外壁枠取付け

いよいよ外壁枠の取付けにかかりました。

KES構法の場合、柱と柱の間に2×4材で作った外壁枠をはめ込んでから、柱も外壁枠も含めて、外側からOSBを張付けて強度を出します。挨拶のところに書いてある手順とは、少し順番が入れ替わっています。

入れ替わっているのは床合板の釘打ちですが、なぜかというと、仮筋交いが邪魔をしてすべての合板を並べられないのです。床の合板には実(さね)加工がされているため、後で一部分だけはめ込むと言うことが難しく、結局外壁を貼って仮筋交いが必要なくなってから、床合板を釘打ちすることに変更しました。うらめしや仮筋交い。

2×4材から寸法に合わせて材を切り出し、CN90釘で枠を組み立てます。その後、柱と柱の間に枠を入れ、再度CN90で柱や床(スペーサー)に打ち付けて固定します。

写真は、柱間910mmの部分に2カ所外壁枠を入れてみたところです。柱と外壁枠とは、厚みに段差がありますが、今回は真壁づくりのため、この段差の部分に石膏ボードをはめ、ボードにはホタテ貝塗料を塗ります。最終的に、石膏ボードと柱の間には18ミリくらいの段差(チリ)が出来ます。

明日から段々と梅雨らしい天気になってきそうです。今日は養生してあった2×4材を、必要な分量だけ室内に運び込み、明日からの天気に備えました。外壁枠作り、このペースだと、ずいぶん期間がかかりそうです(苦笑)。

合併処理浄化槽説明会

合併処理浄化槽ですが、南阿蘇村では、補助金の形ではなく、村(の指定契約業者)による浄化槽の施工とメンテナンスに対して村民が一部経費を負担する形で、普及促進が行われています。ということで、今日はその説明会に行ってきました。通常、浄化槽を業者に対して設置工事依頼すると、結構な金額がかかります。今回お願いする村による施工では、工事時に一部負担金として150,000円と、月額4,200円(税込)の使用料(以上5人漕の場合)で浄化槽の取り付けが出来ます。これを安いと見るか高いと見るかは色んな判断基準があるでしょうが、ブロアーの故障時などにも費用がかからない(使用料から充当される)し、村の監督責任もありますから、安心感がありますね。説明と質疑応答など、1時間ちょっとで説明会は終わりました。来週月曜日には、測量に来てくれるそうです。大きな金額が出ていくことは出来るだけ避けたいため、私にとっては、この村の政策は有り難いです。