもはお一人で来ていた建材屋さんでしたが、今日はさすがに二人組でした。そりゃこれは一人で運ぶのはキツイでしょう。私は手伝わなくてすんだのでラッキーでしたが、建材屋さんが帰る段になって、トラックがスタック!ユンボを使って引っ張り出したりしたので、結局は時間を取られてしまいました(しかも要らぬおまけが付いたりしました・・・)。ボードも届いたので、これでさらにピッチを上げて仕上げに励みます。