建て方第二日~その3

おっとぉ~、ここで建築士W氏の登場です。超多忙にもかかわらず、現場まで来てくれました。当人は「お弁当ば食べたかったけん来た」と言ってましたが(^-^)。チェック後、なかなか良い感じで出来てますね、とのこと。同感です。お弁当を食べたあと、1時半からは某社で会議があるとかで、風のように立ち去られました。本当に忙しい人です。売れっ子って大変ですね。次の作業は、屋根を張るための屋根垂木の施工です。2×6材の端の部分は、屋根勾配に合わせて斜めカットして、登梁の上に釘打ちしていきます。このあたりから、いよいよエアネイラーなども活躍しだして、住宅建設現場らしくなってきました。南側の垂木は1.2m程張り出しており、この深い軒の出で日射を遮蔽します。ちょうど今日のお昼頃でも、室内に日が射すことはありませんでした。8月末頃には、太陽の南中高度がもっと低いために日が射すと思いますので、何らかの日射対策を考えなければなりませんね。お昼休みに入りました。上棟と言うことで、大工さん8名、クレーンの運転手さん、空楽のお二人と我々夫婦の合計13人分、お寿司屋さんよりお弁当を取りました。傷みの早いお刺身などの食材は入れられませんし、割と安い弁当にしたので、量が少ないかな、ちょっと豪華さが足りないかなと思い、別途鉢盛りも取りました。ところがお弁当がもの凄く豪華、かつ量が多くて、鉢盛りには誰も手を付けませんでした。食ってたの私だけ(^^;;。東京塚の松万さん、美味しかったです。休憩中に上を見上げると、屋根のない視界の先に青空が広がって、とても不思議な気分でした。屋根がないのも良いものだなぁ(爆)。休憩終了。午後の作業に移りました。垂木と梁を、「ハリケーンタイ」で緊結しています。台風の多い九州ではもちろんのこと、木造家屋には必ず付けておきたい金物ですね。特に軒の出が深い我が家、受ける風圧も相当なものでしょうから。垂木の施工中に、板金屋さんが屋根の防水工事にやってきました。ウチの屋根は2寸勾配のため、ガルバリウム鋼板の瓦棒葺きです。下地のルーフィング材は、七王工業製『モラサン2号タック付き』のようですね。説明文によると、「緩勾配(3寸以下)の屋根下葺によく使用」するとのことですから、我が家にはピッタリの材料でしょう。

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