階段の踏み板は、ささら桁に頭からネジ留めしてあります。当然ネジ頭が見えるわけで、当初から埋木をするつもりで処理してあります。その埋木処理を行いました。踏み板と同じ米松集成材の材料から、出来るだけ木目の似た部分を選んで、埋木ダボを作る専用の工具でダボを切り出します。出来たダボに接着剤を着け、ネジ頭部分を隠すように埋め込みます。接着剤が乾いたら、ノコやサンダーを使って平滑にして完成。写真は一番出来の良い部分。離れて見たら、埋めてあるのも分かりません。それ以外の部分は・・・まあ埋めてあるなと(^^;;。この写真の左上、階段の一番上になる部分をご覧いただくと、なんか変な処理になっているのが分かると思います(汗)。これは、建築士さんから階段の図面を頂く前に2階根太組みを作っていて、「なんじゃこりゃ?全然作り方がわからんぞ?」となり(笑)、急場凌ぎで適当に作ったからです(爆)。その後ちゃんとした図面が出来てきたので、ようやくちゃんと図面どおりに作り直すことにしました。詳しくは省略しますがw、結果として出来たのは写真のような感じ。階段側から見るとこのようになりまして、踏み板と蹴込み板が付けば階段上部はすべて完成です。あ、根太受け金物が見えてしまうので、その処理もしないといけませんね。下から見ると、このように受けてあります。2×10材2枚を梁と梁の間に金物で渡し、そこにさらに、元々2階床合板を受けていた2×10の根太を受けるようにしました。さて階段の上部は出来たので、今後は階段下部のささら桁を作らねばなりません。化粧(ささら桁がそのまま現しになる)なので、以前作ったささら桁よりもなお一層の精度が求められます。端が欠けたりしても見苦しいしね。材料費も桁外れに高いので、慎重にやらねばです(^^;;。