外壁材防腐処理・外壁色検討

マンダリンシーダーの外壁材に、防腐剤ウッドロングエコを塗布しました。ウッドロングエコは粉末で販売されており、それをバケツなどに張った水に溶かして溶液を作り、木材に塗布します。全くの自然素材で作られており、素手で溶液に触れても、手荒れなど全くしませんでした。最初は刷毛で塗布していたのですが、ちょっと手間が大変。しかもなかなか隅々にまで塗ることが難しい。そこで、薪小屋製作用に買ってあった単管パイプを組み合わせ、ブルーシートを使ったプールを作り、そこに浸すことにしました。このやり方ですと、隅々にまで防腐剤が染み渡ります。2日間で、材料の大体半分近くを防腐処理出来ました。液が染み込むと、材はグレーや褐色に変化していきます(3枚目の写真一番右の板が部分的に塗ってあるので分かりやすいかも)。井桁に組んで乾かして、完全に一度乾燥してしまえば完了です。乾燥後、色づけをしていきます。実は大きな勘違いをしていました。防腐は材の両面をやるのに、私はすっかり片面の面積でのみ計算をしていて、半分を終えた時点でウッドロングエコが切れてしまって大騒ぎ!。よく考えれば、両面塗りだから倍の量必要なんですよね。早速追加注文しましたよ(汗)。それにしても、この材がやたらと吸収がよいらしく、ちょっと余計にウッドロングエコが必要となりそうです。ウッドロングエコ、結構高いんだよね・・・(^^;;。それでも、キシラデコールなんかよりは割安なんだけどねぇ。色づけですが、こんな感じで色見本を作りました。塗りに使う材料ですが、墨汁(100円ショップダイソーで購入!)、柿渋、弁柄、そして水です。墨汁を柿渋と水で3倍に薄めたものは、思っていたよりも「真っ黒!」という感じだったので、弁柄を混ぜてみました。1.5リットルに対して50g混ぜてみたものが、矢印部分の色。良い感じなんで、これで行こうと思います。日本古来の素材による古色仕上げ、といった風情でしょうか。