収納用建具作り

7月にしては珍しく、台風が近づいてますね。なんでまたこの時期に、しかもおっきいのが来なくとも・・・。一応飛びそうなものは片付けてきましたが、直撃は避けて欲しいなぁ。建具作りを始めました。まずは収納部に付ける扉の加工を。シナランバーコア3×6(910*1820mm)のものをサイズに切り出します。もちろん、平行ガイドを付けた丸ノコ使用です。ちょっと2mmほど小さくなってしまった板もありましたが(汗)、なんとかなるでしょ。木口にはシナロールテープを貼って、角を面取りすると綺麗に仕上がります。この扉板は、インセットタイプのスライド丁番を使って取り付けます。あとはその丁番取り付けのための彫り込み作業と、OSMOを使った塗装をしてやらないといけません。連休中には完成させたいと思うのですが、嫁さんのアッシー(死語)をしないといけないし、台風の件もあるので難しいかも。その扉をつける収納のひとつはここです。内部の杉板壁張りも終わりました。階段下で変形部分があるのですが、まあ上手く行きました。色の違う板があるのは、もともと軒天に使った材料の余りを張ったため、一部未塗装と混在してしまいました。あとで色を塗って揃えます(笑)。

プロの技

先日も書いた、プロ左官のMさんが来て下さって、あーちゃんハウスと山猫軒の壁塗りをしてくれました。まずはあーちゃんハウス。ここは、他の壁が全てクロス貼りなので、少し違ったテイストとなるように、ややゴツゴツとした感じの土壁を塗ることになりました。以前の体験会でやった、木ゴテ引きずりの後に軽く表面を均すやり方なんかいいなと。ということで、下塗りをやって頂いています。山猫軒の方は、下塗りと中塗りをやって頂きました。私がいつも使っている珪藻土の塗り厚は3mmほどなのですが、今回の土壁磨き仕上げは塗り厚が10数ミリくらいある?かなり分厚く重厚な下・中塗りで、これだけでも充分な風格があります。下塗りはガラスファイバー入りの石膏塗り。中塗りは石灰入りの土(だったと思う)。下・中塗りとも、最後にクシ目やハケ目を付けて、接着力が上がるようにされていました。下塗りが乾いたら、最後の仕上げ塗りになるそうです。しかし手早い仕事です。さすがはプロ。作ってきて頂いたサンプル。右は我が家の庭先で取れた粘土そのままだそうです。いやぁ、本当にそこらへんの粘土で出来るんですね、土壁って。左は表面に紅殻を使って赤く着色した仕上げ。今回はこの左のサンプルのように仕上げて頂くことにしました。簡易「大津磨き」といった感じらしいです。表面はツルツルツヤツヤです。プロの技で仕上げて頂く、ワンポイントの壁。他の壁は素人の私が珪藻土でセコセコ塗るのですが、一個所だけこのようにプロの方にお願いします。さあどのような仕上がりになるのか楽しみです(^^)。他の作業は、収納部と廊下の天井張り、そして収納部の壁板張りなどを行いました。天井は押し入れの上とオーディオ上を除けば終わりました。壁板張りもあと少しだけ、階段下の収納部を残すのみ。もうちょっとです。

ドアノブ

室内大工仕事は終わりが見えてきていますが、他に急ぎではないものの建具を作る必要があります。また、建具として使用する材料であるシナランバーコアの不要部分を切り出してから2階の本棚を作るため、本棚作りを進めるためには建具にも取り掛からねばなりません。ということで、建具用のドアノブを取り寄せました。今回使用するのはユニオンの製品で、写真左の緑色樹脂製のものが、2階のトイレのノブ。右側奥茶色のものが、1階玄関を入ってすぐのところに風除用として作るドアのノブです。トイレ用のものは思っていたよりは安っぽく感じたのですが、1階用のものはなかなか良い作りです。持ち手部分は金属を木でサンドしてあり、静電気や冷たさを感じないですみます。トイレは表示錠付でお願いしたのですが、この表示錠がえらく立派なもので、ちょっとトイレ用にしては頑丈すぎやしないかと言った感じです(汗)。作業としては、片付けをしました。ここのところの頑張りでかなり材料が減ったので、散らばって置いていたものを一まとめとして広く場所を空けました。これで作業スペースは広く取れるし、見た目も随分と完成が近づいてきたかのように見えます(笑)。

これはなんでしょう?

さてこれはなんでしょう?材料は、間柱を作るために2×4材を挽いたときに出た残りの材、30*38mm。それを等間隔に、すのこ状に組み上げました。バトンのウォルナット色で塗装をして出来上がり、といってもあとこれを4つ、計5つ作ります。答えは・・・オーディスペース上の天井です。定在波を起こさないよう、音を拡散させるために、このようなすのこ状の天井にしました。1本1本サンダーをかけて表面を綺麗にしていくのは、なかなか手間です。60本必要なのですが、今日のところは30本ちょっとしか出来ませんでした。