ランチコース~手造り食の店 しもだ

旧久木野から高森へのバイパスへと続く道沿い、旧白水の中松地区に、以前から気になっていた建物がありました。そこが先月末よりレストランとして営業を始めましたので、中も覗いてみたいし、食べ物も気になるし・・・ということでご訪問。外観は大きな屋根のモダンな感じもある古民家然。中も、しっかりと古材を使った古民家風でした。ダッチウェストの薪ストーブ、スモールコンベクションヒーターがお出迎えです。炉台はシンプルに耐火煉瓦を敷いただけですが、良い感じなのでアイデアいただき!(笑)メニューはコースのみ。オードブルとしてサラダなど。次にお豆腐の肉みそかけと白和え。そして写真の自家製天然酵母による石窯パンのピザと、えのき茸のポタージュ。モチモチさくさくの自家製パンは、これまた自作の石窯で焼かれているらしく、パンだけを買いに来たお客様も、私たちの食事中だけで3組ほどいらっしゃいました。メインはチキンのソテーとハンバーグから選べます。もちろん一つずつ頼んで両方味わいました。合鴨農法の無農薬米はおかわり自由。この後デザートとコーヒーも付いて1,575円はお得感があります。安心の出来る材料を使い、丁寧に作ってあるな~という感じ。美味しかったです。ただ、ご夫婦二人でやられているために料理はゆっくりと出てくるので、時間の余裕がない時には避けた方が良いです。ゆったりとした気分で味わいたいですね。建物について。立派で丁寧な作りでした。テーブルは3mはあろうかという長さの杉の一枚板で、藁スサ入りの塗り壁も良い感じ。ガラス1枚の幅が2m近い木製建具のサッシも、周囲の景色を横長に切り取ってゆったりとして素敵でした。ただ玄関引き戸やシングルガラスのサッシ建具などは、昔ながらの作り方のために気密断熱は施されておらず、薪ストーブが焚かれているにもかかわらず隙間風が多くてかなり寒かったです。ま、今日は特に寒い日だったということもあるけど。うちはもうちょっと(いや、相当にか)気密が効いていると思うので、薪ストーブの暖かさも存分に味わえると思う、いや思いたいなぁ(^^;;。