南側軒天張り

朝からは、トイレ部分の間仕切り壁を作りながら嫁さんの到着を待ちました。二人揃ってから、先日から先行して塗っていた軒天材を、南側より張り始めました。軒天ですが、破風(正確に言うと鼻隠し)には溝が掘ってあり、そこに軒天材を突っ込んでから釘で留めていきます。まずはその溝に収まるように、軒天材をトリマーで加工します。溝に合うように加工出来たら、垂木に釘留めしていきました。東西方向に10m以上ありますので、とても1枚板ではまかない切れません。相じゃくり加工の杉板ですので、隣の板との間には隙間を空けて、目透かしで張っていきます。均等に間隔を空けて行くには、板と板の間の部分に欲しい間隔分の太さをもった釘を仮に打っておいて、その釘に押し当てながら張っていくと上手く行きます。白い塗装をした板は、張っている間に付いた汚れがどうしても目立ってしまいます。色も白というよりはピンクっぽく見えてしまい(赤み勝ちな材ですから仕方がない)、あと何回かは塗り重ねないとダメのようです。昨日下ろしたユンボの代金を支払いに、お隣Hさんの所に行ったところ、思わぬ歓待を受けてしまって(揚げたての天ぷらや、よく油が落ちてサクサクの鶏皮串など。ご馳走様でした)作業自体はあんまり進みませんでした(言い訳)。成果は南側の半分です。この作業は一人では出来ないので、嫁さんが来られた日に集中してやらねばなりません。早く足場は外したいけど、まだまだ作業は山積みです。

洗面所・キッチン間仕切り壁作り

朝、目が覚めると、もの凄い風が吹いている、ここ現場。今日は外壁をやるつもりだったのですが、天気が良いとはいえこの強風の中で足場に登るのは危険そう(^^;;。なんで予定を変更して、1階洗面所とキッチンの間仕切り壁を作りました。写真は洗面所側からキッチンを見たもの。このように壁がつきます。右側の空いているところは、鴨居(?)はつきますが、そのまま通路になります。この間仕切り壁ですが、先日の2階のものなどとは違い、洗面所側が大壁となっています。大壁と真壁。真壁は、今まで作ってきたほとんどの部分がそうでしたが、柱を見せた仕上がりとなるため、間仕切り壁(間柱)は柱より引っ込んで取付けます。大壁は柱を隠してしまう仕上げとなるため、間仕切り壁と柱が並んだ状態になっています。実はこの真壁と大壁の取り合いというのが大変で、あーでもないこーでもないと悩みながらやっています・・・。洗面所とユニットバス間の間仕切り壁です。ここも大壁となっています。ここに分電盤がつくんです。そうすれば!家中に灯りが!ガスが!水道が!使えるようになります(^^;;;;。「取り合いが・・・わ、わからん!」と悩みまくって、途中までしかできていません(汗)。洗面所と、隣接するトイレの扉は引き戸となっており、これまた頭を悩ませる要素の一つとなっております、ハイ。夕方には風も凪ぎ、気持ちの良い青空が広がりました。色温度が低めの青空と、外壁の色が良いコントラストではありませんか?(^^)ユンボの支払いのために、銀行へお金を下ろしに行く必要があったので、5時には仕事を終えて高森へ。帰り道、まだ明るいうちに旧白水村の温泉「瑠璃」へ行ってくつろぎました。泊まり込みが続いていて疲れもありましたが、ゆっくり休養出来ました。

ユンボ来る!

ユンボが来ました!以前から欲しかったんです、ユンボ。何しろ面積だけはだだっ広く(2400坪程ございます・・・)、しかし平坦なところがほとんど無い、我が土地。以前に荒造成はしてもらったものの、やはり徐々に「ここをこうしたいなぁ」などという思いも募り・・・。でもユンボって高いんです。中古でも80万くらいするし、新車だと数百万!とても買えません。幸いお隣のHさんがもっていらしたので、いずれ貸して頂こうと思っていたのですが、そのHさんがユンボを手放すことになったので、チャンスとばかりに譲って頂くことにしました。お安く(と思う)譲って頂くことが出来ました。ありがとうございま~す。コマツ製のあまり大きくない機種ですが、詳しいことは全然分かりません(^^;;。簡単な操作レクチャーを受けましたが、あとは慣れていくしかないでしょう。私有地内での使用に限定していますので、免許も要らないですし。家が一段落したら、じゃんじゃん掘り返すぞ~(笑)。今日の作業は、一昨日に続いて軒天材の塗装をしました。どうも欲張って厚く塗ったせいか、乾きが遅かったりムラが多かったり・・・。塗装に関しては、嫁さんの方が上手でした。またこのVATONは、自然塗料ということで植物油が使用されており、乾きが遅い原因の一つのようです。使いやすさと安全は、なかなか両立が難しいですね。

軒天材塗装

今日は好天だったのと、東京芸大に行っているホルンの後輩であるH少年が帰省していて、手伝ってくれると言うことだったので、軒天の材料を塗装することにしました。軒天に使うのは、秋田杉の相じゃくり材13mm厚。幅は165mmもあり、基本的に源平(心材と辺材混じり)で赤み勝ちなので(真っ白けっけ辺材オンリーの板もたまにある)、屋外で使うにも悪くない材料だと思います。何より、まず安いことで購入しました。塗料は、今回は大谷塗料製のVATON(バトン)のホワイトを使用しました。ヤフオクで16L缶を15,700円にて購入。塗った感じですが、非常に粘度が低くて良く伸びます。臭いもほとんど感じない程度で、キシラデコールよりも塗りやすいです。艶はほとんど無く、木目を塗り潰してしまうこともなくて好印象です。屋内の塗装用にも使えるそうです。耐候性はもちろんまだ分かりませんが、結構気に入りました。ただし、防虫・防腐効果は無いそうです。黙々と塗ってくれている、H少年です(^^)。よく働いてくれました。どうもありがとう!ギャラが昼飯だけで申し訳ない。VATONですが、屋外用塗装の場合は2度塗り推奨のようです。今回は、裏面への1回塗りと、表面への1回目の塗りを施しました。表面には、塗りムラを無くすためにも後日もう1回塗ろうと思っています。刷毛は、我が家の定番(笑)、100円ショップのものを使いましたが、多少毛が抜けやすい気はしますが、問題ないと思いました。1度塗りが終わった表面の様子です。この調子で、55枚の材料を塗装しました。軒天に必要なのは75枚程度ですので、もう2日ほどもあれば塗装は出来るでしょう。軒天に張ったあとで塗る手もあるのですが、今回の杉材はどうも乾燥が不十分であったよう(張ったあとで塗った場合、乾燥時に収縮した場合に隙間が透いて、未塗装部分が見えてくることがある)なのと、VATONは粘度が低く垂れやすいと思われるので、事前に塗る方が正解だと思いました。少しだけ残ってしまっている外壁材もそうなのですが、この軒天材も早く張ってしまいたいです。

寝室間仕切り壁作り

昨日も書いた、寝室の間仕切り壁を作りました。間仕切り壁作りは初めてです。KES構法はツーバイ材を使うことが多いのに、間仕切り壁の施工はあとで構わない、ツーバイフォーとは異なったやり方です。初めてとは言っても、同じような壁は外壁の下地として柱の間に収めてきたので、大して違いはありません。ただ違うのは、真壁作りとなっているために、「ちり」の部分を考えて壁厚を作らねばならないところ。外壁下地では、120mmの柱の間に89mmの2×4材を入れたので、「ちり」は31mm。これに12.5mmの石膏ボードを張ってから、施工厚3mmの珪藻土を塗るので、実際の「ちり」は約15mmとなります。でも間仕切り壁では、両側真壁作りだと、120(柱の厚み)-31(片側の「ちり」)-31(反対側の「ちり」)ということで、壁厚は58mm。89mmある2×4材を、58mmに加工しなければなりません。これが面倒でして、材を切り出す度に大量のおがくずと格闘しなければなりません(^^;;。ま、それさえ耐えればどうといったことのない作業ですけれど・・・。写真中心に見える部分には、真ん中の補強が入っていませんが、ここにはポリカーボネート板で作る飾り窓を取付けるつもりなので、現在はまだ後回しにしてあります。以前に外壁下地として作ったのは、昨年6月頃だったと思います。素人大工が始動して、ほとんど最初期の作業でした。そのころからすると、自分自身で「上手くなったよなぁ」と感心しきりです(^^)。