ガルバリウム屋根施工 その1

毎日の更新が行えずすみません。現場に行って疲れて帰ってきたあとは、どうしてもお酒を飲んですぐに寝てしまうので(笑)、時間があるときにまとめて更新することになると思います。色々と買い出しを済ませて昼前に現場に着いたときには、板金屋さんによるガルバリウム屋根の施工が行われていました。梅雨前に金属屋根まで葺くことが出来て、これで安心度が増しました。瓦棒葺きという葺き方ですが、すでに全体に芯となる木材とガルバリウム鋼板が敷かれ、吊り子で垂木に固定されており、次にキャップとなる金属板の加工が行われるところでした。写真は、金属加工の機械です。できてきた、キャップ部分の金属板です。機械のローラーを通る間に、こんな風に加工されていきます。おもしろいです。位置をしっかり合わせて通すだけですから、言ってみれば「技術は要らない、金さえあって機械が買えれば」って感じでしょうか(失礼)。世の中どんどん便利になって、昔ながらの何年もかけて身につけた技術というものは、どんどん廃れているのかもしれません。まあ、手で加工するより全然早いし、技術のバラツキによる出来の悪さもなくなるのでしょうから、良いことなのでしょうね。屋根に登ってみると、もうすでにここまでは作業が行われていました。あとはキャップを被せていくだけ。被せたキャップ、まずは端の方を手締めしていきます。専用の道具でよいしょよいしょと。

ガルバリウム屋根施工 その2

これが、その専用の道具。次に、電動の機械を使ってかしめて行きます。電動ですから早い早い。すーっと走らせていくだけです。ただし結構重いようで、下まで行ってから戻ってくるときが、二人がかりで持ち上げて大変そうでした。ガルバリウム鋼板の屋根が完成しました。北側の下屋部分はまだ施工されていません。外壁との取り合いの関係上、もう少し後での施工になるようです。それに、現在の鉄鋼需要の影響で、材料となるガルバリウム鋼板も手に入らないそう。その状態で、メインの大屋根部分だけでも梅雨前に施工して頂けたので、よしとすべきでしょう。角度をかえてもう一枚。金属屋根は雨音がうるさいそうなのですが、まだ雨に降られていないのでよく分かりません。一度雨降りの日にも訪れてみる必要がありますね。かなりうるさかったら、断熱材の施工方法など、よく考える必要があるかもしれません。でも、外を見るまで雨が降っていることが分からないような家よりも、うるさくて眠れないような程度でなければ、自然の動きを感じられる家の方が良いと思います。全体では、このような感じになりました。どうでしょう?