軒天材塗装

今日は好天だったのと、東京芸大に行っているホルンの後輩であるH少年が帰省していて、手伝ってくれると言うことだったので、軒天の材料を塗装することにしました。軒天に使うのは、秋田杉の相じゃくり材13mm厚。幅は165mmもあり、基本的に源平(心材と辺材混じり)で赤み勝ちなので(真っ白けっけ辺材オンリーの板もたまにある)、屋外で使うにも悪くない材料だと思います。何より、まず安いことで購入しました。塗料は、今回は大谷塗料製のVATON(バトン)のホワイトを使用しました。ヤフオクで16L缶を15,700円にて購入。塗った感じですが、非常に粘度が低くて良く伸びます。臭いもほとんど感じない程度で、キシラデコールよりも塗りやすいです。艶はほとんど無く、木目を塗り潰してしまうこともなくて好印象です。屋内の塗装用にも使えるそうです。耐候性はもちろんまだ分かりませんが、結構気に入りました。ただし、防虫・防腐効果は無いそうです。黙々と塗ってくれている、H少年です(^^)。よく働いてくれました。どうもありがとう!ギャラが昼飯だけで申し訳ない。VATONですが、屋外用塗装の場合は2度塗り推奨のようです。今回は、裏面への1回塗りと、表面への1回目の塗りを施しました。表面には、塗りムラを無くすためにも後日もう1回塗ろうと思っています。刷毛は、我が家の定番(笑)、100円ショップのものを使いましたが、多少毛が抜けやすい気はしますが、問題ないと思いました。1度塗りが終わった表面の様子です。この調子で、55枚の材料を塗装しました。軒天に必要なのは75枚程度ですので、もう2日ほどもあれば塗装は出来るでしょう。軒天に張ったあとで塗る手もあるのですが、今回の杉材はどうも乾燥が不十分であったよう(張ったあとで塗った場合、乾燥時に収縮した場合に隙間が透いて、未塗装部分が見えてくることがある)なのと、VATONは粘度が低く垂れやすいと思われるので、事前に塗る方が正解だと思いました。少しだけ残ってしまっている外壁材もそうなのですが、この軒天材も早く張ってしまいたいです。