床合板敷き込み

1階床下の施工が大体終わり、防蟻処理をする段階が来たため、床合板を敷き詰めることにしました。

2×4ですと、各階の床が出来た上に壁が立ち上がっていくのですが、KESは柱を建てた間に2×4材の壁が入っていきますので、柱と当たる部分の床合板を切り欠いてやらねばなりません。120mm角の集成材柱に合わせて、少し余裕を見た65mmと125mmの切り欠きを入れていきます。隙間が出た部分は、気密テープで塞がないといけないでしょうね。

壁の構造用合板(OSBボード使用)を貼るまでは、柱だけですとやはり多少の歪みが出るために、仮筋交いが入れてあります。その関係上、完全に合板を敷き詰めることは出来ないのですが、一応全部の切り欠きが入れ終わって、千鳥上に配置したところで、防蟻処理をお願いすることにしました。

用事があったためにこの時点で帰りましたが、おそらくこの後に防蟻薬剤を床下に散布してあると思います。本当は薬剤は使いたくなかったんですけど、杉の根っこなどがゴロゴロしている場所で、白蟻は必ず繁殖している場所ですから、家のことを考えると絶対に処理しておいた方が良いとのことでしたので。週末はお休みして、来週からは床下の断熱材入れに入ります。

井戸が完成しましたが・・・

井戸ですが、櫓も解体され、ポンプの設置が行われていました。もう終わりなんだなと思いながら、自分たちの作業に集中しておりましたが、休憩してふと井戸の位置を見ると、こんな風になって完成しておりました。これって・・・本当に昔ながらの井戸みたい。っていうか 貞子出てきそう(泣)う~ん、古井戸のようにカッコ~ンとつるべが降りていったりはしないで、この中にはポンプが設置してあるだけなのですが、なんでこんなに大げさなんでしょう(汗)。直径は1.3mくらいありますよ。なんかかっちょいいペイントでも施すか、木を植えて隠さないとねぇ。

猿出没

猿が出ました。家の位置から数10mくらいの近くまで来ましたよ。こりゃあ絶対に、畑作っても荒らされるな・・・。しかし、秋のエサが少なくなってきた季節に人里まで降りてくるのは知っていましたが、初夏からこんな近くに出没されると、マジ考えてしまいます。

ガルバリウム屋根施工 その1

毎日の更新が行えずすみません。現場に行って疲れて帰ってきたあとは、どうしてもお酒を飲んですぐに寝てしまうので(笑)、時間があるときにまとめて更新することになると思います。色々と買い出しを済ませて昼前に現場に着いたときには、板金屋さんによるガルバリウム屋根の施工が行われていました。梅雨前に金属屋根まで葺くことが出来て、これで安心度が増しました。瓦棒葺きという葺き方ですが、すでに全体に芯となる木材とガルバリウム鋼板が敷かれ、吊り子で垂木に固定されており、次にキャップとなる金属板の加工が行われるところでした。写真は、金属加工の機械です。できてきた、キャップ部分の金属板です。機械のローラーを通る間に、こんな風に加工されていきます。おもしろいです。位置をしっかり合わせて通すだけですから、言ってみれば「技術は要らない、金さえあって機械が買えれば」って感じでしょうか(失礼)。世の中どんどん便利になって、昔ながらの何年もかけて身につけた技術というものは、どんどん廃れているのかもしれません。まあ、手で加工するより全然早いし、技術のバラツキによる出来の悪さもなくなるのでしょうから、良いことなのでしょうね。屋根に登ってみると、もうすでにここまでは作業が行われていました。あとはキャップを被せていくだけ。被せたキャップ、まずは端の方を手締めしていきます。専用の道具でよいしょよいしょと。

ガルバリウム屋根施工 その2

これが、その専用の道具。次に、電動の機械を使ってかしめて行きます。電動ですから早い早い。すーっと走らせていくだけです。ただし結構重いようで、下まで行ってから戻ってくるときが、二人がかりで持ち上げて大変そうでした。ガルバリウム鋼板の屋根が完成しました。北側の下屋部分はまだ施工されていません。外壁との取り合いの関係上、もう少し後での施工になるようです。それに、現在の鉄鋼需要の影響で、材料となるガルバリウム鋼板も手に入らないそう。その状態で、メインの大屋根部分だけでも梅雨前に施工して頂けたので、よしとすべきでしょう。角度をかえてもう一枚。金属屋根は雨音がうるさいそうなのですが、まだ雨に降られていないのでよく分かりません。一度雨降りの日にも訪れてみる必要がありますね。かなりうるさかったら、断熱材の施工方法など、よく考える必要があるかもしれません。でも、外を見るまで雨が降っていることが分からないような家よりも、うるさくて眠れないような程度でなければ、自然の動きを感じられる家の方が良いと思います。全体では、このような感じになりました。どうでしょう?