いよいよ外壁枠の取付けにかかりました。
KES構法の場合、柱と柱の間に2×4材で作った外壁枠をはめ込んでから、柱も外壁枠も含めて、外側からOSBを張付けて強度を出します。挨拶のところに書いてある手順とは、少し順番が入れ替わっています。
入れ替わっているのは床合板の釘打ちですが、なぜかというと、仮筋交いが邪魔をしてすべての合板を並べられないのです。床の合板には実(さね)加工がされているため、後で一部分だけはめ込むと言うことが難しく、結局外壁を貼って仮筋交いが必要なくなってから、床合板を釘打ちすることに変更しました。うらめしや仮筋交い。
2×4材から寸法に合わせて材を切り出し、CN90釘で枠を組み立てます。その後、柱と柱の間に枠を入れ、再度CN90で柱や床(スペーサー)に打ち付けて固定します。
写真は、柱間910mmの部分に2カ所外壁枠を入れてみたところです。柱と外壁枠とは、厚みに段差がありますが、今回は真壁づくりのため、この段差の部分に石膏ボードをはめ、ボードにはホタテ貝塗料を塗ります。最終的に、石膏ボードと柱の間には18ミリくらいの段差(チリ)が出来ます。
明日から段々と梅雨らしい天気になってきそうです。今日は養生してあった2×4材を、必要な分量だけ室内に運び込み、明日からの天気に備えました。外壁枠作り、このペースだと、ずいぶん期間がかかりそうです(苦笑)。